このM・W・クレイヴン氏の「の殺人」シリーズ。
ネットで第三弾の「キュレーターの殺人」がすごいと言うことで、本を買いました。
通常なら図書館で借りるんですが、この本は図書館になくて。
しかし、今本高いですね。
文庫本で1,000円を超えていました。
全ページ数が600頁を超える大作ですが、面白かったですね。
説明・あらすじ
「ワシントン・ポー」シリーズ。
クリスマスの英国カンブリア州。
いろんなところで、切断された人間の指が発見された。
クリスマスプレゼントのマグカップの中や教会、そして精肉店の店内。
現場には「#BSC6」というタグ名が。
三人の犠牲者の身元は徐々に明らかになっていくが。
容疑者が捕まるが、そこから2点3点と物語が動いていき、衝撃のラストが。
読んだ時の感想 注!ネタバレ
本編は面白かったな。
さすがネットの評判はある意味正しいな。
本の書評についてはね。
ネットのコメントでは登場人物が多いのでこんがらがったというのがありました。
だから、読みながらメモをとっていきました。
1,000円もする本なので、ゆっくり読もうと思い。
しかし、面白くて時間があるとついつい読んでしまいます。
少し難しいところもあり、あれ?って言うところはあります。
なんで、島に。。。とか。
もう一度読み直せばその辺はわかるかもしれません。
辻つまという点では、広い時間のようで実は狭い範囲で起こってたという、その辺の感覚は少し小説だなって言うところはありました。
あと、ポーって意外と乱暴だよな。
他の刑事には。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:3
いやー、読みやすかったな。
ゆっくりとじっくり読んだからかな。
登場人物は言うほど多くない感じだが。
覚えられる程度です。
◆意外度
意外度:5
これは意外度満点でしょう。
前半からもうヒント出しまくり。
ここは関係ないわって感じで軽く読んでたらダメですよ。
◆夢中度
夢中度:5
もう夢中で読むくらい面白い。
夢中度で言うと満点ですね。
この倍くらいページ数があってもいいぐらい。
しかしそうなるとよくわからなくなるか。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:5
エンディングもスッキリというか、明確に犯人が特定されるので。
まぁ傷口は大きくなりますが。
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読書について
本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。
いい意味でも、悪い意味でも。
時に深く考えさせられることもあります。
人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。
最近世間では本離れが進んでいると言われています。
本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。
ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。
もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。
駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。
もっとみなさん本を読みましょう。
そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。
ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。