最近も色々本を読んでるんですが、なかなか書評を書けていませんでした。
面白い本も意外と多いんですがね。
もっと紹介はしていきたいと思います。
今回は、「クリムゾンの迷宮」著者は、貴志祐介氏。
説明・あらすじ
目覚めると、見知らぬ土地。
まるで火星と思わせるその風景は。
頭が痛む。。。
その前の記憶がほとんどない状態で途方に暮れる中、1人の女性が。
追いかけて話しかけてみると、彼女も記憶なく連れて来られたことがわかる。
与えられたのは、ゲーム機と僅かな食料と水のみ。
ゲーム機からの指示に従い、移動するとそこには他の人たちも。
状況を確認しつつ。。。
そこから始まる壮絶な戦い。
仕組まれたとはいえ、見えない敵との戦い。
誰が敵で、誰が味方か。
そもそもの目的は。
読んだ時の感想 注!ネタバレ
最初からドキドキ。
集まった人が全て訳あり。
何かあるぞって思わせる雰囲気。
早々にそこがオーストラリアの閉鎖された公園だとわかる。
公園といっても、日本の公園とかと異なり広大な土地。
物語はロールプレイングゲーム方式で進んでいく。
グール(人喰種)の出現が面白いが、少し違和感が。
期間が短すぎないか。
こんなに早く変わるか?って。
そこは違和感かな。
期間的には2週間程度だが、人の人格などが変わる早さが異様だわ。
たとえ薬の影響だとしても。
広大な土地で、なぜ出会うのか。
後半のその理由は少しわかるんだが、ならなぜ、最初にって。
まぁ狩を楽しむってのもあるんだろうが。
全体的にスリリングで面白かった。
適応力はみんな半端なく、動物の丸焼きを食べたり、トカゲを生で食べたり。
まじでやばいだろっていうのも結構あるが、究極な場面では仕方ないことか。
最後、うーん。蛇が。
なんでって。
総評
◆読みやすさ
読みやすさ:4
展開も早く、のめり込みやすい。
登場人物も意外と少なく、頭にしっくり入ってくる。
最初登場人物は、前に戻りながら読んだが、それでも読みやすい。
◆意外度
意外度:3
うーん。
意外度はそれほどないかな。
結構早々に明らかになってくることが多い。
なんでそうなったの?みたいなところは結構早めに説明があるから。
◆夢中度
夢中度:5
こういう物語は、夢中になるね。
次どうなるんだろって。
ハッピーエンドを期待するんだが、なら次どうなるんだろって。
ドキドキしながら夢中になって読みましたね。
◆読んだ後のすっきり度
読んだ後のすっきり度:3
うーん。
どうなったんだろう。って。
なんか、意外とあとがどうも。
2とかあれば、面白いかも。
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読書について
本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。
いい意味でも、悪い意味でも。
時に深く考えさせられることもあります。
人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。
最近世間では本離れが進んでいると言われています。
本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。
ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。
もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。
駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。
もっとみなさん本を読みましょう。
そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。
ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。