おぐけんブログ 悠々自適の投資生活を目指して

主に経済に関する記事を扱います。経済ニュースや、投資信託、南アフリカについて、趣味のゴルフの記事を中心に書いています。

【サラリーマン書評】「ふたたび嗤う淑女」中山七里~頭空っぽにして読むには面白い作品

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今回は、「ふたたび嗤う淑女」。

中山七里の作品です。

 

ちょっとこの人のシリーズを読んでいるんですが。

まぁ、頭空っぽにして読むと面白いかな。

日本のドラマを見ているような感じですかね。

 

というのも、ツッコミ出したらきりがないというか。

 

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説明・あらすじ

野々宮恭子。

帰って来ましたと。

 

野々宮恭子に心酔している神崎亜香里。

ターゲットは、藤沢優美、伊能典膳他数名。

最終的なターゲットは、代議士の柳井耕一郎。

 

しかし、本当の目的は。

 

戻ってきた史上最悪の女。

 

 

読んだ時の感想 注!ネタバレ

まず、最初の藤沢優美。

FXというか、そもそも無知すぎる。

正直、ここはコメディかと。

 

FXで15分後のレートを当てるって、これはまず無理。

普通の人ならそれぐらいすぐわかる。

本当に短期での為替の動きは、マジでギャンブル。

誰もわからない。

 

では、中期レンジでは。

これも刻々と上がってくる事象により、上がったり下がったりする。

だからこれもわからない。

 

長期レンジでは。

これも今後、どのようなことが世界で起こるかわからないので、わからない。

ある程度の見通しは可能だとは思う。

例えば、日本は今後少子高齢化が進み、経済が衰退していくから、日本円はどんどん安くなっていくとか。

しかし、だからと言って、何円というのを当てるのはまず無理だ。

 

それを踏まえると、15分後のレートを当てたとなると、詐欺を疑う。

普通にすぐに自分のスマホで為替を見るね。

人のパソコンやスマホなら、偽の画面を見せられる可能性があるからね。

 

しかし、藤沢優美は、アホみたいに信じる。。。

これ、すごく突っ込むところ。

騙される人が、中学生ぐらいなら、仕方ないなって思うけど、大の大人がって。

 

次の伊能典膳。

この章が面白いのは、宗教団体の内側の実情を書いているとこ。

まぁ当然作者の想像と思うが、通常の人が想像するその通りのことを書いているって。

 

教祖は誰でもよく、見た目がそれっぽいと信じるやつは信じる。

館長、副館長が考えるのはただ一つ。

どうやって信者から金を奪おうかということ。

 

信者から追加でお布施をもらうのは限度があるから、新規の入会者を探す。

って、普通の人ならこの程度容易に想像つくんだが、宗教にのめるこむ時点で、そのへんの思考がおかしいので、金を吸い取られる。

まぁ、騙される奴は、どこ行っても騙されるので、勝手にしてくれという感じだが、身内から出ると即絶縁だわ。

 

まぁ、なんでもそうだが、面白いように騙されるのが、このシリーズの特徴だけど。

なんでって思うが、世の中ニュースで流れているのを見ると、騙される人は相応にいるんだろうなって。

 

倉橋兵衛編。

まあ、不動産については、この程度の調査で普通はいいのか。

それは専門的なことになるので、ここで、あれで騙されるのか?った言うのはちょっと違いますよね。

 

選挙についても、出馬する時には意外とこんなものかと。

しかし、かみさんに対する態度はないわな。

今どき。

 

年寄りとはいえね。

 

なんか、全体的に見て、都合よくひとがうごいてるなって。

人ってそんなに簡単に一線は超えないだろって。

 

もっともっと慎重になるだろ。

もちろんみんな慎重になると、小説として成り立たなくなりますからね。

都合いいのは、まあご愛嬌ってとこかな。

 

あと、いつも名前を変えないで使ってるのかが不思議かな。

会社名とか、代表の名前とか変えたらいいのにな。

まあ、警察の動きを知らないので、無理ないのか。

 

 

 

総評

◆読みやすさ

読みやすさ:3

小説自体はすごく読みやすい。

これ、短編集という分類ではないんだけど、ほぼ短編集。

騙される人物ごとに章が分かれています。

だから、すごく読みやすい。

あとテンポもいいんだよな。

 

◆意外度

意外度:4

意外度はほぼないね。

もうどうやって騙されるかってところに焦点がきてる。

今度の被害者はこいつかって。

 

◆夢中度

夢中度:4

幼稚さは否めないけど、頭空っぽにして読むと面白い。

読むたびに、なんか風刺が効いていていいねって。

実はこれを狙っているなら、すごいって感じ。

 

◆読んだ後のすっきり度

読んだ後のすっきり度:2

なんか、大藪春彦の伊達邦彦みたいな感じですね。

悪役ヒーローみたいな。

しかし、意外とこういうのスッキリするんですよね。

なんか応援したくなる。

被害者が相応の悪い奴らだからかな。

 

 

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読書について

本を読んでいると何か吸い込まれるように、その物語の中に没頭してしまいます。

いい意味でも、悪い意味でも。

時に深く考えさせられることもあります。

 

人生にとって読書、本を読むというのは非常に大切なことだと私は考えています。

最近世間では本離れが進んでいると言われています。

 

本を手にする代わりに、なんでもスマフォで調べたり、スマフォで小説を読んだりと。

ある意味それは時代の流れかもしれないのですが、しかし私は紙の本を手に取って読んでもらいたいと考えています。

 

もちろん中には読むに値しない駄作も数多くありますが、それ以上に良い本はたくさんあります。

 

駄作の中にもそれぞれ考えさせられることもあり、無駄な本はあまりないと考えています。

 

もっとみなさん本を読みましょう。

そこから何か、ほんの少しでも自分を高める何かが見つかるような気がします。

ほんの少しかもしれませんが、それが積もると立派な財産となります。