ここんところ、順調に株価が上昇していましたが、先週末に大きく下落しました。
下落幅は、なんと2016年6月以来の水準で、過去10番目の大きさだと。
これは一体何かあったのかと思ってたら、なんかアメリカの長期金利が急激に上がっていて、そこからくる警戒感により、世界中がちょっとパニックになったようです。
なんだかなって感じですが、株価も急激に上がりすぎていたようなので、調整があっていいんじゃないのかなって思います。
2月26日の東京株式市場では
26日の東京株式市場では、全面的に大幅下落しました。
終値はと言うと、前日比で1,202円安。
いやー、下げましたね。
アメリカ市場に引きずられる形になりましたが、結構株価が上がっていたので利益確定売りも出やすかったんだと思いますね。
そもそも日本株を買っている外国人投資家が多いので、影響を受けるのは、もう毎度のことですからね。
日本人が多く買っているなら、国民性からして、こういう時もじっと持っていると思うんですが、外国人は決断が速いですからね。
それがいいのか、悪いのかは別ですが。
長期金利の上昇要因
特に大きなニュースがないなって思ってたので、株価見た時にはびっくりしました。
で、調べてみると、原因はアメリカの長期金利の急激な上昇とのこと。
長期金利が上昇した要因と言うのは。
各国が金融緩和政策により、市場に出回るお金を増やしました。
更に最近は、ワクチン接種も始まり、徐々に景気回復への期待が高まりました。
そうなると、国債を売って、株を買う動きが活発になり、国債の金利が上昇する。
通常は、景気が良くなるんだから、それに応じてさらに株価は上昇しそうなものなんですが、金利上昇への不安感の方が勝ったようですね。
長期金利が上がると何が困る
長期金利が上がると、企業の調達コストが上昇します。
従って、いままで株価上昇のけん引役だったハイテク銘柄が、今回かなり売られたようです。
私が持っている東京エレクトロンも、4.5%下落しました。
東京エレクトロンやファーストリテイリングなど、日経平均株価に大きな影響を与える銘柄の下落は、結構痛いですよね。
ビットコインも大きく下落
ビットコインも下落しています。
こっちは、アメリカの長期金利の上昇とは関係なく、要人の発言が原因のような気がします。
ビルゲイツがビットコインに対して、警戒する必要がある旨の発言をしていました。
資金に余裕がない人が、ビットコインに投資していると、結構痛い目に合うかもしれないよって。
そりゃそうでしょうね。って感じですが。
ビットコインもここ最近の上昇については、少し怖いような気もしていました。
堅実に毎月の定額の積み立てを基本としているので、損失は出ておらず、まだまだ利益はありますが。
長い目でみて投資しているので、このぐらいの下落なんてのは、まったく気にしていません。
逆にドルコスト法で考えると、今は少し下がった方が買いやすくていいんですよね。
まだもっと下がれっていう気がします。
せめて1ビットコインは保有したいんですが、今の価格をみると1ビットコインを保有するなんて、ちょっとできませんね。
0.1ビットコイン、0.2ビットコイン程度がやっとなんでしょうかね。