結構、柚月裕子氏の本は好きで読んでるんですよね。
読書管理アプリで見ると、今までに15冊も読んでいました。
この本を入れると16冊になります。
今回の月下のサクラは、前作である「朽ちないサクラ」の続編となります。
登場人物は、森口泉巡査です。
説明・あらすじ
森口泉巡査。
機動分析係への移動を希望し、日々努力をしている。
念願かなって、分析係へ配属された森口巡査。
配属された直後に発生した警察署内の盗難事件。
分析官として調査するも、有力な容疑者は出てこない。
しかしある人物をきっかけに思いがけない方向に進み出す。
読んだ時の感想 注!ネタバレ
まずは、どうやって盗んだのか。
外から侵入し、どうやってというのがまず思いついた疑問。
その疑問は、盗んだとされる人物が特定できても、謎のまま。
結局最後まで謎のままだった。
別件の事件を元に盗難事件の流れを読み解くところは、普通に読んでいてもなぜ?ってなるんだが。
推理が飛躍しすぎていて、なんでそういう発想になるんだって不思議だった。
公安の外国組織対応部隊が活躍しているからと言っても、そこまで飛躍しないだろって。
全体を通して、面白いとは思うが、なんか少し。。。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:4
特に読みにくいということはなく、ストーリーが頭によく入ってくる文章だ。
登場人物も特に難しくなく、問題ない。
◆意外度
意外度:3
うーん。特には。
意外度というよりは、順序立てて説明されていくため、特に意外度はないかな。
◆夢中度
夢中度:4
夢中で読んだので、夢中どは4かな。
普通に面白いかな。
ただ、今までの柚月氏の作品の中では少し夢中には。。。って感じですかね。
でも4はあげたい。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:4
やはり犯人がしっかり捕まっているのでスッキリかな。
若者も適度にいい感じで。。。
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読書について
本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。
いい意味でも、悪い意味でも。
時に深く考えさせられることもあります。
人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。
最近世間では本離れが進んでいると言われています。
本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。
ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。
もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。
駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。
もっとみなさん本を読みましょう。
そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。
ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。