おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

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個人投資家が考えるポートフォリオの姿は~分散化に見る理想の姿

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資産のポートフォリオ

一体どのくらいの人が考えてるんだろうか?

そもそも、自分が保有している資産をきちんと整理して管理している人がどのくらいいるのか。

 

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投資をする際には、やみくもに資産で投資商品を買えばいいというものではありません。

常にリスクはつきものなので、そのリスクをいかに低くするか

その一つが分散化です。

分散化といっても、さまざまな分散があります。

まとめると。

投資の分散 ・投資商品の分散
・時間の分散
・地域の分散

 

今回は投資商品の分散をみるポートフォリオについて書きたいと思います。

 

投資の分散

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まず、基本的な投資の法則として分散があります。 

投資商品の分散、時間の分散、地域の分散

 

投資商品の分散

投資でよく言われるのが、卵を一つのかごに盛るな!ってことです。 

わかりやすい言葉ですね。

 

卵を一つのかごに入れていると、そのかごを落としたら、すべての卵が割れてしまうってことです。

要するに、投資先が一つの場合、その投資先が駄目になったら、資産が無くなってしまうよ!ってことです。

東京電力が元気であったとき、一部の投資家は、東京電力に集中して投資していたそうです。

東京電力と言えば、もう超がつくほどの優良企業であるうえ、配当利回りも高く設定されていました。

電力を供給するインフラ企業であるため、つぶれることは絶対ないと。

そうなると、みんなもう東電株だけで十分って思うのも仕方ないですよね。

日本航空の場合も、これに近いものがありました。

 

しかし、東京電力日本航空も、ひどい状況になりました。

東京電力は、2千円近い株価から、100円台にまで落ち込みました。

(今も、300円台です。)

日本航空なんて紙くずですからね。

 

投資の格言である「卵は一つのかごに盛るな!」を実践していれば、被害も極小的だったのに。

 

ということで、どんな商品にもリスクはあります。

だから、投資商品の分散が必要です。

 

これは銘柄だけでなく、株式、投資信託、外貨、国債、。。。と、投資商品の種類においても同様です。

そのなかで、株式なら、銘柄を分ける。投資信託なら、ファンドを分けるなどのさらなる分散は必要ということです。

 

今回のポートフォリオについては、主にこの投資商品の分散となります。

 

時間の分散

次は時間の分散ですが、これは投資するときには、一気にするんじゃなく、少しづつ投資するということです。

まぁ、例外を言えば、2020年のコロナのように、一気にほとんどが下落した場合、ある程度下がりきったところで、一気に買うというのはありかと。

ただ、このような事象は、10年に1度いう頻度なので、これはあまり参考にならないですよね。

 

時間の分散と言うのは、なんでもそうですが、一本調子に上がっていくというのはありません。

上がったり下がったりを繰り返しながら、徐々に上がっていくという形になります。

(1つの企業で見ると、どんどん下がり続けたり、どんどん上がり続けるということもありますが、あくまで全体で見ると)

 

底値で買って、高値で売る

これ簡単そうで、非常に難しいです。

もうご存知ですよね。

これが簡単に出来たら、みんな大もうけしています。

 

底値だと思い買ったら、そこから更に下がり続けたという経験は誰にでもありますから。

逆に上昇しているから、買ってみたら、その時点から下がり始めたとか。

自分の取引を見ていて、わざとやられているのかと勘違いするぐらいの時もあります。

 

だから、購入する時間を分散するのです。

これはドルコスト平均法として、有名ですよね。

理屈は簡単です。

上がったり下がったりする価格において、できる限り購入額を平均化する方法です。

 

月の購入額を10万円とした場合、株価が2万円の時には、5口購入します。

次の月には、株価が1万円になってたとすると、10口購入となります。

投資金額が20万円で、15口。

平均購入株価は、 1.33万円となります。

もし、最初に20万円で購入したとなると、10口しか買えませんでした。

 

ドルコスト平均法も万能ではありません。

なぜかというと、上昇局面や、下降局面が長い間続くようであれば、効果は薄くなります。

今のビットコインですね。 

 

地域の分散

日本の経済は、今後も上昇を続けるのでしょうか?
日本の株式に投資を続けていいのでしょうか?

不安ですよね。

それは、日本が少子高齢化により、労働力の定価と消費意欲の低下が見込まれるからです。

一部のエコノミストは、少子高齢化と経済は関係ないと言っていますが、本当でしょうか。

 

そういう人は大抵、海外の事例を持ってきます。

少子高齢化が進んでいても、経済の衰退は見られないでしょ。っていうのが、根拠のようですが。

でも、日本って特殊っていうのを理解されているのでしょうかと思ってしまいます。

 

日本の特殊性 民度の高さ
・移民の少なさ
・勤勉な国民性
識字率の高さ(ほぼ100%)

結構みんな日本の特殊性を理解しているとは思うんですが、他の国とは明らかに異なるのに、なぜか海外の国と比較するんですよね。

不思議なことに。

 

死刑制度にしてもそうです。

他の国は、どんどん死刑制度を廃止しているのに、なぜ日本はっていう議論。

他の国は、警察官により射殺される犯罪者の数がそもそも日本と比べ物にならないほど高い

それに刑務所の劣悪な環境は、日本の快適な刑務所に比べると、すざましいものがあります。

そんなことを比較しないで、単に外国では死刑制度がどんどん廃止されているから、日本も廃止すべきだというのは、ほんとうに浅はかと言うか、もう理解できないわ。

 

脱線しましたが、要するに日本の少子高齢化は、経済の衰退を早めると私は考えています。

となると、日本株だけに投資していて、ほんとうに大丈夫なのだろうかと言う心配が出てきます。

 

だから地域の分散も必要なんです。

地域の分散。

つまり、アメリカなどの株を買い、日本経済が駄目になっても、いいように投資する地域も分散するのです。

 

どうやって、世界に投資するの?って思います?

これは意外と簡単です。

世界に投資している投資信託を利用すればいいんです。

 

例:

三井住友TAM-世界経済インデックスファンド

北米:35%
欧州:20%
中南米:6%
アジア・オセアニア:29%

 

三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン

北米:70%
欧州:22%
アジア・オセアニア:8%

 

上記の投資信託は、私が購入しているものです。

この投資信託を購入することにより、地域の分散投資ができているということになります。

 

ポートフォリオについて

ポートフォリオ

これは、投資商品の分散の比率になります。

この比率は人それぞれです。

リスクを多少とっても、リターンを重視する人。

逆にリターンは少なくてもいいので、なるべくリスクを少なくしたい人。

 

リターン重視の人は、株式投資の比率が高くなります。

あと途上国のアクティブファンドなどもそうです。

 

逆にリスクを少なくしたい人は、国債や先進国インデクスファンドを中心にしたりします。

どちらに偏りすぎても、あまりよくないでしょう。

うまく、バランスを取った比率がいいでしょう。

ただ、それが難しいんですよねっていうことです。

 

私のポートフォリオは、今少しいびつな状態となっています。

是正しようと思ってるんですが、なかなか。

少しづつ目標としている比率に近づけようとしています。

 

目標とするポートフォリオ 株式投資:35%(国内:外国=50:50)
投資信託:40%(アクティブ:インデクス=50:50)
外貨:20%
現金:5%

 

このポートフォリオに近づけるようにしています。

まだまだこの目標との乖離は大きいですが。

 

このポートフォリオは、まぁ、どちらかというと安全なほうかと思います。

リスクは少なめとなっています。

リスクが高いと言えば、外貨(FX)で、南アフリカを持っているところです。

これについては、少しづつ、減らしていき、どちらかというとドルに変えていきたいと思います。

 

ドルは、今後円安方向に向かっていくと想定しているので、円の価値がどんどん下落したときのリスクヘッジとなります。

また、金利差によるスワップポイントも魅力的です。

 

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許容するリスクは人それぞれ

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人によって、リスクの考え方は異なります。

多少リスクをとっても、リターンが大きい方がいいという人。

こういう人は、株式投資の比率が高めで、かつ新しい新興企業に投資している場合が多いでしょう。

投資信託も、アクティブファンドを好んで購入している事でしょうね。

 

会社で確定拠出年金を導入しています。

選んでいる投資商品によって、かなりその人のリスクに関する考え方がわかります。

あとマネーリテラシーもね。

 

ある人なんて、こわいので、みんな元本保証の商品を100%としていました。

なんじゃそれ?って感じですが、意外とけっこうこういう人は多いです。

銀行に預けていれば安心と思い込んでいる人が多くて、本当に笑えますが。

 

新聞でもよく日銀総裁の談話が記載されていますが、それをどんなふうに理解しているんでしょうかね。

インフレ2%目標!

銀行の金利と比べると、あきらかにお金の価値が、毎年2%づつ下落していっていると読めるはずなんですが。

まぁ、目標なんで、2%なんてまだ先ですが、それでも1%程度はインフレとなっています。

 

私の企業型確定拠出年金ポートフォリオは、どちらかというとリターン重視としています。

株式の割合が多くなっています。

株式と言っても、日本株ではなく世界各国へのグローバル投資となっています。

そのせいか、利回りは5%を超えています。

成績分散表を見ると、結構上位の方に位置付けられていました。

年金なので、時間が味方してくれますからね。

  

ポートフォリオの注意点

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ポートフォリオの注意点としては、こまめに見直すということです。

これは意外と皆さん忘れていることだと思います。

見直しとはどういうことか。

 

時間が経てば、成績がよく利回りが高くなっている商品と、逆に成績が悪く利回りが悪くなっている商品が出てきます。

そんな時に、見直しを実施し、比率を合わせることをします。

株式投資が成績が良く、比率が高くなってきた場合、株式を一部売却して、比率が低くなった商品を買い増ししたりします。

高くなった商品は、しっかりと利益確定し、下がった商品を安く多く購入する。

これがポートフォリオの見直しとなります。

 

ただ、そんなに単純な話でもありません。

株式が上昇している場合、追加で投資するという判断も必要となります

順張りっていわれる投資方法です。

 

最初想定していた利回りが誤っていた場合。

時間が経過して、ある程度の平均的な利回りがわかった時、ポートフォリオの比率も変えることが必要になったりします。

 

要するに、ポートフォリオは、一度決めたから終わりということではなく、日々チェックをし、見直しをしていく必要があるということです。

 

ポートフォリオの注意点 ・ほったらかしではなく、チェックは定期的に行う事。
・比率が変わってきたら、調整を行う。
・一定期間様子を見て、ポートフォリオの構成を見直す。

 

ポートフォリオをしっかり意識することは大切です。
また、決めたらほったらかしではなく、定期的にチェックしよう!

 

 

 

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