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【サラリーマン書評】「フーガとユーガ」伊坂幸太郎~不思議な感じがする小説だが面白い!

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今回は、「フーガとユーガ」。

伊坂幸太郎の作品です。

 

この本は、結構前から読みたかったんですが、図書館でもなかなか順番が回ってこなくて。

結構待ちました。

どんな話なのか。

この作品も本屋さん大賞にノミネートされた作品です。

 

いいですね、図書館は。

こんな本がただで貸してもらえるんだから。

 

 

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説明・あらすじ

双子の兄弟。

風我と優我。

 

家庭内暴力に苦しめられながら、兄弟で耐えてきた。

母親は見てみぬふりをし、兄弟は自分達だけでなんとかしないといけない生活だった。

 

そんな二人にはある能力があった。

それは、ある条件のもと、2時間おきに体ごと入れ替わるというもの。

 

青年になった優我。

ある映像がきっかけで東京で制作会社で働いている高杉という人物に、身の上を話すことになった。

小さな頃からの出来事を高杉に話していく。

 

しかし、本当の目的は。

 

読んだ時の感想 注!ネタバレ

うーん、難しいねって。

二人の幼少期からの話は興味深くて、ついつい引き込まれていく。

なんか関係なさそうな話も、後からどんどん繋がっていく。

 

一つも無駄な話はない。

改めて面白いなって。

 

本当の目的はっていうと。

これをいうと、本当にこの本の面白さをバラしてしまうようで。

ネタバレとは言いつつ。

ここは書かない。

 

みんなに楽しんで読んでもらいたいからね。

 

とても不思議な出来事なんだけど、一部ファンタジーと思いつつ。その辺は小説ならではという感じですね。

 

体が入れ替わる。

現実では絶対にあり得ない事象。

それが、この小説の中ではあり得る。

ないということはない。

 

非現実的なことが起こるのが、まあ小説ということでしょう。

それでないと面白くないからね。

 

まぁ、一言言わせてもらえれば。

甘く見過ぎってこと。

想像しておかないと。

これは物語の中の登場人物に言いたいことです。

 

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:4

普通に読みやすいですね。

スイスイと頭に入ってきます。

途中で、風我と優我がごっちゃになりましたけど、基本全く大丈夫です。

読みやすいです。

 

◆意外度

意外度:4

結構全てが意外。

当然、この入れ替わりということ自体が、もう意外でしかない。

最後まで楽しませてくれます。

 

◆夢中度

夢中度:5

うん、結構夢中になって読みましたね。

夢中度満点ですね。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:5

これ言うと少しわかってしまうので言いませんが。

正直、微妙。

面白いので、そのへんは問題なしですが。

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。