辛坊治郎さんが、太平洋をヨットで横断しました。
辛坊さんといえば、やはり「そこまで言って委員会NP」の司会が有名でしたね。
というか、私はそれがメインでした。
しかし、辛坊さんの太平洋横断は、すごいなって思いますね。
これはやはり男のロマンなんでしょうね。
正直羨ましいなって思ったりもします。
結構海好きなんですよね。
辛坊治郎氏のヨットでの太平洋横断は、実は今回が2度目です。
ってみんなご存知ですよね。
1度目は、2013年。
クジラの背に乗り上げて、約10日間漂流したそうです。
で、海上自衛隊に助けられました。
テレビ番組で、戦地に観光に行って捕まった人たちに対して、自己責任とか発言していて、それで結構バッシング浴びたりしていましたね。
まぁちょっとタイミングが悪かったですね。
前回は、全盲のセーラー岩本光弘さんと2人でのチャレンジでしたが、今回は1人です。
パートナーがいると言うことは心強い反面、なんか気使いますよね。
もし仲が悪くなったら、もう辛いでしょうね。
それを考えると、今回の1人チャレンジは、良かったと思いますね。
さて、今回の航路がネット上に出ていました。
すごいですね。
ちょっと最近ですが、『辛坊治郎ヨット太平洋横断往路69日間の航海日誌動画』というYoutubeを見ています。
これみると過酷さがよくわかります。
辛坊さんも、最初の1ヶ月は自分の甘さを呪ったと言っています。
サンフランシスコと東京間は、約8,800kmほどあるそうです。
これだけ見てもクラクラしますね。
海流は時計回りに回っていて、日本の近くを通り、アメリカの方へ向かっている黒潮。
逆にアメリカから日本へは、赤道付近の北赤道海流。
波も高そうです。
以前このブログでも、大型コンテナ船の航海について書いたことがあります。
大型コンテナ船はそれなりに大きい船特有の苦労がありましたが、ヨットとなると苦労の種類がぜんぜん異なります。
大型コンテナ船も、海賊とか紛争地域を通過するなど過酷でしたが、ヨットは本当に命懸けです。
命綱をつけていても、海に落ちたらおしまいだって言ってましたね。
そうなんですか?って思ったりもします。
ロープで体と船が結ばれていたら、落ちてもそのロープを辿れば、船に登れるんではないかと、素人としては思うんですがね。
しかしヨット界では、落水したらダメだと言うのが、もう常識のようです。
逆に言えば、ヨットでの事故のほとんどが落水に起因しているそうです。
でも怖いですよね。
あの波の中、船上での作業をするんですから怖いですよね。
大きな船が通った時の波なんて、予想つかないですから。
ヨットで1人だった場合、救命具をつけていても、ヨットは勝手に流されていきますからね。
もうどうしようもないですね。
辛坊氏の動画を見てるんですが、もう少し海の映像とか、船内の映像が見たいですね。
結構、辛坊氏がGoProに向かって喋ってる絵がほとんどなんで、なんかちょっと。
もう少し、船内で寛いでいる姿であるとか、欲しかったな。
しかしやっぱり男性って、冒険が好きなんですよね。
見ていて、正直羨ましいなって思ったりしました。
できるかと言うと絶対できませんが。
結構GoProが優秀なんでしょうが、かなり船は揺れています。
毎朝、酔い止めの薬を飲んでいるそうですが、大変そうです。
普通なら毎日吐いてるだろうな。
ヨットって不思議に思うのが、風上に進むことができます。
もちろん、真正面に向かって進むことはできませんが、45度ぐらいで向かって進むことができるそうです。
それがヨットの面白さだという人もいるそうです。
この原理は、飛行機の揚力と同じだそうです。
抗力と揚力のバランスで、揚力が勝ち、抗力に向かって進むそうです。
風上には、ジグザグに進むそうです。
面白いですね。
今回は、辛坊治郎氏のヨットによる太平洋横断について、まぁ思いつくまま書いてみました。
こう言うのって本当にいいですよね。
楽しくて。