この本も、本屋大賞ノミネート作ということで、選びました。
図書館で予約して読んだ本となります。
最初からグイグイと引き込まれる展開で。
単行本サイズでしたが、電車の中でも読んでいましたね。
結局2日ぐらいで読んだかな。
↑
帯見ると、結構好評ですね。
説明・あらすじ
古びた団地で出会った二人。
一人は何不自由なく暮らす少女、もう一人は団地に住むとても恵まれているとは言えない環境で育つ少女。
そこで出会った。
なにもかもが違うが、不思議と惹かれ合う。
突然の別れもあるが、高校生と、そして大人になり双方家庭を持ってからと出会う。
なぜ二人は惹かれ合うのか。。。
言葉では表せられない不思議な関係。
読んだ時の感想 注!ネタバレ
最初に読み始めると、なんかすぐに引き込まれる。
少し嫌な感じもするが、その感覚は意外と勘違いであったことがわかる。
登場人物はなんか、変な人が多いような。
それは素直に心情を書いているからなのか。
最近親ガチャとあるが、こうもひどいと本を置き、子供のそばに行きたくなる。
自分は違うよなって確認しに。
物語として、とても引き込まれるのは間違いない。
ラストは人それぞれ感じ方は異なるだろう。
そして最終的にどうなったのかも。。。
自分ならこうなってほしいというのがあり、それは読んだ後のスッキリ感がなく、なんかうーん。どうしたらいいんだっていうのがあるかも。
特にひどい人もおらず。
でも、世の中の嫌な部分もきちんと書かれていて。
なんでと思うような点もありつつ、すごく自然に物語に集中できた。
とても面白い本だったと思う。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:4
主観が2人の少女であり、それが交互だから、すごくわかりやすい。
感情というか何を考えているのかが手に取るようにわかる。
なるほど、そう思っているのかとか。
◆意外度
意外度:2
意外度はないが、このさきどうなるのかとそわそわして読み続けてしまう。
すごくストーリーも流れる。
◆夢中度
夢中度:5
夢中度は間違いなく100点。
時間が惜しくて読み進めてしまう。
立ち飲み屋や、電車の中。
家の中でも普通に手に取って読んでる。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:2
ここなんだよな。
すっきり度というと。
最後どうなん?
って。
きちんと、〇〇したんだよな。
と自分の中でモヤモヤと。
これ多分みんな思うんじゃないかと。
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読書について
本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。
いい意味でも、悪い意味でも。
時に深く考えさせられることもあります。
人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。
最近世間では本離れが進んでいると言われています。
本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。
ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。
もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。
駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。
もっとみなさん本を読みましょう。
そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。
ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。