今年は丑年(うしどし)ですね。
市場にも丑年の格言はあります。
これ、意外と当たるんですよね。
それにみんな気にしているのか、意外とこのネタの記事ってPV数あがるんですよね。
丑年の格言は「つまづき」
明けましておめでとうございます。
今年は丑年ですね。
さて、今年の株式市場はどうなるんでしょうか。
干支が丑年の2021年。
さて、市場はどう動くのか。
実際のところ、だれも予想がつかないというのが正直なところです。
2020年末の株価高騰も結構みんなの予想に反していましたからね。
そのために、市場では株価がもう高値に来てるんじゃないかと言う懸案も出てきています。
丑年の相場格言は「つまずき」です。
1950年以降の傾向を見てみると、年の半ばまでに天井をつけて、そこから下落していくという傾向です。
SMBC日興証券の統計によると、日経平均株価の年間騰落率で言うと、平均はマイナス0.05%となっており、午年のマイナス5.04%に次いで二番目に悪いとのこと。
12干支の中で、下から2番目です。
これは何かあると考えてしまいますよね。
去年のねずみ年は当たっている
では、去年2020年のねずみ年はどうだったんでしょうか。
日経平均は、29年8カ月ぶりの高値を更新しましたね。
ねずみ年の格言は、「子は繁栄」です。
これは見事に当たってると言えるのではないでしょうかね。
確かにコロナの発生で、2月、3月はかなり下落しましたが、ふたを開けてみればその下げ分を取り戻していますからね。
ねずみ年ってすごいって感じですね。
2021年の予想はどうか
さて、本当のところ2021年の株式市場はどうなるんでしょうかね。
レオスキャピタルの藤野氏が、なんか怖い予想をしていましたね。
藤野氏の予想としては。
2021年の株式市場は、相当肝を冷やすようなクラッシュに見舞われるでしょう。
By 藤野英人
こわ。。。
主な要因は、コロナ・ショック後の”大金融緩和”にあるとのことです。
2020年の株価の大幅上昇は、2008年のリーマン・ショック時をはるかに上回るものであり、少し度を超えていると。
これは、大金融緩和によってもたらされたものであり、緩和はずっと続くわけではないと。
ある意味、新型コロナウイルスのワクチンの開発が成功すると、経済が正常に戻り、それは終わりを迎えると。
これまで金融緩和によって支えられてきた株価は、緩和から脱却したとたん債権にシフトするだろう。
運用のプロが主導し、資金を株から移動させる動きが出てくるだろうとのこと。
但しそのタイミングがいつになるかはわからない。
丑年のアノマリーで言うと、2021年の後半ということになるのだろうか。
藤野氏は、対策として、資産の約3割程度を現金化しておくことを勧めているそうだ。
3割って結構ですよね。
私の場合、現金は5%程度。
なかなかこれ以上増やすのは厳しいですけど。
となると、ダウンしたときには、じっと我慢して耐えるしかないってことですね。
もともとアクティブに運用する方針ではないので、暴落してもじっとしているだけですが。
キーは選挙と円高か
株価が上下動する要因としては、総選挙が挙げられます。
春ぐらいに総選挙が実施され、菅政権がしっかりしたものとなれば、株価も安心して上昇することができるでしょう。
今までは、なかなかつなぎのような政権で、安定感に欠けていますから。
あと、為替ですか。
円高が進んでいます。
円高は日本企業にとってはリスクです。
今後それが顕著に表れてくる可能性が出てきます。
103円台をうろちょろしていますが、100円を切るようになると、かなりきつくなることが予想されます。