以前たこ焼き屋って儲かるのっていう記事を書きました。
薄利多売なので、立地条件が物をいう感じでしたね。
1日に100箱売れば結構儲かるような感じでしたね。
たこ焼きは、一人のお客が二箱も、三箱も買って帰ることがざらなので、意外と敷居は低いかもしれませんが、それでも場所にかんり依存しますよ。
今回はラーメン屋について調べてみようかと思いました。
ラーメン屋って、本当に多いですが儲かってるんでしょうか。
もうどこ行ってもあるというのが、ラーメン屋。
たこ焼き屋は、大阪では頻繁に見るけど、他の土地行くとそれほど見かけないですよね。
でもラーメン屋はどこ行ってもある。
それはやはり儲かるからでしょうか。
ちょっと調べてみました。
ラーメン屋の原価率
一般的にラーメン一杯の原価率は、大体30%~40%ぐらいだと言われています。
1杯800円のラーメンを売ると、500円前後の利益が出ることになります。
これって結構大きいですよね。
1杯お客が食べると、500円チャリーンって店主の懐に入っていってるってことです。
ラーメン屋で1日に売れる数は、一般的に流行ってるなっていうお店で、約100杯前後だそうです。
1日の売り上げで言うと、ラーメン単体で考えると80,000円程度。
800円(ラーメン一杯) * 100杯 = 80,000円。
週6日営業とすると、26日*80,000円 で、208万円の売り上げとなります。
もちろんラーメン単体だけってことはないので、そこに焼き飯(チャーハン)やらトッピングやらいろいろ乗ってきます。
まず餃子は頼みますよね。
いろいろとラーメンと何か頼む見ますよね。
したがって、2割程度ここに乗せると、1カ月の売り上げは、約250万円となります。
で、この儲けから、原価として平均の35%を引きます。
で、更にそこから、電気代、ガス代、水道代と家賃を引きます。
もちろん従業員がいれば、その給与分も引くことになります。
仮に、電気代7万円、ガス代8万円、水道代1万円、家賃12万円とすると。
残りは134万円まで下がります。
そこから、従業員の数だけ給与を差し引くとすると。
よく繁盛しているラーメン屋さんになると、一か月の給与が30万円というところも珍しくないようです。
もし1日の売り上げが100杯(平日、土日平均で)となると、27万ぐらいは出しているのかと思います。
とすると、従業員二人として、給与54万円を差し引くと、残りは80万円。
これすべてオーナーの儲けとなります。
月80万とすると、年収960万円。
普通のサラリーマンよりはるかに儲けはいいという事になります。
1日100杯ってどんな感じ
しかし、大前提としている1日100杯売れるお店。
これはいったいどのくらいのお店でしょうか。
100杯というのが、そもそも超繁盛店クラスであれば、なかなか難しいものがあります。
たこ焼き屋のところで100箱と想定していましたが、たこ焼き屋の100箱と、ラーメンの100杯では異なります。
100人お客が来るということになります。
これは結構な人数ではないかと。
いろいろ調べてみると、平均的に言うと70杯から80杯が平均だそうです。
100杯というのは、結構地元でも少し有名な繁盛店クラスということでしょうか。
先ほどの利益のところで漏れていた項目があります。
開業資金の返済など、実はここに含まれていない要素なんですが、こういうのは結構ありますよね。
一説によると、ラーメン屋の開業資金は、意外と安く100万程度でできるケースもあります。
家賃が安く、居抜き物件であり、かつ設備がすでに整っているなどの条件があればですが。
しかし、前のラーメン屋が潰れているのが、気になるところですが、味に自信があればどんなへき地でもラーメン通はやってきますからね。
都心部などの好立地条件を目指すならば、1,000万円ぐらいは覚悟した方がいいかもしれません。
各種トッピングの原価率
ラーメンだけっていうのも味気ないので、さまざまなトッピングが用意されています。
一番効果なのはやはりチャーシューではないでしょうか。
チャーシュー麺って、ラーメンの中でも贅沢品って感じがしますからね。
チャーシューはホント好きですね。
酒のみなんで、酒のつまみとしてもおいしいです。
チャーシュー丼も好きなんですがね。
ちなみに、各トッピングの原価を見ると。
■のり:8円
■メンマ:10円
■煮卵:10円
■チャーシュー:27円
だそうです。
さすがチャーシューって。
でも、やはり原価って安いなって感じがします。
チャーシュー麺って、チャーシューが5枚ぐらい乗ってて、200円から300円ぐらい高いですからね。
(って、それだとチャーシューの原価率は50%程度か)
問題はいかに固定客を増やすか
なんかここまで書いてみるとラーメン屋って、儲かるよなって感じがします。
しかし、ラーメン屋は最初が肝心と言うのがよくわかります。
潰れそうで潰れていない古いラーメン屋って結構ありますよね。
それはやはり地元の固定客を持っているからなんですよね。
あと、多いのがチェーン店。
来来亭や、ふくちゃんラーメン。
王将や天下一品。
本当にチェーン店が多いですよね。
それだけ個人のラーメン屋は苦戦しているってことです。
先ほども書きましたが、ラーメン屋を開業して最低20万円を給与でほしいと思った場合、1日70杯ぐらいは売れないと厳しいことになります。
従業員2人として考えていますが、従業員を1人とすると、またそれはそれで1日の売り上げは見込めなくなりますが。
定休日など作らず、最初はひたすら固定客を増やす努力をする必要があると思います。
接客はもちろんですよね。
愛想が悪いとか、店が不清潔だと一気に客は離れていきますから。
あと、客層も大切ですね。
客を選別するわけにもいかないので、やはり立地も大切な条件でしょう。
開業はしやすいが、潰れるのも早いラーメン屋。
フランチャイズで、搾り取られるか、個人で経営し頑張るか。
改めて見ると、そんなに敷居の低いものではないというのがわかりますね。
行きつけのラーメン屋
みなさんは行きつけのラーメン屋ってありますか?
私の場合は、職場の近くにある天下一品ラーメン。
あれは癖になりますね。
大好きです。
このこってりスープ、嫌いな人もいるのかな。
風邪をひいたり、体調を壊したりした時には、この天下一品ラーメンを食べると、なんか元気になった気がします。
このこってりスープ。
豚骨に見えて、違います。
鶏がらスープです。
癖になるスープの味。
本当においしいです。
あと近くにあるふくちゃんラーメン。
これはもうボリューム満点と言う感じです。
ふくちゃんラーメンのいいところは、キムチなどの総菜系が取り放題と言うところ。
ラーメン自体は、味噌ラーメン、醤油ラーメン、とんこつといろいろあります。
まぁ、ガッツリ系ですね。
子供も大好きです。