本屋さん大賞シリーズですね、これも。
今回は山口未桜氏の「禁忌の子」です。
これは確か、何冊か買っていた本が溜まったので、古本市場で本を売りに行った時に、見つけた本ですね。
帯もついてて綺麗だったので、買いました。
古本市場って、いい本が並んでるんですよね。
そこに並ぶというのは、やはり読まれている本が多いということで。

説明・あらすじ
救急医の武田航(たけだわたる)は、ある日搬送されてきた溺死体の顔を見て驚愕する。
なんと、自分と瓜二つなのだ。
「キュウキュウ十二」と名付けられた遺体は一体誰なのか。
自分のルーツを辿り始めた矢先に、新たな殺人が。
中学時代の同級生で、同じ医者である城崎と一緒に、犯人探しと自分探しに。
少しづつ明らかになる自分のルーツ。
そして展開は思わぬ方向に。。。。
読んだ時の感想 注!ネタバレ
最初から引き込まれるストーリー。
読みやすく、展開も早い。
どうなるんだろうって、思うとすぐになんらかの反応がある。
面白いっていう感じで、スイスイ読める。
寝る前に、電車の中でと、ついつい次の展開が気になる。
ただ、改めて思うと、うーん、偶然って1つでもすごい。
でも、奇跡的に2つも可能性は。。。
しかし3つ重なると、もうそれは嘘か、誰かの意図が働いている。
この本の場合は。
救急医の自分のところに運ばれてくる。
たまたま、探偵にも劣らぬ頭脳の持ち主の旧友。
そして。。。
よく振り返ってみると、奇跡のオンパレードなのか。
読んでいる時には、面白く読ませてもらったので、これは正解だと。
この偶然というか、奇跡を小説から抜いたら、単なる日記だもんな。
そこを突っ込むともう小説は成り立たないのではと。
医療従事者という著者の知識もふんだんに盛り込まれ、本当に夢中になれた。
後半のクライマックスでは、手に汗握ったというか、人ってこんなふうになるのかなって。
自分のせいで子供や家族がどうなるか、わからなくなるのかなって。
最後はそう思ったかな。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:4
読みやすかったな。
なんでだろう。
文章が自然体でうまかったからかな。
◆意外度
意外度:4
普通に最初からノーマークだろ。
これは非常に。。。。
意外すぎるだろ!って。
◆夢中度
夢中度:5
本当に面白かったかな。
最後の最後まで。。。
でも、よかったわ。最後があれで。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:4
基本的には、5であるが。
やはり、岐阜でのくだりというか。
親ってなんだろうって。
子供に対して、本当に愛情って自然と湧いてくるものだと思ってる。
どうしても事件をみるとそうでない人もいるとか。それが不思議でたまらない。
血のつながり?一緒にいて、それが気になる?
自分の子供?自分の血。
子供って一緒にいて遊んでいるだけですごく楽しい。
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読書について
本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。
いい意味でも、悪い意味でも。
時に深く考えさせられることもあります。
人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。
最近世間では本離れが進んでいると言われています。
本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。
ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。
もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。
駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。
もっとみなさん本を読みましょう。
そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。
ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。
