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中学受験が終わったのかな~なんか受験制度ってかわらないのかな

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友達のお子さんが、中学受験したそうで。

で、合格したと聞きました。

いやー、本当に良かったですね。

心から「おめでとう!」って言いたいです。

しかし、何か思いますね。この受験ってどうにかならないもんなんですかね。

 

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受験制度

そりゃ仕方ないのはわかりますが。

でも、受験に向けて一生懸命頑張っている子供たちを見ると、この姿を見て、合格する人と不合格の子が生まれるというのが非常に悲しい気がする。

まだ小学生ですよね。

一生懸命頑張っているこの努力は、将来必ず報われる。

そりゃ、まだ要領を得ないで空回りすることもあるだろう。

なかなか頭に入ってこないで、悩んでいる子供もいるだろう。

しかし、それは徐々に大きくなるに従い、要領を得て自分のスタイルで勉強できるようになり、成長できるようになるはずだ。

しかし、テストの点数でふるいにかける。

何ともやり切れない。

 

これは感情論と言うのもわかる。

学校側からすれば、来たい人みんな入れるわけにはいかない。

日本の企業と同様、入ってくるときにふるいにかけて、入ってきた人は大切にする。

そういう文化であること。

 

しかし、それは逆にした方が良いのではと思ったりします。

 

希望する学校には、ある程度答えて入学させてやる。

しかし、学校の授業方針や目指す学力レベルは落とさない。

従って、学校に入って一生懸命勉強しない子は、他校に転向する。

もちろん、一生懸命頑張る子には、サポートはする。

A校はみんなが目指す進学校

B校は、それよりも少し落ちる学校。

A校はみんな入学を希望するので、1年生は、300人いました。

それに比べてB校は、1年生は100人でした。

しかし、A校に入って一生懸命勉強しなかった学生は、B校へ転入します。

(もちろん、A校での学力をもとにC校とかD校と転入先は変わる。)

従って、2年生の時には、A校は200人。B校は、200人。

更に3年生の時にも転入があり、A校は100人となり、B校は300人となる。

 

一生懸命勉強し、入学しても一生懸命勉強する子は、そのまま希望校であるA校に残ることができる。

 

とは言ったものの無理でしょうね。

そもそも生徒の数がこんなに上下するのに、教室の数とかいろいろ制約もあるだろうし。

一生懸命勉強しても付いていけない子を他校に転入させること自体、その生徒にかなりひどい思いをさせることになる。

もっと多くの学校で同時にやる必要もあるし、様々な考えからこの方式が良くないと思う人もいる。

私もこんなことを書きつつも、絶対無理だろうなって思ったりもする。

 

悲しいけど、試験と言う手段で入学の段階でふるいに落とさないといけないのだろう。

 

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大人の意識も変える

子供の頃の失敗は、いい面もあれば悪い面もある。

いい面は、それを経験として役立て、次同じような失敗を起こさないよう注意することができる。

受験の失敗も、悔しいというバネに変えて次頑張るぞ!っていう意欲に変えることもできる。

悪い面は当然それで落ち込んで、トラウマになり、自信を失う事。

子供にとってこれが一番怖い。

大人と比べて精神面で弱いから。

大人でも一度の失敗でへこたれる奴がいるからな。

 

しかしそんな時は大人がしっかりとフォローすることが大切だ。

この先どんだけ長いか。

今の失敗は、実は失敗でも何でもない。

まだチャンスはたくさんある。

高校入試もあれば、大学入試もある。

大学入試で失敗しても、好きな道に進める方法はいくらでもある。

何度でもチャレンジできるということをしっかりと教えることだ。

これは今の大人にも言えることだと思いますね。

チャンスはあるし、田舎に行けば人手が足りなくて困っているところはいくらでもある。

田舎だと食費も安いし、家賃も安い。

チャンスはいろんなところに転がっている。

 

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ゴールを明確にすること

大切なことはゴールを教えてやることだと思っています。

ゴールって何か?

最終ゴールは、幸せな生活を送ること。

では、幸せな生活を送るにはどうすればよいか?

いい会社に入って、好きな仕事をすること。

ではいい会社に入るには?

いい大学に入ること。もちろん、好きな仕事によりそれが大学だけとは限りませんが。

いい大学に入るには、いい高校に入ること。

と、ゴールは身近になっていく。

 

しかし、最近の親は、この最終的なゴールを忘れて、すごく近くのゴールしか見えない人が多い。

例えば、中学受験や、高校受験。

学校に合格すること自体が目標になっているケースが多い。

その為に猛烈に勉強させ、他のことをおざなりにする。

試験勉強だけさせて社会勉強をさせない。

スポーツ自体を禁止している場合もある。

これは本当に将来のゴールにとってプラスになるのか。

 

極端な話で言うと、猛勉強の末希望する中学に入学したとする。

しかし、極端な受験対策のため、本来授業で得る学習をおろそかにしたため、中学に入り授業についていけず落ちこぼれるというケースもある。

 

こういうのって本末転倒だと思いますよね。

しかし現にそういうのってあるんですよね。

大学生でもそんな人が多い。

希望する大学へ入るのがゴールになっていて、社会性が欠けた状態で企業に入り、打ち解けないで退職する。

日本の出身大学なんて、価値があるのは新卒の一回限りですからね。

もちろん大学で能力を身に付けた人は、その後それを活用して活躍できる人もいるでしょうが。それは少数でしょう。

 

やっと希望する大学に入っても、それで気が緩み、事件を起こして退学になる人。

いったい本来の目的はなんだっていう感じですよね。

 

でも本当に多いですよね。

本来のゴールが明確であれば、そんなことにはならないのに。

今何をしないといけないのか。

何をしたらいけないのかがわかればいいのに。

 

大谷選手は、自分のゴールをはっきりと決めていました。

あのゴールを書いた紙を見た時には本当にびっくりしました。

ビジネスでも活用できるものです。

あれ、調べたら「マンダラチャート」って言うそうですね。

ビジネスの世界では、少しアプローチの方法が違いますが、フィッシュボーンというのもあります。

これは問題解決のための対策を洗い出していく方法です。

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最終的なゴールがあるから、大谷選手はストレートであの若さで夢を実現することができたんですね。

目標を見失わない。

その為に何をするべきか。

 

いろいろ書きましたが、頑張る子供たちには、本当に明るい未来を見せてあげたい。

大人は本当にそれだけを望んでいるんです。

子供なんだから要領の悪い子もいるし、多少呑み込みの遅い子もいる。

しかし、それをたかが点数で評価するって、どうしても納得できない。

もちろん大人の事情もわかるんですが。

もっと考えてもいいんじゃないでしょうかね。

お隣の韓国の過激な受験戦争を見ると、日本も少しづつそっちに向かっているようで本当に怖いです。

 

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