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【サラリーマン書評】「正欲」朝井リョウ~特殊性癖を描いた作品だが読みづらさが際立つ

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最近、図書館に行く機会がなくて。

で、以前から予約していた本が図書館に届いたということで、取りに行きました。

それがこの本「正欲」という本。

著者は、朝井リョウという人です。

アプリで管理している書籍データベースをみても、今回初めて読む著者の作品です。



説明・あらすじ

あるさまざまな悩みを持っている人たち。

普通とは違うことに悩んで、苦しんで。

そして壁を作り。

 

しかし、生きて行く上では、社会に適応していかないとならない。

 

何が普通なのか。

普通でない人の苦しみ。

社会の無理解。

 

ただ、水に惹かれる人。

何かのものに惹かれる人。

性にとらわれない人たち。

 

すごく斬新だが、なんか納得もできない。

それが今の世の中なのか。。。

 

読んだ時の感想 注!ネタバレ

ネタバレ注意と言っても、最初から書かれていることなので。

特殊性癖。

出てくる人たちは、異性に対する欲求はなく、飛び散る水に対して異様な欲求を見出します。

 

確かに水が綺麗に飛び散る姿を綺麗とか、なんか癒されるとか。

そんな感覚はとても一般的だと思いますが。

例えば、小川のせせらぎとか。

そういうのは心癒される!っていうスポットとして有名だったりしますよね。

 

しかし、ここに出てくる人たちは、それを見ることにより興奮する。一般の人が異性をみて抱く欲求と同じものを感じるということです。

ある意味、水をそんないやらしい形で感じるという、異常性癖と言われるものです。

 

読んでみて、最初は、こういう人もいてもおかしくないなとか思いましたが。

しかし読んでいると、卑屈なほど意識しているのは、この人たちだろうなって。

周りはそれほど思ってないのにって。

 

というか、周りの人全てが、異性に対して強い欲求を示すかというとそれはないだろって。

どんだけ異様な世界やねんって。

 

なんでもかんでもそっちの話って、逆に気持ち悪いだろって思いますよね。

会社行っても、学校行ってもって。

 

記述も、なんかやたらと難しく考えていて、ノイローゼほど考えてるやんって。

勝手に周りの人を巻き込んで、勝手に悩んで。。。

 

人が集まると、異性の話で盛り上がる。

それは確かにあるだろうが、昔からでもそういうの苦手な人は普通にいたし、それをおかしいなんて思ったりしなかったけどな。

こういうのは嫌いなんだろうなって、逆に普通の人なら思いますよ。

 

自分のこと、話しませんねって。

そういう人も普通にいるし。。。

 

全てにおいて、被害妄想というか、生きづらい世の中だ!って思ってるが、それは勝手に思ってるだけで、周りは意外と他の人のことなんてそんなに気にしてない。

 

それを永遠にぐだぐだ書かれると、少しウザいなって思いますね。

 

もう後半は、そんな気持ちの描写が多くて、斜め読みしましたね。

考えすぎやねん!

みんながみんな、異性のことばかり考えて生きてないって。

それよりもっと考えてることあるから。

仕事とか、趣味とか。

 

この本読んでると、みんながみんな、自分の性欲のことばかり考えてるようにしか見えなかったな。

逆にすごく歪な世界観に見えた。

 

確かに異常性癖で悩んでいるとか、打ち明けられないとかあるかもしれないが、そんな人は普通にいてると。

そりゃ、水に興奮するとかはすごくレアケースかもしれないが、靴下の匂いフェチとか、聞いたりするよな。

悩みすぎて、逆にめんどくさって思ってしまいました。

 

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:2

気持ちの描写が多くて、正直読みづらい。

何悩んでんの?

普通に広告見て、明日生きることを前提に。。。

そんな小難しいこと考えるか?

 

◆意外度

意外度:2

意外度はない。

最後はあっけない、誤逮捕というか。

なんだ、それって感じ。アホやんって。

 

◆夢中度

夢中度:1

読み出したらドンデン返しというか、あれ?

を期待したが。。。

あれ?はあったが、なんじゃこれっていうものでした。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:1

うーん。

で。。。

勝手に映像を渡されて、犯罪者に。

過去の状況とかみないのか。。。

一方通行で、送られてきた画像を持ってるだけで犯罪者。

これ、勝手に送って、密告したら簡単に犯罪者にできるな。

 

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。