おいおい、本当に何とかしてくれよ。
って。
仕事の話です。
今、結構大きなプロジェクトを抱えています。
重要なプロジェクトで、非常に大切なシステムです。
もちろん、今この場ではなんにも言えませんが、とにかく重要なプロジェクトで失敗は許されません。
なのに、まだ他のプロジェクトを見ろってか?
おいおい、俺の体は一つだぞ!
頼りにするのは嬉しいが。
頼りにするなら金をくれ!
プロジェクトは掛け持ちはするが
プロジェクトには、当然大きいものもあれば小さいものもある。
そりゃ、そうだ。
簡単なシステムとか、ちょっとした改修などは小さい。
まぁ、例えば、ある企業の営業所が一つ増えました。
システムにその営業所が一覧画面に出てくるようにしてくれってとか。
こういうのは、マスタデータで管理しているので、そのマスタデータにデータを登録すればよい。
ここまでのものはプロジェクトと言うよりは、保守の作業で行うのだが。
扱う商品に、こういう分類ができたから、画面上でそれを選択できるようにしてくれっていうのは、もうソースコードの改修が発生するので、いくら小さくてもプロジェクトととなる。
まぁ、小さいベンダーなどでは、あまり社内規定もなく、ちゃちゃって感じでするかもしれないが、大きなシステム会社になると、そう簡単にはいかない。
もし、それで失敗でもしたら、信用に傷が付くからね。
小さいと言っても、もう少し期間もある程度長く、半年程度のものも多い。
半年ってなると、プロジェクトしては小さいが、それ相応にチームを作ることになる。
それが2,3人程度の場合が多いが。
そんなチームでも、PM(プロジェクトマネージャー)は必要であるが、PMはそのプロジェクトだけをやっていればいいわけではない。
だって、そんな小さなプロジェクトだと、PMひとりが専任で作業できるほど、お金がないから。
ということで、PMは他のプロジェクトも同時に見ることになる。
開発をするPM。いわゆるプレイングマネージャーだと、30%はマネージャーとして。
残りは開発者として働くというのは、当然ありだ。
ただ、ベテランになっていくと、単価もあがり、その単価でプログラム開発までさせると、プロジェクトとしては利益が出にくくなる。
だから、PMは複数のプロジェクトを掛け持ちする。
大きなプロジェクトは当然専任
しかし、結構大きなプロジェクトだとそうはいかない。
掛け持ちなんてとんでもない。
抱えるチームも大きくなるし、日々管理する作業も多くなる。
進捗をただ管理するだけと勘違いする人もいるだろうけど、そんなわけもなく。
もちろん、日々担当の進捗を管理するが、遅れていたり予想以上進んでいると、その理由を分析する。
あと、発生している不具合の分析も大切だし、外部との調整も必要。
プレイングマネージャーになると、中身のレビューもやったりする。
細かなコードレベルは流石にもうあまり見れないけど、作りの悪さというか、アーキテクチャレベルだと、しっかり見る必要がある。
コードは正しくとも、そもそもの考えが間違っている場合も、結構あるんだよね。
メンバーが優秀だと、マネージャーは結構楽だが。
幸いなことに今の私のプロジェクトのメンバーはかなり優秀だ。
本当にありがたい。
それだけで、かなりリスクは減っているだろうな。
まぁ、とにかく大きなプロジェクトでは、兼任なんてのは、もう無理に近い。
かなり小さな案件なら、ひょっとして可能かもしれないが。
頼りにされているのはいいが
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チーム編成が大切
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