このブログでも結構書いていることです。
日本のメディアって大丈夫でしょうか。 本当に心配です。
メディアと言っても、週刊誌などはまだ仕方ないなっていう感じがします。
しかし、ワイドショーや情報番組などは、本当にリスクでしかないと思います。
なんとかならないのでしょうか。
ちょっと考えていることを少し書いてみたいと思います。
メディアが流す情報が正しいか
メディアが流す情報は、そもそも正しいのでしょうか?
えっ!正しいに決まってるやん。テレビだぞ!
その考えは間違ってると思うぞ。正しいというのをどう定義するかにもよるし。
正しいか、正しくないかでいうと、正しいでしょう。
バラエティ番組で、芸人が好き勝手に喋ってる内容と比べると、ワイドショーで取り上げている話題については、ある意味事実を報道していると思います。
しかし問題は、その報道の仕方なんですよね。
例えば、ある事象について報道するときに、ある一面のみ報道したら、それがあたかもすべてのように受け取られます。
あるタレントと一般人が売買契約において揉めたとしましょう。
その時、あるワイドショーのMCとそのタレントが仲良かった場合、報道では、そのタレントの話す内容ばかりを流してしまう傾向にあると思います。
コメントにおいても、彼はこういうやつなんですよって話もするでしょう。
よく加害者の家族や友人が、「彼は、本当は優しく、思いやりのある人間なんですよね。」っていうのと同じ。
一般人の言い分は、正しく報道するのでしょうか?
言葉とかの受け取り方についても、聞く側によってはちがってきます。
「返済します。」
「いつか返済します。」
この例は、事実を報道しているかということについては微妙ですね。
別の例で、今回コロナの死者数について。
「コロナで何万人の人が亡くなっています。」
これは事実です。
しかし、これだけ聞いた人はどう考えるのか?
大抵の人は、数だけ聞いて、「おい、ちょっと。怖すぎるぞ!」ってなります。
では、毎年肺炎で何万人の人が亡くなっているのか。
亡くなっている年代は。
その原因は、本当にコロナなのか。
そういった情報をセットで報道しないと、真実を報道しているが、誤解を与える報道になってしまいます。
特にワイドショーを見ている層は
しかし、そう言ったワイドショーって、誰が見てるんだ?
そこが問題。ワイドショーを見ている層が意外と世論として出てくる声だから。
ワイドショーって、まず朝の9時とか、昼間に放送されてますよね。
その時間、見てる人って誰ですか?
サラリーマンは当然、仕事してます。
学生は学校に行ってるし。
となると、見ている人たちというのは、専業主婦や老人か。
この人たちというのは、どういう力を持っているのでしょうか?
すごいですよ。
まずは選挙での投票率。
主婦とお年寄りの投票率って、すごいでしょう。
だから、政治家などはこの層の世論を異常に気を使うんですね。
専業主婦と老人のインプットは、他にありますか?
図書館に行って、書籍から情報を得ているか?
ネットで深く調査しているか。
いやいや、多分ほとんどがワイドショーを含めたテレビからではないでしょうか。
危険ですね。
MCとコメンテーターの質は
ワイドショーでやはり目につくのは、MCとコメンテーター。
不思議なんですが、MCとコメンテーターを見て、なんでそんな奴らがしゃべる話を信じる気になるんだろう。
って、普通なら思うはず。
それもコメンテーターって、大概が芸人ですよね。
芸人って、そりゃ高学歴芸人もいますが、大多数は違いますよね。
アホなことして、笑いをとるって人たちなのに、真面目なことというか、きちんとしたコメント言えるのかって。
で、よく勘違いされるのが、庶民の声を代弁しているって。
いやいや、一番庶民からかけ離れた感覚を持っている奴らじゃないの?
普通を考えるとどうか?
一生懸命勉強して会社に入り、給与を得る。
しかし芸人とは、あまり勉強しないで、楽しけりゃいいという感覚で社会に出て、売れたら、高額な収入を得る。
これのどこが庶民的な感覚だ?
テレビを見ていて、コメントが庶民的だなって思うことが多いかもしれないが、あれは庶民として、どういう答えがいいのかを考えながら答えてるからだろう。
例えば、野菜が高騰しています。
どうでしょうか?ってなった場合。
売れっ子の芸人が、数十円野菜高くなったからってどうなん?
何十万円のマンションに住んでいて?
家賃聞いただけでも、庶民はびっくりしますよ。
もし、何十万の賃貸を払っていて、それでも野菜が何十円上がったから問題だというなら、それはアホだ。
数字の感覚がおかしい。
相対的に見れていない。
消費税が8%から10%に上がり、タンス預金が増えると大騒ぎになった時、もう呆れましたからね。
2%で生活になんの影響があるんだ?って。
なら、月に1回外食ひかえるだけで、カバーできるぞって。
それと同様なんだよな。
MCにしても、何だろう。
反政府を語れば、世論を味方に付けれると言わんばかりに、政府批判ばかり。
首相が変われば、また批判して。
何するにしてもすべて批判ばかり。
不思議なのが、よくいうのが説明不足。
これ多いですよね。
なんでも、説明が足りないって。
いろんな情報は公表されているのに。
それを見ないで、説明不足を叫ぶ。
説明ってどうすればいいの?
テレビに出て、説明するとしても見ないでしょ。
国会中継で、その中で野党の質問に答えて回答しても、国民の多くが見てないでしょ。
なぜ、それで説明不足だ!説明しろ!って言えるのか。
あと、各省庁が発表している内容を国民にわかりやすく説明するのが、本来メディアの責任ではないのか。
それを国民と一緒になって、説明不足だ!って騒いでるのはどうしたものかなって。
本当に嫌になる。
会社の食堂でワイドショーがついていたり、年休を取ったときにたまたまついていて見ることがあるけど、内容にばかばかしさに本当に呆れる。
突っ込みたいけど、視聴側ではね。
コロナも、世間が不安になればなるほど、メディアにとっては嬉しいからな。
なんでもそうだけど、何もなく世の中平和であれば、みんなメディアなんて見ないから。
何か不安なこと、知りたいことがあるから、見てるんだから。
だから、メディアは不安を煽る。
専門家と言って、不安を煽る人を呼んで、不安になるようなことを言わせる。
コロナはインフルエンザと同じですよっていう専門家を呼ぶ番組は少ない。
メディアにとってそういうのは都合悪いからね。
どうすればよくなるのか
では、どうすればいいんでしょうか?
何か方法ってあるのでしょうか?
色々ありそうですね。
まずスポンサーの問題。
スポンサーってやはりいち民間企業ですよね。
そうなると、そのスポンサーに気使うっていうのは当たり前ですよね。
あのマイナス金利導入の時、実績のある経済番組ですら、マイナス金利により金庫が売れているとか、問題だとか報道していましたよね。
経済番組なら、マイナス金利の影響は少ない。とか。
反対していた委員会メンバーは、メガバンク出身者だとか。
そんな報道ありませんでしたからね。
スポンサーにメガバンクが入っていたからでしょう。
スポンサーがないというとNHKとなります。
従って、まだNHK放送の方が信用がありますね。
あと、やはりコメンテーター。
いらないでしょ。
なんでいるんですかね。
あれ用意するなら、バラエティ番組ですよって。
ひな壇芸人扱いにすればいいのに。
専門家を呼ぶなら、きた専門家が対立するような専門家を複数呼ぶ。
でないと呼んできた専門家が皆同じ意見言う様じゃ意味ないでしょ。
コロナ番組で呼ばれる専門家は、みな感染症の専門家ばかり。
精神科とか、他の専門家は呼ばれていない。
コロナで外出自制となっているので、精神的な面での見解も必要なはずです。
なのに、感染症の専門家ばかり来て、コロナの怖さばかり吹聴する。
それは、ある一面でしか評価していませんよね。
例えば、コロナで100人亡くなりました。
経営が行き詰まり100人自殺者が発生しました。
上記の100人は報道されるけど、下の100人は報道されません。
影響度はというと、働き盛りの人が自殺したら、その家族は路頭に迷います。
夫婦と子供2人の家庭なら、お父さんが亡くなったら3人の人の人生に影響を及ぼします。
悪い影響です。
コロナで亡くなった100人の年齢別で見てみると。
例えば、80歳以上が90人。80歳未満が10人だとすると。
すべてを報道すれば、その内容を受け取る側の判断は、全く別のものになってくるんじゃないでしょうか。
顔となるMCは。
MCは、番組をうまく回すスキルが必要ですが、最近では、MCの思想というのが番組に反映されることが多いです。
それが偏っていれば、番組自体が偏ってきます。
その最たる例が。
「バイキングMORE」と「サンデーモーニング」。
どちらも強烈な政府批判する番組として有名ですよね。
そんな番組がなぜ、継続できているのか。
それはやはり国民の一部には、反政府の人もいます。
だって、今の野党の支持率でも、すべて合わせて10%程度ありますから。
1割程度の人は、もうすべて政府のやり方が気に入らないってことですから。
能無しの野党の方が、まだマシだというんだから。
そういう人たちが見てるんでしょうね。
あと、また今度どんな変なことを言うんだろうかという、興味本位の人たち。
実は、食堂で見ているときには、そんな感じで見てますね。
細かな内容は、ネットニュースで見てますから。
なんとかならないですかね。