おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

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財政破綻の第一人者 藤巻健史〜破綻を訴えて何年経つのか

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藤巻健史

日本を代表する財政破綻論者として、有名です。

私も、Youtubeで喋っているのをみたことがあります。

 

「日銀破綻」とか、「日本破綻」など、同じような書籍をたくさん出しています。

しかし、これいつまで言い続けるんでしょうね。

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ちょっと面白いので調べてみました。

財政破綻を煽っているのは財務省!?

財務省は、日本の借金だ!とか、国民一人当たりに換算すると。みたいなことを扇動していっている省庁ですね。

メディアは、それを鵜呑みにして、バンバンこれを報道しています。

 

財務省の言いなりになり、そのまま伝えている学者も大勢います。

それがタチが悪い。

 

後ろ盾がつくとか、知名度が上がるとか。

そういうことで、ろくに調べないで煽るんですよ。

 

データとかをみないで、単に利権のために煽るというのは、本当に許せないんですけどね。

サイコロジー・オブ・マネーでもありましたが、悲観論の方が受け入れやすいって言うのがありました。

財政破綻の本を出せば、売れるんでしょうね。

 

財政破綻の条件が

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自国通貨建の債権を発行して、債務不履行に陥った国は今までにありません。

ギリシャとか、アルゼンチンなどは、自国通貨建の債権ではありませんでした。

ギリシャは、ユーロです。

アルゼンチンは、ドルです。

 

また、財政破綻するという状況にあると、通常ではお金が必要となります。

お金を借りようにも、破綻リスクがあるなら、なかなか貸してもらえないため、金利はどんどん上がっていきます。

 

財政破綻する国の債権は、金利がバカほど上がります。

ロシアなどは、破綻前には、100%にもなったそうです。

 

しかし、では日本の国債金利はどうか。

ほぼほぼゼロです。

 

なんで、破綻寸前と言われる国の金利がこんなに低いのか。

 

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理由はデフレ

なぜ、金利はこんなに低いのは。

それはずっと、長い間、日本がデフレだったからです。

 

同じようにデフレで、国債金利が上がっていない国があります。

それがドイツとフランスです。

 

国債長期金利は3%が当たり前で、1%を切ると非常識だと言われているそうです。

日本は非常識なんですね。

 

金融破綻論者からしてみれば、金利が上がっていないのが、非常に耳の痛い情報となっています。

 

次に言い出すのがハイパーインフレ

破綻論者がよくいうのが、ハイパーインフレ

日銀がバカバカお金をすりまくっていると、ハイパーインフレになるぞ!って。

 

日銀が約350兆円を超すお金を刷ったけど、インフレになっていません。

いつなるのか。

 

国債の償還が迫ったとき、政府はそのお金を変えせるのか?

返せなかったら、破綻だと。

しかし、政府と日銀は、密接な関係にあります。

日銀が政府に金返せ?

いうわけないです。

 

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日銀当座預金

量的緩和政策とは、日銀当座預金を増やして、国債を買う。

日銀の債務となる。

日銀が買い取った国債は資産。430兆円。

日銀当座預金のお金は、国民のお金だという人がいます。

(破綻論者の見識)

しかし、Yahooの質問にも以下回答が載っています。

 

国債を買う原資は何ですか、という質問ですね。

国債を買う原資は国債自身です。政府は「無」から国債を発行し、国債を担保にして日本銀行が発行した日銀当座預金国債を買う原資です。

国債のしくみは日銀当座預金とは何かが分からなければ絶対に理解できません。

日銀当座預金とは民間銀行(以下銀行)と証券会社だけが日本銀行(以下日銀)に持てる当座預金口座(基本的に金利のつかない取引用口座)です。

銀行は日銀当座預金を①銀行間取引 と②日銀との取引 に使用します。

①では、例えばA銀行に口座を持つBさんが自分の預金口座からC銀行のDさんの口座に1万円を振り込んだ場合、A銀行の負債が1万円減りC銀行の負債が1万円増えたことになります(銀行預金は顧客に払う義務があるので銀行にとって負債です)のでそれを相殺するために同時にA銀行の日銀当座預金1万円がC銀行のそれに移動します(日銀当座預金は銀行の資産です)。

このようにある銀行の銀行預金と日銀当座預金は同額が同時に移動します(同時同額の原理…便宜上付けた名称です)が両者が交わることは決してありません。

日銀当座預金は国民とは切り離されたお金です。

②では、銀行は日銀当座預金国債を買うことができます。

しかしこれは「買う」というよりも「交換」と言ったほうが正しいです。

なぜならば、銀行は自身では決して日銀当座預金を生み出すことはできないからです。

また、銀行は日銀当座預金を日銀で現金紙幣に交換することができて顧客の払い出しに備えています。

以上を基礎知識として国債発行の仕組みを書きます。

以下は政府が国債1兆円を発行して銀行に引き取らせて、政府が1兆円支出する場合のシミュレーションです。

政府が国債1兆円発行を決定

日銀は銀行保有の既発国債1兆円を引き取り代わりに日銀当座預金1兆円発行

政府はその日銀当座預金1兆円を引き取り代わりに新規国債を1兆円発行

政府は引き取った日銀当座預金1兆円を銀行に発行してこれが政府支出

同時同額の原理により国民の銀行預金が1兆円増額

 

以上のオペレーションの前後の変化

銀行:所有する国債が既発から新規に変化。資産として日銀当座預金が1兆円増えて、負債として銀行預金1兆円増えた。資産としてプラスマイナスゼロで政府にお金を貸した訳ではない。

日銀:資産として国債1兆円増え、負債として日銀当座預金1兆円増えた。

政府:国債1兆円という負債が増えた。

国民:銀行預金が1兆円増えた

要約すると 銀行は政府支出に関して何ら役割をしていません。

単なる中間業者です。

日銀は国債を担保に日銀当座預金を発行してこれが直接の政府支出の原資です。

政府は国債という負債を自ら負うことによって民間に銀行預金という資産を与えています。

国債を買う原資は国債自身です」という意味は理解していただけたでしょうか。

そして重要なことは、政府の国債という負債は単なるバランスシート上に記載されるもので、誰かに返済するものではないということです。

引用元:Yahooファイナンス

finance.yahoo.co.jp

 

この質問に対する回答の中にも、堂々と国民のお金ですと言っている人もいます。

国債を発行したつけは、後の世代にツケを回しているという人がいますが、いまだかつてツケを払ったという事例はありません。