本日このブログで書きましたが、見事に外れました。
なんと、韓国がGSOMIAの延長を決定したとのこと。
韓国政府は本日(22日)、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)について、延長すると報告してきました。
当初韓国は、破棄する方針であったのに。何があったのでしょうかね。
そもそもの発端は
2018年10月、韓国の最高裁が、元徴用工に対して、日本企業の賠償支払い請求を承認しました。
この判決が出てから、それまでも徐々に悪化が続いていた日韓関係が、これを機に一気に悪化の一途をたどることになりました。
GSOMIAは
この協定は、北朝鮮の核開発や随時行っているミサイル発射などの情報を、日韓間で直接やりとりするルールを定めるものです。
韓国は、2019年8月23日に日本に破棄を通告してきました。
この通告は、撤回されない限り、2019年11月23日の午前零時に失効される予定でした。
韓国の今までの主張は
韓国は今まで、GSOMIAの延長は、日本が行っている対韓輸出規制の見直しが必要だと主張していました。
文大統領も、「安保上信頼できないという理由で輸出規制措置をとった日本と軍事情報を共有するのは困難だ」と語っていました。
この姿勢は、直前まで貫かれていました。
私も、この方針はもう変えないだろうと思っていました。
今の与党を支持している国民は、GSOMIAの延長を認めていないからです。
ではなぜ?
それは、アメリカからの強い要望以外ないでしょうね。
アメリカは今月の14日に、エスパー国防長官を韓国に派遣しています。
その場では、強くGSOMIAの延長を求めると同時に、来年の在韓米軍駐留経費をめぐる米韓協議で、多額の負担を韓国側に求めたとの報道がありました。
韓国は強くアメリカに反発したようですが。
まぁ、しかし、今回は韓国側が折れましたが、韓国国内は混乱するでしょうね。