恥ずかしながらこのブログで延期はあり得ないという記事を書きました。
非常に恥ずかしく思っています。
まさか、このような決断をされるとは。
しかし、日本国民としては良かったかなと。
問題の多さを考えると無理だろうなって思ってましたから。
どんな問題があるのか?
少しまとめてみました。ほんとはもっといろんな問題がありそうなんですが、代表的な問題だけでもと。
会場はどうなる
会場を1年後に確保するというのは難しいです。
既に来年の会場を押さえられている可能性もあります。
その会場を押さえなおすのか、また別の会場を探すのか。
いろんな競技があるので、それを一つづつクリアしていかないといけません。
マラソンは、札幌で開催するという方針は変わらないようです。
また、会場の維持費の問題もあります。
会場を維持するにもお金がかかります。
ほったらかしておくことも出来ませんからね。
警備したり、掃除したり。
定期的に水回りのチェックも必要だろうし。
いざ使う時になって、汚かったらかっこ悪いですからね。
チケット購入した人はどうなる
チケット購入した人は、当然今年の夏、2020年の夏に観戦するという計画で購入したわけで。
来年になると予定が付かなくなる人も出てくる可能性があります。
海外に転勤するとか、子供が産まれて観戦どころでは無いとか。
地方への転勤もあるでしょう。
今は独身だけど、結婚して自分の時間が持てなくなる人もいるでしょう。
払い戻しはどうするのか?
そのチケットの再販はどうするのか?
システムの修正もいるでしょう。
決めの問題と言えばそうですが、いろいろ批判もあるでしょうね。
一生懸命勉強してパソコンで格闘して得たチケット。
また、再販についても手続きが必要となると、またパソコン教室に通わないといけなくなるお年寄りもいるでしょう。
この費用は自己負担ですよね。
選手村の物件を購入した人はどうなる
選手村の物件を購入した人の引き渡しはどうなるのでしょうか?
当然遅れるでしょう。
選手村跡地に出来る晴海フラッグ。
分譲マンション4,145戸や商業施設に整備され、マンションは改修された後に、2023年度から入居が始まる予定でした。
当然遅れてくるでしょうが、それでみんな納得するのでしょうかね。
マンション購入となると、結構計画を立ててるはずですからね。
自己負担とかやっぱり言われるんでしょうか。
日本の、東京オリンピックの為に犠牲になれと言うことでしょうかね。
選手選考はどうなる
これは競技により対応は異なるようです。
一部の競技では選考会はしないと言うことですし、選考会をしなおす競技もあるようです。
1年ですから、かなり技術的に落ちる人もいるでしょう。
1年あればメキメキと頭角を現す選手もいて当然ですからね。
本来選ばれるべき人が選ばれないで、既に落ち目の人を見る羽目になると、観客もたまったもんじゃ無いですからね。
しかし、この夏を目標に血のにじむような努力をして、代表を勝ち取った人もいますからね。
そんな選手に白紙に戻して、再度選考しなおすというのも、酷く残酷な話ですよね。
これらの費用はどこが負担するのか?
いろんな問題が山積みですが、これらにはかなりの費用がかかります。
どこが負担するんでしょうか?
東京都なのか?
国が負担するとなると、日本人全員の税金と言うことになります。
まぁ、一人当たりの負担なんて、微々たる物ですが。
こんな額気にする必要もありませんが。
文句を言う人は必ず出てきますからね。
日本経済はどんどん衰退して良くなかで、これらの費用は馬鹿になりません。
本来のオリンピックのような白熱した競技が見えるのか?
それに対する費用対効果はどうか?
開催は嬉しいことですが、これから数多くある問題・課題をいかにまとめていくか。
トップの腕の見せ所です。