子供の頃によく遊ぶおもちゃに、「プラレール」があります。
もう定番と言ってもいいでしょう。
子供たちはよく遊んでいました。
大きくなると、また違うことに興味を持ち出すんですが、しかしその思いをずっと持ち続ける子供もいて、鉄道関連の仕事につきたいと思う人は大勢いるようです。
少々夢のない話にもなるかもしれませんが、今回は、その鉄道会社の給与について書いてみたいと思います。
鉄道会社は大きく分けて2グループ
主にJRとつく鉄道会社は、かつて国営鉄道でした。
それが民間企業となったため、今では、全ての鉄道会社は民間企業となっています。
鉄道会社は、 JRグループとそれ以外の鉄道会社とに分かれます。
JRグループ会社としては、CMでも有名なJR東日本やJR西日本があります。
東京ー大阪間の新幹線を有するJR東海。
JR貨物というのもあります。
そのほかの鉄道会社としては、京阪電気鉄道(京阪)、南海電気鉄道(南海)、近畿日本鉄道(近鉄)があります。
東武鉄道や京成電鉄、京王電鉄など、首都圏も多くありますし、名古屋鉄道もあります。
給与などは、会社の規模により変わってくると思いますが、平均的な給与水準ということで今回は調べようかと思います。
鉄道会社の主な仕事
■駅長
■助役・副駅長
■駅務員
■運転士
■車掌
■保線工事
■車両整備
■電気・通信
■土木建築
■ダイヤグラム作成
など。
引用元:https://financial-field.com/income/entry-131068
鉄道会社の平均給与
さて、早速ですが、鉄道職員の平均年収はというと。
データ引用元:厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」
URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/index.html
注意が必要なのは、これは全従業員の平均給与となります。
新人は当然、もっともっと低いでしょうし、役職が上がればもっと上がってくるでしょう。
業種別の平均給与として、あくまで参考レベルという感じです。
ちなみに、JR4社の平均年収をランキングとしてみてみると。
■1位 JR東海 735万 (36.9歳)
■2位 JR東日本 715万 (39.4歳)
■3位 JR西日本 669万 (39.5歳)
■4位 JR九州 550万 (40.5歳)
職種ごとの平均給与
それでは、職種ごとの平均給与についてみていきましょう。
このデータは、以下のサイトから引用させてもらっています。
駅務員の平均年収
駅務員は、駅のホームで仕事をする人で、多分一番多く私たちと接していると思います。
改札の所にいて、案内をしてくれたりします。
出発する電車や、到着する電車で、ホームでサポートしてくれたりもしますね。
鉄道会社に就職して、最初にする仕事がこの駅務員だそうです。
その後、運転士や車掌。または本社業務に移って行きます。
現場で、一番多くお客様と接する重要な仕事ですよね。
鉄道運転計画・運行管理の年収
日本の鉄道ダイヤってすごいですよね。
都市部の鉄道なんて、もう本当にびっくりするくらい。
分単位で電車が走ってます。
その鉄道のキモとなるダイヤを作成しているのが、鉄道運転計画士です。
さらに、そのダイヤ通りに電車が運行しているのかを管理しているのが運行管理です。
当然重要な仕事なので、簡単にはなれません。
駅務員や運転士などを経験して、適性判断がされ、初めてなれる仕事です。
電車運転士の年収
子供たちが憧れる運転士。
当然簡単な仕事ではありません。
結構過酷だったりします。
国家資格が必要です。
「動力車操縦者」という資格を取得する必要があるそうです。
大きな鉄道会社だと、養成所があるため、そこで合格すれば国家試験は免除されます。
鉄道車掌の年収
車掌は、国家資格は必要ではありません。
しかし、乗客の安全を守る非常に重要な仕事です。
国家資格はありませんが、社内の試験には合格する必要があります。