おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

主に経済に関する記事を扱います。経済ニュースや、投資信託、南アフリカについて、趣味のゴルフの記事を中心に書いています。

国民年金未納で起こることを軽くみてないか〜まだ理解できないのか!

SPONSORED LINK


◆◆◆  お勧め商品  ◆◆




2020年度の統計では、約3割の方が、なんらかの理由で国民年金の保険料を支払っていないとか。

もちろんその中には、生活が苦しくて、保険料が払えないという人もいるでしょう。

 

しかし、中には、年金の制度を信用できないと言って、あえて払わないという人もいるそうです。

どんなアホか、実際にみてみたいところなんですが。

f:id:se-keneconomy:20210705163000j:plain



もし国民年金保険料を払わなければ

もし運悪く、お父さん、夫がアホで、保険料を支払わないとなった場合。

その家族には、どのようなことが起こるのでしょうか。

 

そんな記事がネットで上がっていました。

 

www.joyobank.co.jp

 

次のようなことが起こるそうです。

 

保険料未納で起こること ◆将来年金を受け取れない
◆本人や家族の財産が差し押さえられる
◆夫が亡くなったときに遺族基礎年金を受け取れない
◆夫に万一のことがあったときに障害年金を受け取れない

 

結構これ見ると、どれも怖いですね。

この程度のことが予想できないのかと、ちょっと不安になりますが。

 

各項目について、細かく説明があったので、みていきましょう。

f:id:se-keneconomy:20210624204126j:plain



将来年金を受け取れない

これは当然のことですね。

国民年金は、原則、保険料を10年以上支払わなければ受け取ることができません。

*免除・猶予を受けた期間も考慮されますが。

 

当然保険料を支払ってないと、この条件をクリアすることが難しくなります。

最初の10年は支払っていて、途中から支払わなくなったと言うことであれば、支給はされますが、額はかなり減ります。

 

老後の収入の一部となる年金。

これはないと生活が苦しくなることも想定されます。

年金よりも他の収入が多ければ生活はできるのでしょうが。

 

こういうと、稼いでいて資産が潤沢であれば、保険料払わなければいいと思うかもしれませんが、それぐらい稼いでいる人は、お金に関する知識も方であるため、年金がいかに効率的な資産運用かがわかっているので、まず年金を使わないということはないでしょう。

 

本人や家族の財産が差し押さえられる

国民年金の保険料は国民の義務です。

国民の三大義務はご存知の通り。

・教育

・勤労

・納税

の3つです。

 

そして、年金加入と保険料の納付も、国民年金法という法律で定められている義務なんです。

そのため、未納が続くと、催告状や督促状が届くようになります。

最終的には、本人(家族)の財産が差し押さえられることになります。

 

国民年金保険料は特殊なんです。

本人だけでなく、配偶者や世帯主の財産が差し押さえれます。

差し押さえれる財産は、自宅や自動車、預貯金や株といったものです。

 

夫が亡くなったときに遺族基礎年金を受け取れない

遺族基礎年金の支給要件は、死亡日の前日において、死亡日が含まれる月の前々月までの直近1年間に保険料の未納がないこととなります。

 

この遺族基礎年金は、亡くなった方の遺族の生活保障として支給されるものです。

もし、保険料を払っていないと、遺族の方は、生活に困ることもあります。

本当にそれでいいんですかって。

 

夫に万一のことがあったときに障害基礎年金を受け取れない

国民年金には、障害基礎年金の制度があります。

これは、病気やケガを負った場合に支給されるものです。

支給される額は、生活や仕事にどのくらい支障が出るかによって決まります。

 

これは、遺族基礎年金同様の支給要件があります。

当然、美濃である場合には、支給されません。

 

もし生活が苦しくて保険料が払えないとき

f:id:se-keneconomy:20210416222840j:plain

生活が苦しくて、保険料が支払えない場合には、どうしたらいいのでしょうか。

 

その場合には、免除や猶予の制度を使用してください。

これらの免除や猶予が認められると、保険料を支払わなくても、年金給付が受けられないといったことを避けることができます。

 

年金制度は無くならない

日本の年金制度は、簡単にいうと現時点の働いている世代から保険料を徴収し、今の老人に年金支給するというものです。

自分の年金は、自分で支払うというものではありません。

 

となると、自分たちが老人になった時の年金は、その時に働いている人たちの保険料となります。

これを考えると、循環されていて、制度自体は、働く人がいなくならない限り、永遠と続くということです。

 

ただ、問題なのが、働いている世代と年金をもらう人たちの人数です。

そのため、支給される年金の額は、その世代間の構成比率により変わってくる可能性があります。

額が減るからといって支払わないと、結局年金もらえないんですよね。

 

ちなみにこの制度を変えるのは、非常にお金がかかるようで、一説には600兆円ぐらいかかると予想されているそうです。

制度の変更というと、公的年金も全て自分の年金は、自分で保険料を払うとかです。

これは、すでに私的年金としてありますが。

 

本当に損なのか

たまに耳にするのが、支払った額より受給する額の方が少ないということ。

でも、それ本当でしょうか。

以前計算してみたところ、10年程度で元取れてたと思いますが。

 

www.oguecolabo7.com

 

さらに20年、30年と受給すると、確実に支払額を超える年金をもらえることになります。

経済学者の高橋洋一先生も言ってましたが、長生きすればするほど、得だって。

万が一長生きしなくっても、それはそれでお金に困ることはありませんから。

長生きするのにはお金が必要なんだから。

だから、年金は必要なんですよね。

 

投資もしない年金保険料も支払わないなんて

最近も、日本は安すぎるという記事を書きました。

ネットニュースでも最近よく聞く話題です。

 

外資のホテルチェーンが日本に進出して、ターゲットを海外旅行者にするとか。

日本人ははなっから対象外のようです。

 

ホテルの宿泊代が10万円とか、確かに日本人には少し敷居が高いですね。

しかし、これが世界的にみて高いかというと、実はそうでもないらしい。

というか、日本の物価が安くて、その分、ホテル代などに当てられるという面もあるでしょう。

 

世界各国の100均(ダイソー)や、ディズニーランドの入場料を見ても、その差は明確です。

 

なぜ、こうなったのか。

日本経済が衰退しているからです。

他の先進国はどんどん経済が発展し、物価も上がっているのに。

(物価が上がり、給料が上がっている。)

 

日本人の資産として一番多いのは、いまだに預貯金だそうです。

株や投資信託に投資している人は、20%前後。

本当になんなんでしょうかね。

 

企業に投資して、企業が元気になり、それが日本経済を活性化させる。

そんな視野を持てないのでしょうか。

まぁ、じつのところ、私個人も日本企業の元気のなさから、外国企業への投資を増やしています。

銘柄指定の株式投資から、グローバル株式の投資信託と。

よっぽど元気よく上がってくれますからね。

 

先ほど言ったように、年金は、受給期間が延びるほど良い投資先となります。

せめて年金保険料をしっかり払って、投資しないとね。

 

www.oguecolabo7.com