日本の高齢化社会は、今後さらに進んでいくでしょう。
老人が元気という事は、とてもいいことです。
孫と遊ぶおじいちゃん、おばあちゃんは古き良き時代の日本を思い浮かばせますよね。
しかし、その反面病院にかよう老人の数も増え、病院も増えると街には調剤薬局が増えます。
コンビニより多い調剤薬局
実は調剤薬局は、全国に約59,000店あるそうです。
この数は、なんとコンビニの数より多いそうです。
コンビニは、全国に約58,000店あります。
調剤薬局には、もちろん薬剤師が必要です。
という事で、薬剤師は仕事が無くなることはないという事になります。
当然、薬剤師は調剤薬局だけではありません。
病院、製薬会社などいろんなところに、その知識・資格を活用する場があります。
例えば、沖縄に住みたいなとか、ちょっとした離島に住みたいとか、まったく新しい土地に住みたいと思った時に、一番の問題は仕事です。
しかし、薬剤師の免許を持っていれば、どこに行っても働くことができます。
本当にすばらしい資格ですよね。
薬学部は、2006年度より6年制になりました。
近年、薬剤師にはより一層高い信頼が必要となり、能力も求められるようになったからです。
薬もどんどん新薬が出てきますから、例え医者の指示通りに出すと言っても、専門的な知識を持つ薬剤師のチェックが必要となります。
薬学部の卒業までには、私立大学でおよそ1,000万円から1,500万円、国立大学では約350万円の学費が必要となります。
薬剤師の給与
その答えは、「医療経済実態調査(医療機関等調査)報告」という公的な資料でわかります。
平均給料が、447万円。賞与は、110万円。
年収は、558万円となっています。
ちなみに医師の年収はというと。
平均給料は、1,276万円。賞与は、180万円。
年収は、1,456万円です。
いやー、医師はもちろんすごいですが、薬剤師も結構いいですね。
「医療経済実態調査(医療機関等調査)報告」の中には、当然看護師の年収も発表されています。
平均給料は、396万円。賞与は、100万円円。
年収は、497万円となります。
平均的といいましょうか、しかし、大変な仕事を考えると、やはり少し安いような気もしますね。
薬剤師になるには
ところで先ほど軽くは書きましたが、実際薬剤師になるにはどうすればよいのでしょうか。
薬剤師になるには国家資格が必要です。
試験を受験するにためには、大学の薬学部で6年間勉強する必要があります。
そして薬剤師養成課程を修了します。
薬剤師国家試験は年に1回、全国の大都市で開催されます。
試験に合格して申請すると、厚生労働省の薬剤師名簿に登録されます。
そして、薬剤師免許が与えられます。
薬剤師の魅力
薬剤師の魅力は何と言ってもどこでも仕事があるということですね。
これがどれほどすごいことなのか。
日本全国当然病院はあります。
その近くには薬局はあります。
今薬剤師は人手不足ですので、どこにっても仕事があるということ。
例えば、2年ごとにいろんなところに行き、薬剤師をして生活するということができるということになります。
今年は沖縄で働いて、次の年は北海道で。
ということも不可能ではありません。
まぁ、家族がいればそんな生活は無理でしょうけど。
子供がいないとできるかもしれませんね。
私は結構島が好きなんですが、ある程度大きな島だと、当然病院がありますから、そこの近くの薬局で働くということも可能です。
ただ、欠員があればということですが。
給料が生活できる程度でいいよっていうのであれば、雇ってくれる可能性もありますよね。人が足りていても。。。
日本のいろんなところで働く。憧れるな。