おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

主に経済に関する記事を扱います。経済ニュースや、投資信託、南アフリカについて、趣味のゴルフの記事を中心に書いています。

【2026年最新予測】リーマン級ショックはまた来る?10年周期の真実と投資家が取るべき行動とは

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「そろそろリーマン級ショックが来るのではないか?」

SNSでも、YouTubeでも、投資界隈では定期的にこの話題が浮上します。

たしかに過去を振り返ると、世界的な金融ショックはおよそ10年前後の周期で起きているようにも見えます。

 

2000年前後のITバブル崩壊。

2008年のリーマンショック。

2020年のコロナショック。

 

この並びを見ると、「次も来るのでは?」と考えてしまうのは自然なことです。

では本当に、また“リーマン級”のショックは来るのでしょうか?

 

■ 10年周期説は本当か?

まず確認しておきたいのは、「10年周期」というのはあくまで“結果論”だということです。

ITバブル崩壊は、インターネット企業への過剰期待。

リーマンショックは、米国の住宅バブルとサブプライム問題。

コロナショックは、パンデミックという外的要因。

 

原因はすべて違います。

つまり、「10年ごとにタイマーが鳴る」わけではなく、

人間の過熱(バブル)→崩壊→回復→また過熱、

というサイクルが、結果的にそのくらいの期間になっているに過ぎません。

 

経済は、人間の心理で動いています。

欲望と恐怖。

この繰り返しです。

 

■ 最近は“すぐ戻る”理由

面白いのは、最近の暴落は回復が早いことです。

2020年のコロナショックでは、株価は約30%下落しましたが、その後は急回復しました。

各国の中央銀行がすぐに金融緩和を行い、SNSでは楽観論が広がり、個人投資家も積極的に買い向かいました。

今は情報が一瞬で広がります。

AIもあります。

市場参加者も過去のショックを知っています。

そのため、暴落しても「これは買い場だ」という声がすぐに出る。

これは昔とは大きく違う点です。

 

■ それでもショックは起こる理由

では、AIがあり、情報が瞬時に共有される現代で、なぜ大暴落はなくならないのでしょうか?

理由はシンプルです。

人間はパニックになるからです。

 

どれだけ分析していても、 自分の資産が30%減ったら冷静でいられるでしょうか?

理屈では「売らなければ損ではない」と分かっていても、 恐怖は理屈を超えます。

さらに、レバレッジや信用取引が存在する以上、 強制的に売らざるを得ない人も出てきます。

 

AIがあっても、 人間の感情を完全にコントロールすることはできません。

だからボラティリティはゼロにはならないのです。

 

■ ショック時の“円高”は続くのか?

過去のショック時には、円高が進みました。

リーマンショック時も、コロナショック時も円高方向に動きました。

 

日本は少子高齢化。

かつての「Japan as No.1」のブランド力も弱まっています。

それでもショック時に円が買われる理由は、 円キャリートレードの巻き戻しです。

普段は低金利の円を借りて、ドルや新興国通貨に投資します。 しかし危機になると、そのポジションが解消され、円が買い戻される。

皮肉ですが、 世界が混乱すると円が強くなることが多いのです。

 

■ 貯金が最強なのか?

ショックが来て、円高・株安が進むと、

「やっぱり投資なんて危ない」

「貯金が一番」

と言う人が必ず出てきます。

 

確かに、短期的には現金が最強です。

値下がりしませんから。

 

しかし、ここで考えるべきは“時間軸”です。

リーマンショック後、世界の株式市場はどうなったでしょうか?

コロナショック後は?

結局、長期では回復し、さらに高値を更新しました。

問題は、「持ち続けられるかどうか」です。

 

■ 30%下落に耐えられるか?

仮に今後、30%の下落が来たらどうでしょう?

1,000万円が700万円になる。

冷静でいられますか?

ここで売ってしまえば、損失は確定します。

しかし持ち続ければ、回復する可能性は高い。

歴史的に見れば、 大きなショックの後には、より大きな回復がありました。

 

■ 学習しないのか?

「人類は学習しないのか?」 という疑問もあります。

でも実は、学習はしています。

金融規制は強化されました。

銀行の自己資本比率も高まりました。

中央銀行の対応も早くなりました。

 

だからこそ、最近は“崩壊級”にはなりにくいとも言えます。

ただし、想定外は必ず起きます。

コロナのように、誰も予想できなかった出来事が世界を揺るがします。

 

■ 本当にリーマン級は来るのか?

結論から言えば、 「いつかは来るが、いつかは分からない」

これが正解です。

10年周期が続く保証もありません。

明日来るかもしれないし、あと20年来ないかもしれない。

だから重要なのは予測ではなく、準備です。

 

■ 投資家ができる現実的な対策

・生活費の半年〜1年分は現金で確保

・レバレッジをかけすぎない

・分散投資をする

・暴落を前提にポートフォリオを組む

これだけでも、生存確率は大きく上がります。

 

ショックは「異常事態」ではなく、

「周期的に来るイベント」

と考えた方がいいのです。

 

■ 最後に

投資をしていない人は、暴落時に安心します。

投資をしている人は、不安になります。

しかし10年、20年という時間軸で見れば、 資産を増やしてきたのはどちらでしょうか。

ショックは怖いものです。

でも、それは市場の一部です。

重要なのは、 「ショックが来るかどうか」ではなく、

「ショックが来ても生き残れるかどうか」。

歴史は繰り返します。

でも、同じ形では繰り返しません。

次のショックがリーマン級かどうかは分かりません。

しかし、来る可能性をゼロとは言えない。

だからこそ、 恐れるのではなく、備える。

それが2026年以降を生き抜く投資家の姿勢ではないでしょうか。