ネットで面白いニュースを読みました。
アメリカのスポーツ界は、日本では想像がつかないぐらいの年棒をもらっています。
しかし、その一方で破産する選手が後を絶たないということです。
最近で言うとサッカー界のスーパースター、ファンタジスタとして親しまれたロナウジーニョが偽造パスポートで逮捕されるという事件を起こしました。
一時期所持金は600円とも言われていましたが、現在の状況については不明だそうです。
破産するプロスポーツ選手
アメリカで、2017年6月にメディアが「自己破産した元スポーツスター」という特集を配信しました。
あの有名な元ボクシング選手のマイク・タイソンもそのうちの一人として名前が挙がっていました。
2009年にあるメディアが調査した結果によると、NBAプレイヤーの約6割が引退から5年以内に自己破産するというものでした。
NBAプレイヤーと言えば、アメリカの4大スポーツの一つですね。
年棒もびっくりするくらいの額となります。
イチロー選手級がぞろぞろって感じですが。
また、NFL選手の78%は、引退後2年を持たずに破産するとか。
NBA選手は、平均4.8年の選手生活で1年で約550万ドル(約6億円)を稼ぎます。
生涯報酬は、約2640万ドル(約29億円)となるそうです。
NFLプレイヤーは平均で3.5年の選手生活で、年俸が約190万ドル(約2億円)。
生涯報酬は、665万ドル(約7億円)。
この額どう思いますか。
これどうやって破産するんだ?って思いますよね。
普通に投資信託や、株に投資していれば、運用益や配当だけでもすごい額が入ってきますよ。
何故、破産するんだ?
破産する理由
まぁ、ご想像の通りですね。
映画俳優のジョニー・デップの豪遊が問題となっていますよね。
贅沢病と言いますか、ヨットや、車、高級マンションや、本当の無駄使いなどで
日本では、いくら金持ちでもあまり使い道がないような気がしますよね。
日本では、大豪邸を建てる、ヨットを買う。
あと、高層マンションを購入する、車を買う。
それ以外の贅沢って、逆に目立ちすぎてやりませんよね。
しかし、海外では違いますね。
使う道はいくらでもありますね。
少しの頭脳があれば
日本でも、何人かはプロスポーツ選手が、みじめな生活をしていますよね。
プロ野球選手でも、大金を稼いでも、なんかみじめな感じででたり。
もう少し考えればね。
例えば、年収3,000万円あればかなり裕福な生活ができますよね。
その3,000万円を確保するには。
運用利率を仮に5%とすれば、6億円あればいいですよね。
かなりの念棒もらっていれば6億円なんてはした金ですよね。
運用利回り5%って高すぎだろと言う人もいるかもしれませんが、じゃ高配当銘柄に分散投資すれば少なくとも4%程度の配当金はもらえます。(税抜き後)
6億円の4%と言えば、2,400万円。
これでも十分でしょ。
要するに6億円とかのこしていれば、破産なんてしなくてすむのに。
って思いますが。
そういうわけにはいかないんでしょうね。
感覚が狂ってしまってるんでしょう。
非常に残念ですよね。
まぁ、私たちには関係ない話なんですが、ちょっとおもしろいなと思いました。
世界のスポーツアスリートの破産ランキング
現役時代の収入をもとに破産ランキングと言うものがネットで出ていました。
ちょっと紹介させていただきますね。
1位は、ご存知マイク・タイソン。(元ボクシングヘビー級チャンピオン)
元プロボクサーです。
一世を風靡しましたね。
生涯で約400億円を稼ぎ出したといわれています。
何故400億円を稼いで自己破産するんだろうって不思議で仕方ありませんが。
現在はカリフォルニアで、タイソンランチ(タイソン農場)という大麻総合施設を開いて、マリファナビジネスで活躍しているそうです。
2位はまたしてもボクサー。イベンンダー・ホリフィールド。(元ボクシングヘビー級チャンピオン)
生涯のボクシングの収入は、約250億円。
2012年に自己破産しました。
こちらはどちらかと言うと、6人の女性の間に11人の子供をもうけたので、養育費や生活費に相当かかったようです。
まぁ、250億円も稼いでおいて、生活費で自己破産ってどれだけ贅沢な生活を家族はしてたんだって思いますがね。
3位は、アレン・アイバーソン。(NBA元プロバスケットボール選手)
現役時代は、NBAで4チーム(フィラデルフィア76ers、デンバーナゲッツ、デトロイトピストンズ、メンフスグリグリーズ)で活躍しました。
広告収入も含めて、生涯現役時代に約200億円を稼ぎました。
2012年に自己破産していますが、原因は浪費とビジネス投資だったそうです。
旅行をする時には、周りに取り巻きを従えており、いつも50名程度を帯同させていたそうです。
逸話として残っているのは、空港で自分の車をどこに停めたか忘れてしまい、そのことはほっておいて、またすぐに別の車を購入したそうです。
似たような話を日本の元プロ野球選手である清原の時に聞きましたね。
高級スポーツカーを買って乗っていたが、買ってすぐになんかこすったとかで、元が悪いと言ってすぐにディーラーに新しい車を買いに行ったという。
あほですね。
ただ、この人は、2030年(アレン・アイバーソンが55歳になる年)に支払われる32億円のファンドをリーボック社が管理しているそうで、それまで生きておれば、32億円が手に入りまたぜいたくな暮らしができるかもしれないとのこと。
あと、ちょっと意外なところでランクインしているアスリートがいます。
12位ですが、マリオン・ジョーンズ。(元陸上選手)
広告収入を含めるとアスリート時代に約15億円以上を稼ぎだしていました。
ドーピング発覚でシドニーオリンピックで得た金メダル3枚と銅メダル2枚を返上しています。
更に2008年には偽証罪で6ヶ月投獄されました。
その後、自己破産しました。
40歳代になっている彼女ですが、今はテキサス州オースチンで、マリオン・ジョーンズエリートパフォーマンスという女子アスリート育成事業を行っているそうです。
なんか意外ですね。
自分で稼いだお金だから、パッと使って楽しく遊んで暮らすのはいいのですが、最低限ほっておいてもお金が入ってくるような仕組みを作り、入ってくるお金以上に使わないような、そんな最低限の知識だけは備えておけばいいのにって思いますね。
金銭感覚は常に正常でありたいですね。