日本人は、欧米と比べて、本当に金融に関する知識、情報が不足していると思います。
一般的に言われるマネーリテラシーってやつですね。
このブログでも、ことあるごとにマネーリテラシーって言ってますよね。
いろんなニュースを見ていると、このマネーリテラシーがあると、だいぶん状況が違ってただろうなっていうことも多いです。
日本と欧米の資産の持ち方
お金についての考え方は、日本と海外では結構異なります。
日本で投資として、株式や投資信託で運用している人はどのくらいいるでしょうか。
最近は、コロナの影響で在宅勤務が増え、また企業の先行きに不安を覚えたことにより、投資についてかなり興味を持ち始めた人も多くいると思います。
しかし、増えたと言ってもパーセンテージ的にいうとわずかでしょう。
日本では、投資している人の割合は、約20%程度と言われています。
大半は、いまだに銀行預金です。
Why? って、厚切りジェイソンは発狂していますが。。。
なぜって。
これは、昔々の銀行の金利が7%とかあった時の思い出が、今も染み付いてるんでしょうね。
7%といえば、そりゃ、預けていたお金が10年で倍になるというほどの金利ですからね。
100万円が10年後には200万円。
20年後には400万円。
30年後には、800万円ですからね。
そりゃ、おじいちゃん、おばあちゃんは、銀行に貯金しろって言いますよね。
しかし、アメリカとかでは、株式や投資信託で運用している人の割合は、50%程度にもなります。
日本ほど国の補償が少ないため、自分の老後の資金は、自分たちでなんとかしないとダメだという意識の強さもそこにはあります。
だから、アメリカとかでは、子供の頃から、親や学校で、お金についての勉強はやるそうです。
生活の不安を取り除く
運用、投資って、日本ではすごくネガティブに報道されることが多いですよね。
政府が一生懸命、投資しましょう!って言っても、メディアがこれと逆境する形で、投資によって破産した事例などを報道します。
投資は、ある程度の基本さえしっかり押さえておけば、怖いものではないんですけどね。
基本は以下の3つ(+1つ)。
- 分散投資
- 長期運用
- 余剰資金での運用
- グローバルへの投資
最後の1つは、個人的に追加したい項目です。
さて、運用で生活が豊かになると言うのはどういうことか。
やはり、将来の不安が減ると言うことですね。
将来の不安ってなんでしょうか?
健康?仕事?子供について?
以前何かの本で書いてたな。
小説「一億円のさようなら」かな。
うつ病の特効薬は?
ずばりお金です。って。
生活するのに十分なお金が保障されていれば、うつ病なんてなくなるって。
例えば、仕事のストレスによるうつ病。
お金があり、FIREできれば、解決しますよね。
難病を患ったことによるストレスは、正直難しい場合もありますが、仕事のことを気にしないで、病院に入院し、治療することによりかなり改善されるのではと思います。
結構、日頃のストレスとか、不満って、お金があれば多少和らぐことがあるんですよね。
宝くじで5億とか当たり、人生を狂わせた人も大勢いますが、毎月30万円づつ生涯必ず支給されるとなると、かなり心地よい生活が送れるんじゃないのかなって。
それはまぁ、夢の話として。
貯金は、積み立てたお金=資産となります。
これは容易に想像がつきます。
銀行の金利が異常に低いから。
1万円づつ毎月10年預金したら、120万円です。
これだと、あーあ、10年続けても120万円かって。
その上、この120万円は、銀行の預金通帳の上で死んだように寝てるのと同じです。
いや、もう死んでます。
しかし運用は、違います。
お金がお金を生み出してくれます。
頑張って働いてくれます。
頑張って増えた資金は、さらに次の資金を生み出してくれます。
投資でよく言われる複利というやつです。
私が目標としている投資信託の運用利回りは6%です。
100万円を10年間、この条件で運用すると。
およそ180万円になります。
複利というのは、もうご存知かもしれませんが、増えたお金が、さらに次のお金を産むということです。
そうやって、増やしたお金は、生活や精神を安定させます。
運用で生活を豊かにする
もう一つ。
例えば、株式を購入すると、配当金がもらえます。
日本だと、年2回配当されることが多いですね。
特に6月とか12月。
決算が3月と9月とあり、その3ヶ月後に配当金が配られるというのが多いからです。
色々企業により異なりますが、この配当利回りが3%とかある企業って意外に多いです。
例えば、みずほファイナンシャルグループは、配当利回りは5.24%(私が保有している実績)です。
注)ここから税金(20.315%)が引かれます。
仮に100万円をみずほファイナンシャルグループに投資していた場合、年間で41,000円(税金が20%程度引かれる)の配当金がもらえます。
月に換算すると、大体3400円程度。
これが、1,000万なら、月当たり、34,000円程度となります。
2,000万円問題は、月当たり、50,000円相当が足りなくなるということでしたよね。
それを考えると、単純に1,400万円をみずほファイナンシャルグループ株を購入すると、配当金で賄えるということになります。
もちろん、投資の鉄則は分散投資ですから、こういう投資は絶対にお勧めしません。
(以前、高配当でも知られていた東京電力株に集中的に投資していた人が結構いた。)
従って、投資先を分散させた上で、月5万円の不就労収入があれば、かなり老後の不安は減るということになります。
定期的に入るのであれば、今からその恩恵を少しは受けていいということにもなります。
配当金を小遣いとして使用するということです。
配当金に限らず、不就労収入をですね。
お金は使わないと、嫌われますからね。
お金を大事大事と囲っていると、そういうところからはお金は逃げていきますから。
お金を有効に使うところに、お金は集まってきます。
投資は、最もお金が好きなところなんですよね。
最近のニュースを見て
ニュースでよく、昔活躍したスポーツ選手や芸能人が、生活に困窮しているというのを聞きます。
生涯で50億とか60億稼いだとか。
なのに、生活に困っているという話を以前していましたね。
もう本当に信じられないって感じです。
所得税率は、4,000万以上だと45%となっています。
従って、もう半分取られたとしても、25億程度は清原氏の懐に入ってきたはずです。
通常サラリーマンの生涯賃金が2億とか3億ですから。
その倍を使ったとしても、6億。
残りは19億。
それを配当利回り2%(税引き後)の銘柄に分散投資していると、配当金だけで毎年3,800万円となります。
これ、何もしなくても、ずっと貰い続けることができるんですよ。
配当時にすでに税金を払っているので、ここから税金を払う必要もありません。
小室哲哉もそうですよね。
散財するのもいいけど、そういう知識が少しでもあれば、ある程度準備をしてから、その余剰金で遊び回ればいいんですよ。
芸能人なら、ピーク時があればそこそこの資産を作ることができます。
小梅太夫が、全盛期に稼いだお金でマンション一棟保有し、家賃収入がそこそこあるという話は有名です。
いしだ壱成もそうです。
若い頃全盛期があったでしょ。
その頃の収入をきちんと運用していたら、定期的に入ってきたお金もあったでしょう。
なんで、仕事がなくなると同時に貧困化するのか。
これはサラリーマンでも同じですよ。
忙しく働いている時に、しっかりと運用し、ある程度の目安がついたら、その後の計画を実行しつつ生活を楽しむって。