日本のインフレは「静かに」あなたの資産を奪っている

2025年10月現在、日本でも物価の上昇が続いています。
日々の買い物で「最近、値上げが多いな」と感じる方も多いでしょう。
けれど、多くの人は「貯金が減っていないから大丈夫」と考えがちです。
これは大きな勘違いです。
額面は同じでも、価値は減っています。
たとえば、10年前に100万円で買えたものが、今は120万円必要なら、 同じ100万円を持っていても、実質的には“20万円分の価値を失った”ことになります。
中央銀行の目標は「インフレ」

つまりお金の価値は下がる仕組み 日本銀行をはじめ、世界の中央銀行は「物価上昇率2%」を目標にしています。
つまり、お金の価値が毎年2%ずつ下がるのが正常とされているのです。
ということは、何もせず貯金だけを続けるというのは、 “毎年2%ずつ損をする”行為とほぼ同じです。
だからこそ、資産を守るためには、 インフレに強い投資商品(株式や投資信託など)への分散投資が欠かせません。
「投資は怖い」「お金持ちのもの」それはもう過去の話
「投資はリスクが高い」「お金がある人だけがやるもの」 こう思っている人は、まだまだ多いかもしれません。
しかし今は、誰でも小額から投資を始められる時代です。
• 投資信託なら 1000円から 始められる
• NTTの株なら 1株160円前後 で買える
つまり、スターバックスのコーヒー1杯分の金額で、 日本を代表する企業の株主になれるということです。
「お金がない」と言いながら、毎日のようにカフェで数百円を使っていませんか?
その1杯分が、将来の資産を生む“タネ銭”になるかもしれません。
投資しないリスクこそ「最大のリスク」

もちろん、投資にリスクがあるのは事実です。
短期的には損をすることもあります。
しかし、分散投資・長期運用・ドルコスト平均法を組み合わせれば、 そのリスクは大幅に減らせます。
長期的に見ると、株式市場は成長し続けてきました。
一方、貯金はインフレとともに価値を減らしています。
「投資しない」という選択も自由です。
でも、「お金の価値が減っているのに何も対策しない」のは、 自分の資産を静かに減らしていく行為です。
今の時代、投資は“攻め”ではなく“守り”です。 物価が上がり、生活が苦しいと感じているなら、 そのお金の使い方をもう一度見直してみてください。
「守るための投資」が、あなたの未来を支える力になります。
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