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【サラリーマン書評】「塞王の楯」今村翔吾〜壮大な石積み職人の話。

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この本も図書館から借りてきた本なんですが、タイトルだけ調べて予約したので、受け取った時、びっくりしました。

あまりにもボリュームがあって。

全540頁程度。

もう本が立ちます。

 

「塞王の楯」。

図書館で借りれるのは、2週間。

この分厚い本は、計画的に読まないといけないので、1日40頁読むことを目標にしました。

40頁ごとに付箋紙を貼り、そこに日付を書いて読みました。

 

結構内容もしっかりしているので、流し読みではなく、結構丁寧に読みました。

小説では、ダラダラと無駄な描写があり、そういうところは流して呼んだりします。

でも、こういう分厚い本は、内容を押さえておかないと、後半わけがわからなくなるので、40頁は意外と大変でした。

 

説明・あらすじ

「塞王の楯」は、戦国時代を舞台に、石積み職人の匡介を中心に描かれた物語です。

 

幼い頃、織田信長によって落とされた越前・一乗谷城

幼き匡介(きょうすけ)は、その争いの中家族を失い、その途中、石垣職人の源斎(げんさい)に助けられた。

 

匡介は、源斎を頭目とする穴太衆(あのうしゅう)という石垣作りの職人集団の飛田屋で育てられた。

 

ライバルである鉄砲職人たちが、匡介たちの作業を妨害するために襲撃してくるなど、様々な障害に直面する。

匡介は、自分たちの作業を守るために戦うことを決意し、ライバルの鉄砲職人たちと死闘を繰り広げる。

 

そして、彼らを倒し、自分たちの作業を守り抜くことに成功。

しかし、そんな中でも匡介たちは、大名たちからの依頼に応えるため、城壁を完成させることに全力を尽くした。

 

そして、数々の困難を乗り越えながら、ついに巨大な城壁を完成させることに成功します。

この小説は、石積み職人たちの団結力や、彼らが直面する様々な困難を乗り越えて成し遂げる姿が描かれており、読者の心を打つ作品となっている。

 

読んだ時の感想 注!ネタバレ

壮大な物語。

500頁を超える対策は、なかなか珍しい。

時代物は、名作が多いなって。

 

村上海賊の娘とか、本当に面白かったからね。

 

今回も、石垣集団という、特殊な職人たちの話であり、すごい感覚というか、描写が引き込まれる。

 

石を見ただけで、それが石垣のどこにはまるか。

瞬時に判断し、指示を出していく。

その技能は小説ながら、すごいと感動する。

 

また、心意気なんか、スカーっとして心地よい。

後半は、引き込まれるように読み進めていってしまう。

 

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:4

分量が多く、さすがに少し読むのには苦労した。

ただ、登場人物は意外と少なく、物語は意外と頭に入りやすい。

ただ、描写だけで、その場面をイメージするのは難しい。

距離感とか。。。

大津城の見取り図があり、それは意外と参考になったかな。

 

◆意外度

意外度:3

意外度はそれほどなかったかな。

最後も、ある程度想像がついた。

ただ、色んな意味でこの先どうなるかとワクワクしながら読めた。

 

◆夢中度

夢中度:5

大作ながら、10日程度で読み尽くしたということで、夢中度は満点だろう。

こういうのは結構好きだな。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:4

スッキリ!

読んだ!っていう感じがする。

似たような小説、「村上海賊の娘」は、また読み返したいと思ったが、この本は最後のそれがなかった。

 

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。