おぐけんブログ 悠々自適の投資生活を目指して

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FXのスワップ投資はほったらかし投資の王道か~レバレッジが決め手

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FXと言えば、もう世の中的には悪いイメージがほとんどでしょうね。

ニュースでも、FXで損失を出し会社のお金に手を出したとか、借金まみれになり家族離散となったとか。

そんな事件が報道される度に、FXってほんとに怖いなって。

一部でFX出た額の利益を出し、億ションに住んでいる人を特集したりもするが、宝くじに当たった人扱いですよね。

しかし、FXも本来きちんと管理し、リスクを十分理解しながら運用すると、とてもいい運用商品となるんですがね。

 

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金利通貨でスワップポイント狙い

スワップポイントは、2国間の金利差から得られる金利(利益)のことです。

円は低金利通貨ですが、金利通貨を買うと、その金利差を受け取ることができます。

今は高金利通貨と言うイメージが無くなりましたが、以前では豪ドルやNZドルなどはスワップポイント狙いで、日本人に良く買われていました。

金利通貨としては、南アフリカランドや、トルコリラが有名ですね。

トルコリラなんて、金利がすごく高いですからね。

結構不安定ですが、人気があるようです。

注意が必要なのは、金利が高いというのはそれだけリスクがあるということです。

リスクが高いから、買われない。

だから金利を高くして魅力を増しているというわけですからね。

FXはこのように、売買差額で稼ぐ方法と、スワップポイントで稼ぐ方法の2つがあることを覚えておく必要があります。

 

 

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スワップポイント投資の注意点

スワップポイントで稼ぐためには、長期保有が必要です。

上がったからと言ってすぐ売っていたらスワップポイントは貯まりませんし、高い時に売ると次に購入しようとしても高値つかみとなってしまいますからね。

為替は日々変動しています。

特に高金利通貨と言うのは変動幅が大きいのが特徴です。

下がるときには本当にえぐいほど下がります。

ではそのような時にどうすればよいのか。

基本は何もしないということです。

では、何もしないでいるためには。

レバレッジを低く抑えておくことです。

FXっていうのは、レバレッジをかけることができます。

日本では、現時点で25倍までかけることができます。

ドルを1万ドル購入するのに、通常110万程度必要です。

しかしレバレッジをかけると、25倍だと4万5千円程度で購入することができます。

しかしこのレバレッジは非常に危険です。

変動幅も25倍で動いているのとほとんど同じです。

もし購入時よりも下落した場合、あっという間にロスカットされてしまいます。

 

元本があっという間に30%程度まで減ってしまいます。

これでは長期保有ってことが非常に難しいです。

下落するたびに、保証金をいれてロスカットしないように気を付けていないといけないからです。

これは非常につらいことです。

だから、スワップポイントで長期保有する場合には、レバレッジをかなり低くする必要があります。

それはもちろんレバレッジ1倍が理想ですが、それはなかなか難しいです。

従って、せめてレバレッジ2~3倍程度で運用するのがいいのではないでしょうか。

 

先ほどの例で、アメリカドルの話をしましたが、通常110万程度必要なのが、レバレッジ2倍だと、55万円用意すればよいということになります。

 

アメリカドルだと、1万ドル保有していると、1日当たり約50円前後のスワップポイントがもらえます。

1か月だと、50円*30日は、1,500円となります。

年間で50円*365日で、18,250円となります。

レバレッジ1倍だと、運用利回りは、1.65%となります。

レバレッジ2倍だと、運用利回りは、3.3%となります。

 

リスクが上がるほど利回りは高くなるということです。

レバレッジ1倍が安全だけど、利回りは低くなります。

それよりはレバレッジを2倍にし、差額の55万円をほかに投資したほうが効率的だと思います。

 

 

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南アフリカランドスワップ運用

私はずっと南アフリカランドスワップ投資をしています。

もう本当に7年以上にはなるでしょうかね。

この南アフリカランド、日本人に結構人気があります。

金利通貨ですからね。

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正直今まで痛い目に何度かあってきました。

泣きたい時も何度もありました。

しかし思い起こせば自分の勉強不足からくる失敗ばかりでした。

痛い目に合っても、何度もチャレンジしてきたおかげで、今はかなり仲良くなれたと思います。

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今は、レバレッジを2~3倍の間でキープし、大幅に下落しても安全なくらいの保証金を入れて運用しています。

運用利回りは、大体9%程度としています。

他の運用商品よりもはるかに高利回りとなっています。

基本ほったらかしです。

引き出したりもしません。

 

但し、将来的には、やはりまだリスクとしては高い方なので、少しづつ保証金を引き出し投資信託や、株式投資の配当運用に移していきたいと考えています。

目標は保証金を全て払い出し、スワップポイントだけで運用できる状態にすることです。

この状態は、リスクがゼロでスワップポイントをもらい続けることができるということです。

 

リスクヘッジの方法

レバレッジを低くするというのも当然リスクヘッジの一つです。

FXのスワップ投資には、他にもいくつかリスクヘッジの方法があります。

私自身それ以外のリスクヘッジはしていないため、詳しくありませんが、どういうものがあるかと言うのは調べました。

詳細については別途調べていただくとして、どういう方法があるのかということだけここで説明させてもらいます。

 

逆相関にある通貨を購入

これはわかるんですが、意外と難しい。

難しいというよりは、理論はわかるが逆相関通貨はないというものでした。

逆相関通貨がなければこのリスクヘッジは成り立ちません。

上げておいてこのような結論になってしまいましたが、FXだけでなく株式投資では普通にやっている人は多いのではないでしょうかね。

 

異なるFX会社でロングとショートの金利

スワップポイントと言うのは、買い(ロング)の時には、金利差としてもらえますが、売り(ショート)の時には、逆にひかれることになります。

この売りの時のスワップポイントと言うのは、通常ロングで得られるスワップポイントよりも大きいです。

 

しかしこのスワップポイントと言うのは、FX会社によりいろいろ変わってきます。

よくネットや雑誌でもスワップポイントの比較を行っているところがあります。

 

そこでそのスワップポイントのFX会社での差を利用したリスクヘッジ

ロングのスワップポイントよりも低いショートのスワップポイントのFX会社で反対ポジションを持つ。

その差額が利益となります。

例えば、A社のロングスワップポイントが130円。

B社のショートスワップポイントが110円。

その差額は20円。

万が一大きく下落しても、ショートの方はプラスになります。

為替変動分は、相殺されます。

 

とまぁ、本来130円そのまま貰えるのをわざわざ20円まで落とすか。

ちょっと自分ではやらないなって思いますね。

 

 

まとめ
(1)FXはスワップポイントで長期運用すればリスクはかなり減る。
(2)長期運用のためには、レバレッジは2~3倍程度に押さえておく。
(3)いくつかのリスクヘッジの方法はあるが、低レバレッジを実現していれば他のリスクヘッジは不要。
(4)長期で見るとやはりリスクはあるので、少しづつ他のリスクの低い投資商品に移行する。