沖縄の米軍基地として使われている土地「軍用地」。
今井絵理子議員も保有しており、賃料が入ってきているという話も聞きます。
また、沖縄の軍用地保有者が、賃料をもらい東京で生活しているという話も。
この軍用地は、一般の人でも不動産市場で買うことができるそうです。
軍用地投資
軍用地投資では、日本政府が米軍に基地を提供する義務を負っているため、土地の賃貸借契約を結んで、地主に使用料(地料)を支払います。
まぁ、当然米軍が支払うため、滞納はありません。
また、上に基地があり、基地の管理は米軍が行うので、土地の管理に気を使う必要はありません。
さらに驚くべきことに、この地料は、沖縄県軍用地等地主連合会(土地連)と、政府との交渉により毎年上がることになっています。
そのため半永久的に地料が増えていくことになります。
土地を持っていても、なかなか活用できず税金ばかりとられ、いろいろ気をもむことも多いのですが、この軍用地は非常に地主にとってはいい物件となります。
ローリスク・ミドルターン
軍用地投資は、「ローリスク」で「ミドルリターン」となる投資法です。
リスクが低い分、買った当初は利回りが2%程度と低くなっています。
2%と言うと、もし銀行から融資を受けて、土地を購入した場合には金利も考慮に入れる必要があるため、利益が出ない場合もあります。
現金を持っていない状態で購入するのはあまりお勧めしませんね。
現金でって言っても、安いものでは300万円台から購入ができる軍用地もあるようです。
ただ、最近、全国的な軍用地投資のうま味が知られて、売り物件が出ると、あっという間に買われてしまうそうです。
嘉手納飛行場などの返還予定がない米軍基地では、1,000万円以下の価格なら、速攻で買い手が決まるそうです。
沖縄は土地価格が上昇中
国土交通省が発表した2019年の公示地価では、沖縄県の商業地は10.3%、住宅地は8.5%のプラスとなっています。。
これは驚くべきことに6年連続の上昇となります。
住宅地の上昇率は、なんと3年連続で全国トップ。
そのためということもないのですが、軍用地の価格も上昇傾向にあるそうです。
そういうことでかなり競争は激しいようです。
軍用地も即完売となることも多いとのこと。
まず、物件が出たら現地に行き買いたいと!申し出ることが大切だそうです。
行動力が大切だと。
やはりおいしい投資は、なかなか簡単にはいかないようですね。