おぐけんブログ 悠々自適の投資生活を目指して

主に経済に関する記事を扱います。経済ニュースや、投資信託、南アフリカについて、趣味のゴルフの記事を中心に書いています。

書籍「年収443万円〜安すぎる国絶望的な生活」を読んで思うこと

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以前読んだ「年収443万円〜安すぎる国の絶望的な生活」という本。

改めて読んでいます。

読んだ当時も衝撃的で、このブログにも書きました。

 

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久しぶりに読み直し、再度書いてみようかと思いました。

今度は、さらに掘り下げて、自分の意見として。

◆神奈川県・会社員年収520万円

事例としてあげている人が、どういう考えを持っているのか。

とても気になります。

この人の場合、年収的には決して低いわけではなく、どちらかというと平均以上。

少し高めの感じです。

 

さらに、田舎に家があり、そこからの家賃収入が月4万5千円あります。

年収で言うと、月の手取りが32万円となるそうです。

32万プラス4万5千円。

小遣いは1万5千円。

賃貸で住宅ローンはなし。

子供の学資保険が2万円。

車のガソリン代が月5千円で、年間車の維持費が7万程度。

どうでしょう?

 

不思議じゃないですか?

なぜ、これで毎月10万円程度足りないって。

家賃を12万としても20万程度残ります。

車の維持費を除くとしても、大した額ではないですよね。

 

これで、貯蓄にも回せず、月10万円足りないって。

それをきちんと書かないと、疑問しか残りません。

働いている保育会社がブラックというのは、これ自体は、もう日本の闇ですよね。

 

大切な子供の幼児期をただ預かるというだけで民間会社に丸投げする。

日本は、教育という点でも、先進国から取り残されてきています。

当然優秀な若者もいますが、今目立つのは、少し残念な若者たち。

 

渋谷の交差点ではしゃぐ若者。

動画で目立とうとする若者。

簡単な投資話にすぐ騙される若者。

 

今後、海外の投資家、日本の投資家が、日本に投資するのか?

個人投資家として、自分の資産を守る、増やそうと思うと、徐々に日本は対象外となりつつあります。

日本ブランドはどこに行ったのか?

品質の日本と言われていたが、検査偽証など、揺るがす事例が多く発生しています。

(そもそも、基準が厳しすぎ、それを守ろうとするとコストと合わないという矛盾)

応援したい気持ちはあるけど。。。

日本企業で聞くのは、ブラックな体質。

 

年配のサラリーマンがろくに働かなくて、高額な報酬だけ得て、若者の労働から儲けだけを搾取する制度。

それに文句を言えず、仕事があるだけマシと、声を上げない従業員。

(偉そうに言いますが、自分もそうです。。。)

いち早く、日本に見切りをつけて、他の先進国や元気な国に投資して資産を増やす人が生き残る。

 

そんな国になりつつある。

と、保育会社の実態の一部を読んで思いましたね。改めて。

ちょっと話がそれましたが。

話を戻すと、この手取り額でなぜ生活が苦しいのか?

それは不安からなのか。

それとも家賃がアホほど高いのか。

 

この事例については、そういうところがわからないので、意見としてはお金の使い方がそもそもおかしくて、それに気づかずに苦しい!苦しい!と言ってるのかってところです。



◆東京都 自治体職員・世帯年収1,000万円

この人は、女性で自治体職員として働いていますが、5年ごとに契約更新があるそうです。

不安定といえばそうですね。

この人の年収自体は、350万程度とのこと。

 

夫の年収は、業績に関連しており、いい時と悪い時の差が大きいそうです。

今後、将来的に上がっていくことは、ほぼないそうです。

世帯年収で1,000万円といえば、日本の全世帯の上位20%とはいえ、不安な気持ちはわかりますね。

 

就職時期が氷河期で、かなり苦労したそうです。

私も、中学時代に就職難のニュースを見ていて、確実に就職するにはどうすればいいかっていうのを中学生ながらに色々考えました。

少し極端かもしれませんが、みんなこういうことを考えなさすぎだと思いますね。

 

若い頃こそ、一生懸命、仕事のために努力するっていうのが、本当はいいと思います。

社会人になり、仕事についてから、好きな遊びや趣味をしたらいいんです。

 

根底にそういうのがあるから、遊んでる若者たちを見ると、何やってんだって。思ってしまうんですよね。

息抜きでたまに遊ぶのはいいんですが。

平日にお茶しにスタバとかマクドいくと、高校生や大学生が、本当に大勢います。

勉強している子もいるけど、キャーキャー言って遊んでる学生も多いです。

 

社会人の若い人が、飲んで、旅行して、趣味にって遊んでいるのは、普通だなって思う。

自分で稼いで、働いて、そのストレス発散で遊ぶ。

もう自然なことだと。

でも、まだ仕事も決まっていない、自分のお金もない学生が何遊んでんだと。

 

公務員と言いつつ、なんだかなっていう感じの仕事のやり方。

日本のサラリーマンの生産性が低いと言われていますが、その原因は一部のブラック企業にあるのではと思いますね。

 

この人の意見を聞いていると、そもそもマネーリテラシーが低いなって思いますね。

年金とか国債についてとか。

そもそも知識があまりなく、文句言ってるなって。

 

国債を発行することが、なぜ国民の負担として返ってくるのか?

世界で国債をきちんと返済している国はありません。

国債は、その国を成長させるために必要な資金調達ですから。

どうやって国民の負担になるんだろうか?

 

新型コロナで、特別定額給付金で10万円の支給がされたと。

必要な人にだけ支給すればいいのに、なぜ裕福な人にも支給するんだって疑問を呈しています。

 

このへんも、もう少し考えた方がいいかと。

10万円を給付するのは、タイミングも大切です。

10万円を給付するのに、時間かけると困るでしょ。

だから、とりあえずみんなに配るんですよ。

この人に配る、この人に配らないという議論や判断をしだすと、支給がどんどん遅れますよ。

まずはスピードなんですよ。

企業を救済するのも、企業の個別の状況のジャッジは後回しに支給しました。

で、後からしっかりとジャッジし、不正を追求する。

 

普通はこういうやり方を理解するから、不正受給すると後で捕まるというのがわかるんですが、日本は起業家でもアホが多いから、不正受給をするんでしょう。アホだから。

 

税金を使って支給するんだから、必ず後からきちんとジャッジすることぐらいわかるだろって。

10万円支給も、早く支給するためには、全員の方が早いんですよ。

そのぐらい理解しないと。

 

こういう本では、言いたいことを言わすのではなく、その辺をきちんと説明しないと。

間違った意識を読者に植え付けてしまいます。

 

北陸地方 電車運転士 世帯年収900万円

電車運転士。

いいですね。

しかし、年収自体は、地方で450万円と平均年収だそうです。

結構いい方だと思うんですが。。。

 

それでも、なかなか厳しいとのこと。

それは不妊治療に関することのようです。

 

不妊治療を始めると、どのくらい費用がかかるのかわからないというのが不安だそうです。

しかし、これは年収と関係ないやんというツッコミを入れそうです。

これ、平均年収443万円と関係なく、いくら年収があっても、わからないことに対する不安があるってことだろって。

その辺をきちんと本は書かないと。

 

結婚して、子供を作るために不妊治療。

それはいいとして、それで生活が不安になるなら、結婚する意味あったのかなって。

結婚して不安が増えるって、それはいいことなのか?

 

うーん。だから、不妊治療を生活不安のネタにしたらあかんだろって。



◆東京都 会社員 世帯年収1,000万円

この人は、東京六大学を卒業したが、内定がもらえなかったそうです。

親の縁故で小売店に正社員として就職したが、思ってた仕事と違ったため、退職したと。

 

正直、頭いいだけなら、いくらでもいるからね。

自分の武器を作らないと。

 

不思議なのが、なんでいい大学に行くだけでいい企業に就職できるって思うんだろうね。

すごく不思議。

大学にいる間に、なんで自分の武器を作らないのか。

何やってんだって思いますが。

 

世帯年収で900万円から1,000万円程度あるにも関わらず、不安ばかり先立ち贅沢できない。

贅沢しないのは、それはそれでいいんですが。

しかし、なぜ高額な住宅ローンを組むんだろうね。

で、生活が苦しいって。

なんだかなって。

 

日本の新築神話アンド持ち家神話って、いつまで続くんだろうね。

 

それに食費が月10万円。

これどうですか?

高くないですか?

 

こんなお金の使い方しておいて、贅沢できない。

生活苦しいって言われても、それはライフスタイルに問題ありだろって。

なんで、著者はこんな家庭を題材に選んだのか?

単に、生活苦しいって家庭を選んだようにしか思えない。

なんの説得力もないな。

 

北陸地方 看護師 世帯年収1,300万円

もう大概にせえよって。

世帯年収1,300万円で、何が苦しいねんって。

 

子供の習い事で月5万円。

学資保険が月6万円。

食費が7万円。

 

私立の医学部は4,000万円かかるって。

あのな。

 

もう勝手に悩んでくれって。

なんで著者はこんな家庭を選んだんだって?

 

どんな金持ちも、悩み出したらキリがない。

後の章でも書いてましたが、世帯年収が1,000万超えてて、生活が苦しいって言っているのは、もう次元が違うって。

こんな家庭を取り上げ出したら、もう本当にキリがないし、意味がない。

この本の前半は、本当に意味がないなって。

 

まとめ

世帯年収が1,000万円あったとしても、仕事が不安定だと、気持ちも不安定になるんだなって。

まあ、確かにそうだろうな。

日本でも、もう少し転職が一般的になれば、こんな気苦労はしないのにな。

 

世帯年収で、1,000万円を超えているのは、20%程度だと言われています。

上位20%なんだから、少し贅沢な感じもします。

使い方というか、マネーリテラシーのなさが、なんか気になりますね。

 

話の中には書いてないんですが、投資して運用してるんだろうか。

いつも思うんだが、お金に困ってるとか、将来不安だと言いながら、なんで運用しないんだろうな。って。

将来が不安ならもっと考えるべきだと思うんだけどね。

 

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