投資信託は、現在でも数千という膨大な数あります。
6,000本から7,000本ともいわれていますね。
ここまで多いと、正直どれを選べばいいか迷います。
私は、半分は感銘を受けた本から。
あと半分は自分で調べて。かな。
今私が持っている投資信託は、全部で5本あります。
そのどれもが結構高い運用益を出しています。
今回は、その中でも一番のお気に入りであるひふみ投信について、書いてみたいと思います。
現在保有している投資信託は
どの投資信託も、損益率はプラスとなっています。
この中で、ひふみプラスと楽天資産形成ファンドは、私自身が選んで購入している投資信託となります。
楽天のファンドが、まぁ少しいまいちな成績ですが、プラスで推移しているだけでも良しとしましょうか。
これらの投資信託は、2016年から購入しているものです。
かれこれ4年近くずっと持ち続けていることになります。
もうほんとうにほぼほったらかしで運用するのがいいのです。
ファンドも、長期目線で運用できるので成績もよくなります。
短期の利益を狙うようなファンドだと、どうしても投機的な要素が強くなってしまいますからね。
ひふみ投信とは
この投資信託の中で特に目を引くのが、ひふみプラスです。
損益率は、なんと40%以上!
損益40%以上ってすごくないか!
ところで、ひふみプラスって、ひふみ投信と違うのか?
ひふみプラスとあるけど、中身はひふみ投信です。
これについては、以下の記事を参考にして下さい。
このひふみプラス(ひふみ投信)は、ファンド会社のレオスキャピタルが運用している投資信託です。
このレオスキャピタルとは。
レオス・キャピタルワークス株式会社(英文社名:Rheos Capital Works, Inc.)は、2003年に設立された日本の独立系資産運用会社の1つ。
先物・証券グループであるSBIホールディングス傘下の中間持株会社SBIファイナンシャルサービシーズ子会社。
引用元:Wikipedia
となります。
代表は、藤野英人氏です。
経歴はと言うと。
早稲田大学法学部卒業した後、野村投資顧問株式会社に入社します。
その後、1996年にジャーディンフレミング投信・投資顧問株式会社(現:JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社)に転職します。
2000年に今度は、ゴールドマン・サックス・アセットマネジメントに転職します。
そして、2003年にレオス・キャピタルワークス株式会社を創設します。
いやー、なんともすごい経歴ですね。
ファンドマネージャーとしては30年以上の経験を有するということになります。
藤野英人氏
このひふみ投信について、以前テレビに出演していたものを見ました。
感銘を受けたのは、投資先を足を使って調査すること。
実際に会社を訪問します。
投資先は、主に日本の中小企業が多いです。
成長するかどうかを自分の目で確かめ、これは行けると思った企業に投資する。
その手法で、運用益を出していきました。
最近このひふみ投信人気が高くなり、資金が集まることにより、すこし以前ほどの勢いはなくなってきたように思います。
えっ、なんで?資金が集まれば、より一層利益って出しやすくなるんじゃないの?
普通はそうなんでしょうが、問題は対象となる投資先です。
ひふみ投信は、中小企業を中心に、成長すると思われる企業に投資する。
それが本当に成長すれば、大きく跳ね上がるってことだけど。
これが資金が多くなると、その資金を中小企業に投資すると、それだけで株価を大きく狂わせてしまう。
まぁ、レオスキャピタルが、株を買えば、その瞬間から株価が暴騰しだすということが起こる。
その企業にあった資金を投入してきたのが、資金が多くあるばかりに、大量の資産を投入してしまう。
資産を投入しないと、運用益を生まないので、他の投資先を見つけないといけなくなるんだけど。
いままでひとつづつ丁寧に企業分析してきたのに、資金を投入する企業を増やすと、どうしてもはずれの企業も出てくるようになる。
レオスキャピタルは、社員数は100人にも満たない企業です。
しかし企業分析し投資するという人材は、そう簡単には見つけられませんからね。
それはおいといて。
この藤野英人氏。
私は、この人の出ている番組などを見て、非常に感銘を受けました。
だから、この人がマネージャーとして活躍している間は、この人の運用する投資信託を買おうと考えたのです。
もちろん、失敗もあります。
大塚家具に投資していましたからね。
しかし、まぁすべて成功するファンドマネージャーなんていないんだから。
この人の投資方針は明確です。
明確ですね。
中小企業を実際に訪ねて回る。
投資先の選定は、まだ日の目を見ていない、地味だけどどこか将来性を感じる企業。
実はこれが日本の強みではないかと思ったりもします。
一説には、中小企業の多さが、日本の生産性が上がらない原因だという人もいます。
大企業は無駄が多そうに見えて、数の原理で生産性は高い。
逆に日本は中小企業を守りすぎていて、企業統治がすすまないとか。
その反面、日本の中小企業の技術力が世界を圧巻する場合もあります。
職人技。
これは大企業にはないものですよね。
そこに目を付ける。
探し出して投資する藤野英人氏はすごいと思います。
ひふみ投信の今までの推移は
では、実際ひふみ投信の推移はどうなってるんでしょうか。
コロナの影響で一部沈んでますが、それ以外は緩やかですが上昇していますね。
純資産総額はほぼ変わりない感じですね。
次は5年ベースで見ると。
2016年ごろから2018年にかけてすごいですね。
基準価額は、いろいろ波うちながらですが、上がってきています。
少し苦戦しているのがわかります。
なだらかですが、いろいろあっても少しづつ上がってきているので、期待はできそうですが。