ほんとに呆れるしか無い。
去年散々騒がせた教師による教師へのイジメ問題。
二名の教師が懲戒免職となりましたが、後の二名は、単なる停職。
神戸市立東須磨小学校の「教員いじめ事件」で、神戸市教委は2月28日、男性教員二人を懲戒免職にするなどの処分を発表した。“クビ”になったのは蔀俊(しとみ・しゅん)教諭(34)と柴田祐介教諭(34)。刑事処分も決まらないうちの懲戒免職は異例ではある。
引用元:Livedoorニュース
この教師らがやってたことは、もう犯罪以外の何物でも無い。
先日謝罪文を出していたが、その文言からは猛省が見られるが、時既に遅く、今更猛省されても意味は無い。
最近は、特に教師の過酷さがクローズアップされ、みんなが敬遠しだしました。
本当に普通に考えると、好き好んで教師になる人って本当にいるのかなって思ったりもします。
コンビニ経営と同様、まず選択肢として上がらない。
本当は、もっと魅力的な仕事だと思うんですがね。
公務員と言うのは当然ありますが、子供に勉強を教える。
勉強だけでなく、スポーツや、生活を通して、一緒に学ぶ。
すごくやりがいのある仕事だと思いますが。
何でこんな状況になるんでしょうね。
「先生」と呼ばれる職業って、何か勘違いするのでしょうか。
大学を卒業した社会人1年生なのに、すぐに先生と呼ばれる。
勘違いするのでしょうかね。
親も、若い新人の教師に対して、先生って言いますからね。
なんで教師がこんなに過酷な職業になったのでしょうか。
やはり教育委員とか校長とかが、きちんと現場を管理できないからではないでしょうかね。
モンスターペアレントの問題がありますが、校長がきちんと理不尽な要求には、ガツンと対応すればいいのですが、体裁とかを考えて教師に対応するように仕向ける。
普通に考えて、理不尽な要求なのか、そうでないかはわかるはずです。
もちろん、教師側に問題がある場合もあるので、きちんとジャッジする必要はあります。
いい教師がいい校長になるとは限りません。
それよりは、外から優秀な管理者を呼んだ方がいいと思います。
教頭は現場の総指揮者と言う立場で。校長は、管理者として。
システムエンジニアの世界では、プロジェクトを管理するためのプロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーがいます。
プロジェクトマネージャーは、その名の通りプロジェクト全体を管理・指揮する人です。
プロジェクトリーダーは、実行責任者であり、各チームを統括的にまとめます。
外からのクレーム、課題に対しては、プロジェクトマネージャーが対応します。
プロジェクトの各チーム間の折衝、問題などは、プロジェクトリーダーが対応します。
校長は、プロジェクトマネージャーで、教頭はプロジェクトリーダー。
本当に教師と言うのは、つらい仕事ですよね。
会社の組織では、一般的にはメンバーと言うのは、あまり変わることがありません。
従って上司は、部下と長い期間をかけて、教育・指導することになります。
相性が合わなくて、逆につらい場合もありますが、お互いをよく知り、能力を発揮させることもできます。
しかし教師と生徒は、ほんの1年だけの付き合いです。
校内で顔を合わせることはあるかもしれませんが、クラス、担任が異なればそう親しくすることはありません。
たった1年たつと、自分のもとから巣立っていくのに、そんなに熱心に教育もできないでしょ。
平穏無事に過ごした方がいいや!って思うのは当然ですよね。
イジメでもそうかもしれませんね。
見て見ぬふりで1年過ごせば、次の先生が対応してくれると考えても不思議じゃないですよ。
生徒も教師に評価されるのは1年だけと思えば、担任にどう思われようが平気だと感じてもおかしくありません。
先生なんてちょろいって思うんでしょうね。
こんな日本の学校で育ち、採用試験が容易になりアホでもなれる教師になり、頭の悪いまま生徒を教え、こんな事件を起こす。
これは氷山の一角なんでしょうか。
先生の質を上げるにはどうすればいいんでしょうかね。
先生のなり手が減っているので、一人の先生への負担が増える。
そんな状況で、モンスターペアレントが来て、うちの子がどうのこうのって文句を言ってくる。
本来言い分を聞いて、きちんとジャッジするべき校長は、親の顔色を伺い、教師に親のいう事を聞くように命ずる。
本当に悪循環です。
教育現場が根本的に変わっていかないと、本当に将来が不安で仕方ない。
どこにでもクレーマーはいる。
そんなのいちいち真に受けてたらやってられない。
「あんた、何言ってんだ! アホなこと言うな!」ってガツンと言い返すような教師、校長っていないのかな。
記事を書いていて、ある小説を思い出しました。
このでっちあげ。
これ読んだ時に本当にびっくりしましたけど、どこにでもあり得る話です。
このモンスターペアレントは、逮捕されることもなく、普通に今でも生活しています。
教師の生活を完全に壊しても、罪に問われることはないのです。
これが本当の教育現場の闇なんです。
本を読む人が激減している現在。
このような問題を提起した本をいくら出版しても、人々には伝わらない。
悲しいことです。
テレビをつければ、バラエティ番組がほとんど。
頭を使わずにみることができる、このような番組が氾濫している。
もっと、このような問題を取り上げる番組があっていい物なのに。
今回はこのネットニュースを見て、なんとか思いを言葉にしようと思いつくまま書いてみました。
非常に読みづらいものになってしまいましたが、本当に教師という仕事は本来尊い仕事だと思っています。
いい教師は本当に沢山いる。
いい親も沢山いる。ほとんどの親がいい親というか、いい良識のある大人であるというのもわかっています。
ただ、ほんの一部の良識ない人たちのせいで、全体が壊れることがあるのも確か。
最後に。
今回の事件を起こした教師たちは、一生教壇に立ってはいけない人たちです。
今回のいじめの主導的立場であったとされる「女帝」と言われていた45歳の女性教諭。
停職3か月だそうです。
いずれ教壇に立てる身です。
これが許されるのでしょうか。
代理人の奥見司弁護士は「本人は早く復職したいと言っていますが、東須磨小学校へ復職するのは難しいのではないか」と話す。加害教員らは消えていても仁王校長を含め「見て見ぬふり」の教員仲間たちが残る職場に戻らなくてはならない。
引用元:livedoorニュース
ネット記事にも書いていますが、この学校にまだいてる「仁王校長」および「見て見ぬふり」の教師たち。
この学校は大丈夫なのか。大丈夫じゃないよな。。。。