私は本を読むのが好きで、暇があれば本を読んでいます。
基本的には小説を読んでいます。
ジャンルはミステリー、ビジネス関係、警察関係などなどです。
少し、読んだ本について私視点ではありますが感想を書いていきたいなと思います。
不定期ですが、よろしくお願いします。
今回は、湊かなえさんの「豆の上で眠る」です。
推理小説なのか、いまいちジャンル的にはわかりませんが、どんでん返し系ですね。
内容は難しくなく、後半少し考えながら読みますが、最初から中盤までは、特にだらだらと物語が続くという感じですね。
説明 注!ネタバレ
概要はというと。
小学校1年生の時に、主人公の結衣子の2歳上の姉である万佑子が行方不明になりました。
県外で起こった、行方不明事件もあり、警察も必死で捜索しました。
のちに見つかった万佑子ですが、両親とは異なり、違和感を感じる結衣子。
この違和感はどこからくるのか。
という物語です。
きちんと最後には、解決されます。
それはいいのですが、読んでいた時の違和感。
うーん、両親はなぜ。。。
読んだ時の感想
本屋でなにか面白そうな本を探していて、店頭に置いてあったこの本を見つけました。
この違和感はなにかというのに非常に気になり、購入しました。
読んでいる途中で、夏休みになり、結構中断しました。
他の本と異なり、夢中で読むという感じにはならず。
また、途中でやめていても、ストーリー的に難しくないため、すぐに思い出せるようなシンプルな感じです。
夏休みも終わり、通勤電車の中で読み始めましたが、何か文の中にヒントがあるのではと、ゆっくりと読んでいたため、量の割には時間がかかった方かもしれません。
どんなに分厚くても夢中になれる本は、少しの時間でも見つけて読みますから。
この本はそういう夢中にさせるという感じはしないのですが、不思議と途中で読むのを辞めようというのはありませんでした。
最後にどういう結末があるのかを知りたいと。
殺人とか、もっと強烈な秘密めいたものではなく、なんか日常にありそうな感じですが。
最後には、これは日常ではなかなか起こりそうにない、小説ならではの結末を用意してくれています。
最後の最後の締めは、もう少しあってもよかったのかなって思ったりもしますが。
その後、どんな感じになったのかなって。
読者のご想像にお任せしますって感じなのかな。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:4
結構自然な感じの文章です。
展開も早いような遅いような。
◆意外度
意外度:3
2段階ドッキリのような。
1段目は、少し想像していたような。
2段目は、それを補うような感じ。
◆夢中度
夢中度:2
途中で投げ出すような、そんな感じではないけど、次はどうなる?って気になるほどでもなかったかな。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:2
すっきりしたって感じはしなかった。
少し、最近読んだ中では、パンチがなかったかな。
少し前に読んだ、「代償」(伊岡 瞬)の方が、読んだ後のパンチはすごかったな。