凪良ゆう氏の書籍はいい本が多いです。
読んでいて、ジーンとくる。
今回も初めからなんか引き込まれる感じが。
この本は、ネットで調べていて、選んだ本です。
凪良氏の本ということもあり、惹かれました。
図書館で予約し読みました。

説明・あらすじ
本書は、本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』の続編です。
前作で語りきれなかった愛の物語を、3部構成として描いています。
・「春に翔ぶ(櫂と暁海、教師・北原の過去)」
・「星を編む(漫画家となった櫂と編集者の物語)」
・「波を渡る(暁海の人生のその後)」
登場人物たちの人生の繋がりや新たな愛の形を深く描いた作品です。
前作で描かれた瀬戸内の島での高校生・櫂(かい)と暁海(あきみ)の物語のその後。
特に教師・北原の秘めた過去。
漫画原作者となった櫂を支えた編集者たちの奮闘。
そして暁海の続く人生が描かれています。
読んだ時の感想 注!ネタバレ
最初は、この本が、「汝、星のごとく」の続編って知らないで読んでいました。
1部は普通に読んでいました。
2部に入り、「汝、星のごとく」が出てきて、あれ?って。
これ、ひょっとして続編?っていうことに気がつきました。
凪良氏の本は、流れるように日常が綴られており、すんなりと入ってくるので、読みやすいです。
登場人物も基本的にはいい人が多く、それがより現実的というか。
後半の第3部の「波を渡る」は、怒涛の人生劇。
読んでいると、本当に人生って儚く、かつ美しいか。
人との繋がり、家族というのがいかに尊いか。
自分の今の忙しさは、一体なんだろうか。。。
読んでいるうちに心に沁みる。
北原は、子供の頃から優しい(優しすぎる)両親のもとに育てられ、自分よりも他の周りの人を優先されることに、自分を殺して生きてきた。
周りの人をすごく思いやる分、自分のことを後回しにしてきた。
だけど、ひとりぼっちにはならず、必ず周りに人が集まる。
そんな人だなって。
時が経つにつれて、周りに人が増えていく。
そして自分も歳をとっていく。
周りの人との付き合いも変わっていく。
子供、若い人は無限に海外や、各地に視野を広げていく。
瀬戸内の島での生活でも、都会とは遜色ないぐらい充実した生活。
なんだろうか。
読んでいて、なんか心が和む。
読書ってこうでなければって。
そう思わせる作品です。
これは、図書館で借りるよりは、自分の本棚に置いておきたい一冊(いや、二冊か、「汝、星のごとく」も)だな。
Amazonで買っとこ。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:5
優しくて。
温かくて。
読みやすい。
◆意外度
意外度:3
意外度はありません。
日常が淡々と語られていく。
それがまた心地よい。
◆夢中度
夢中度:5
本を読んで、心が温かくなる。
目頭も熱くなる。
これが、ザ・読書だな。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:5
人生ってなんだろう。
こういう人生って羨ましいなって。
人の心って。
美しいし、また難しいなって。
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読書について
本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。
いい意味でも、悪い意味でも。
時に深く考えさせられることもあります。
人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。
最近世間では本離れが進んでいると言われています。
本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。
ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。
もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。
駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。
もっとみなさん本を読みましょう。
そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。
ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。
