おぐけんブログ 悠々自適の投資生活を目指して

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教えて!NEWSライブ 正義のミカタ!の神回(10月9日放送)〜日本のデフレの恐怖

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いつも楽しみに見ている土曜日の午前に放送している番組「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」。

司会は東野幸治

主に関西圏で放送していて、どうやら関東圏では放送していないらしい。

 

どうしてなんだ!

こんないい番組をなぜ全国で放送しないのか!

 

そんな番組ですが、いつも勉強になりますが、10月9日に放送された内容は、日本のデフレについて

安すぎる日本ってことで。

 

今回は、番組の放送に沿って、みんなに危機感を持ってもらいたいなと。

 

日本は激安国家

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日本は激安国家とされているそうです。

それは、世界に展開しているDAISO(ダイソー)の販売価格を比べてみるとわかるそうです。

 

100円ショップって、どの国に行っても100円で売られていると思うでしょう。

しかし、実は各国で異なるそうです。

 

世界のDAISOの販売価格 アメリカ:160円
◆台湾:180円
◆中国:160円
◆ブラジル:150円
シンガポール:160円
◆オーストラリア:220円

 

続いては、ディズニーランドの入場料は。

 

世界のディズニーランドの入場料 アメリカ:14,500円
◆パリ:10,800円
◆日本:8,200円

 

いかに日本の物価が安いか。

たしかに、たかがDAISOや、ディズニーランドの値段だけ見てもねっていう人がいるかもしれませんが、ラーメンの値段とか、ランチの値段を比べてみてください。

かなり世界って高いですよ。

 

ラーメンとか普通に1,500円程度するそうですから。

 

日本の価格が安いということは、どういうことか?

それは日本の購買力がそれだけ低いということです。

それ以上高いと、みんな買わなくなるということです。

 

他の国は、100円以上でも買うんですよね。

まあ、実際はどうか?

もう少し高くても買いそうな気もしますが、気もしますが企業側の見立てでは、この程度ということです。

 

デフレは物価が安くお得という考えは間違い

そもそもの考えとして、デフレは物価が安くてお得という考えは間違いです。

デフレは、貧困化が進み、経済規模がどんどん収縮していくことです。

 

次は、初任給で比較してみると。

スイスが一番高く、約850万ほど。

アメリカは、約600万。

日本はというと、約260万円。

これは実は、韓国に抜かれているんです。

 

さらに日本の平均年収をみると。

驚くことに、30年前より低くなっています。

30年前が471万円だったのが、現在は、433万となっています。

 

成長率は

ついで成長率をみると。

世界平均は、139%となっています。

 

中国は、1,414%。

よくこの手の数字では、中国から出るものは当てにならないと言いますが、半分としても700%ですから。

 

ロシアが304%

あの韓国でも158%となっています。

アメリカが138%。

 

それに対して日本は。

驚くべきことに、−20%。

マイナスですよ。

 

なぜこういう状況になっているのか

何故なんでしょうか?

他の国は、お金をたくさん刷ってます。

お金を沢山刷るから、お金の価値が下がってます。

 

日本だけが、なぜデフレなのか。

それは、お金の量と、物の量と比べてみると、ものの量の方が多いからです。

もっと日本はお金をするべきなんです。

 

デフレスパイラルとインフレスパイラル

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そもそもデフレスパイラル、インフレスパイラルとはどういったものでしょうか。

 

まず、デフレのスパイラルとは。

お金を使わなかったら、会社の売り上げが減る。

会社の売り上げが減ると、給料が下がる。

給料が下がると、お金を使わなくなる。

 

インフレのスパイラル

所得が増えると、お金を使う。

お金を使うと、売り上げが増える。

売り上げが増えると、給料を増やす。

 

周りを見渡せば、どうしてか、日本だけがデフレスパイラルに入っているのです。

 

以前より価格が上がっているもの

日本はデフレと言っていますが、価格が上がっているものもあります。

 

それは輸入品です。

えっ、輸入品が上がると、輸入に頼ってる日本って。。。

となると思いますが。

 

まずは、ガソリン。

ルイ・ビトンなどのブランドものも価格が上がっています。

こういう世界規模のブランドは、世界基準で上がっていきます。

 

日本では不利ですよね。

世界はどんどん平均給与などが上がっているのに、日本は上がってませんから。

なのに、ブランド物の価格は上がってきている。

海外に買い物に行っても、もう昔のように手を出せる価格では無くなっているかもしれません。

 

デフレの原因とは

さて、デフレの原因はなんでしょうか。

ここでは、国債の発行を規制しているためだと言っていました。

国債とは、皆さんご存知の通り、国家が財政上の必要性から発行する債券です。

 

ここで、世界各国・地域の名目GDP推移をみてみると、欧州、アメリカ、中国は、全て右肩上がりとなっています。

しかし、日本だけは、1995年頃から、ほぼ横ばいです。

 

なぜなのか。

それは国債規制を実施していたからです。

 

なぜ規制していたのか。

日本の借金が増えたら怖いからというのが理由です。

 

しかし、市場にお金を回すのに、実は国債が一番簡単な方法だそうです。

金融緩和として、アベノミクスで実施していたことですね。

 

以前より、このことは一部の専門家は言っていたそうです。

高橋さんとか。

しかし、ほとんどの人はそれを理解できなかったそうです。

唯一政治家で理解されたのは、安倍前総理だそうです。

やはり、安倍前総理って、経済について理解が深かったんだって。

 

今後の日本は

やるべきことは。

国のプライマリバランス制約を凍結させて、国債を発行して、消費税を減税させ、お金をどんどん国民が使っていく。

 

プライマリバランスとはなんでしょうか。

プライマリバランスとは、国の財政収支のバランスのことです。

この件については、自民党高市さんが言ってました。

実は、立憲民主党の枝野さんも言ってるんですよね。

今回自民党総理になった岸田さんも言ってる。

 

市場にお金が出回っても、国民が使わなければ、お金が循環しません。

国民にお金を使わせるにはどうすれば良いか。

消費税減税が一番いいそうです。

 

財務省の反乱

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財務省事務次官の矢野氏が「このままでは国家財政は破綻する」と言ってたそうです。

しかし、正義のミカタに出ている、元財務省官僚の高橋氏が計算したところ、その確率は限りなくゼロに近いそうです。

さらに、財務省の人間で計算できる人がいないって言ってました。

 

岸田総理には、こういった財務省の声を聞かないでいただきたいとのことです。

 

今回、番組の内容をざっくりとブログに書いてみました。

かなり危機感を感じてもらえたのかと。

 

安い安いと喜んでいる場合ではないと。

それがどんな悲劇を産むのか。

難しいですね。

 

高いものをわざわざ買えるのか。

やはりまずは給与を上げることが大切ですね。

あと、日本人特有のことですが、安心して働ける場所を提供するということです。