おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

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【サラリーマン書評】「殺した夫が帰ってきました」桜井美奈~以前見たドラマが頭に浮かんでしまうが。。

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今回は、「殺した夫が帰ってきました」。

桜井美奈の作品です。

 

この本も新聞の広告欄にあったもので、すぐに図書館で予約しました。

人気があったのかはわかりませんが、かなり待たされました。

連絡がきて受け取ると、かなり綺麗なままだったので、それほど多くの人の手にはまだ渡っていないのかなって。

 

以前、テレビのドラマで本仮家ユイカ主演の同じような感じのドラマがありました。

 

「私の夫は冷凍庫に眠っている」というタイトルでした。

似たような設定でしたが、こちらはの原作は、小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿された八月美咲による小説のようで。

 

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説明・あらすじ

鈴倉茉奈(すずくら まな)。

茉奈は、DVで苦しめらていた夫を崖の下に落として殺害した。

心機一転し、仙台から東京へ出て、小さな会社で働いていた。

 

しかし、ある日1人の男性と家の前で遭遇することに。

それは崖の下に突き落としたはずの夫。

 

鈴倉和希(すずくら かずき)。

 

しかし和希は記憶を一部無くしているとのこと。

そして性格までもが変わっていた。

以前のようなカリカリした性格ではなく、おっとりとし、茉奈のことを気遣ってくれる。

 

いつ記憶が戻り、以前の和希に戻るのか不安な毎日を送る中、一通の手紙が。

そして仙台の警察から電話が。。。

 

 

読んだ時の感想 注!ネタバレ

少々混乱するね。

まず、これは個人の見解なんですが、どうしてもすぐに双子かなって。

しかし、これは事前に言っておきますが、双子というオチではないです。

 

双子かなって考えると、逆に楽しめないので、これは先に知っておいた方が良いかと。

 

まぁ、しかし最近というか、悲しい過去の話には必ずこういうのがつきもの。

もううんざりする。

虐待。

それも性の虐待。

本当にうんざり。

気持ち悪い。

 

安易にこういうの使いすぎだと思う。

貧困層で父親が働いていない場合には、こういうのが日常的に起こっているのかと勘違いされる。

もう本当やめてほしいわ。

 

さて、ストーリーでいくと、やはり混乱する。

混乱は、最初は小さいけど、読み進めていくと、さらに混乱する。

 

まず、夫と思うということは、実際に夫なんだって。

それが本当に双子か、生き返ったかしかない。

あと、整形か。

 

というのが前提で読んでいくと、うーんって。

当然、さらに結末に向かっていくと、納得するんですが。

この辺は、さすがだなって。

素人が小説家に勝てるなんて、少しでも思ったのが過ちでしたね。

 

ここからはネタバレになりますが。

 

写真を見ただけで、それを覚えて、その写真の男性だから、夫だと思う。

これは本当かって。

考えてみてください。

一度友達から見せてもらった男性の写真を何年後にあって覚えていますか?

いやいや、自分なら覚えてないわ。

 

となると、最初の玄関からの出会いからちょっとおかしくなってきますね。

ただ、それほど違和感ってほどではないですね。

まだ許容範囲かな。

 

ストーカーの男はすごかったですね。

こんな奴おるんやっていう感じ。

まさか、仙台まで追いかけるなんて。

そんなんありかよって。

 

全体的にみても、結構バランスが取れて、結構面白い本だったかなって。

 

 

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:3

普通に読めるけど、なんか途中でこれは誰の話なのか。

名前って合ってるのか?

なんか混乱する。

文章自体は読みやすいとは思う。

 

◆意外度

意外度:4

意外度はあるね。

どんでん返しというか、答えが出たという感じ。

納得したような、納得しないような。

 

◆夢中度

夢中度:5

なんか、結構夢中になりましたね。

これ、どういうこと?

って感じで、読み進めていきますね。

夢中になれる本でしたね。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:3

うーん、微妙。

スッキリなのか。

最後どうなるんだろう。

罪状はなんだろう。

当然、公文書偽造はあるよね。

1年から10年までと意外と重いようです。

 

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。