日本には「資産ピラミッド」と呼ばれる資産階級の分類があります。
自分の資産は、日本全体で見るとどの位置にあるのでしょうか?
・サラリーマン
・起業家
・都市部と地方
・独身と家庭持ち
・20代・30代・40代
これらによって資産の位置は大きく変わります。
この記事では、日本の資産ピラミッドの実態をデータを元に解説し、
• サラリーマンで1000万円は上位何%なのか
• 2000万円はどのレベルなのか
• 投資をしている人としない人の差
• 富裕層になる人の特徴
を詳しく解説します。
- 日本の資産ピラミッドとは
- 日本人の8割は「マス層」
- サラリーマンで1000万円は上位何%?
- 年代別資産のリアル
- サラリーマンで2000万円はどのレベル?
- 投資をしている人としない人の差
- 起業家は資産ピラミッドのどこにいるのか
- 都市部と地方で資産格差はあるのか
- 独身と家庭持ちの資産格差
- 年収は資産形成にどれくらい影響するのか
- サラリーマンでも富裕層になれるのか
- まとめ

日本の資産ピラミッドとは
日本で最も有名な資産分類は、シンクタンクの 野村総合研究所 が発表している「資産ピラミッド」です。
純金融資産(現金・株・投資信託など)を基準に、世帯を以下の5階層に分けています。
超富裕層 5億円以上
富裕層 1億〜5億円
準富裕層 5000万〜1億円
アッパーマス層 3000万〜5000万円
マス層 3000万円未満
2023年の調査では
• 富裕層+超富裕層 → 約165万世帯 とされています。
 日本の世帯数は約5400万世帯なので、 富裕層以上は約3% ということになります。
日本人の8割は「マス層」
資産ピラミッドで最も多いのが 3000万円未満の「マス層」 です。
多くの調査では、 日本人の約8割がマス層 と言われています。
つまり、
• 3000万円未満 → 日本人の大多数
• 3000万円以上 → 上位20%
という構図です。
サラリーマンで1000万円は上位何%?
次に多くの人が気になるのが 資産1000万円の位置 です。
実は、 1000万円は決して少なくありません。
金融資産分布を見ると、 1000万円以上の世帯は 上位30〜35%程度 と言われています。
つまり、 1000万円持っていれば 日本人の上位3分の1 です。
さらに重要なのは、 年代別で見ると評価が大きく変わることです。
年代別資産のリアル
資産は年齢とともに増えます。
一般的な金融資産の中央値は以下の通りです。
20代 約100万円
30代 約300万円
40代 約600万円
50代 約1000万円
60代 約1500万円
つまり、 30代で1000万円ある場合 かなり上位層 と言えます。
サラリーマンで2000万円はどのレベル?
資産2000万円はかなり上位です。
理由はシンプルで、 2000万円を超える世帯は約20%程度 だからです。
つまり、 2000万円あれば 上位2割の資産 です。
ただしここで注意すべきなのは、 この数字は 世帯資産 という点です。
つまり
• 夫婦合計
• 親の資産
• 退職金
なども含まれています。
独身サラリーマンで2000万円は、 かなり優秀な資産形成 と言えるでしょう。
投資をしている人としない人の差
資産ピラミッドで大きな差を生むのが 投資の有無 です。
例えば、 年5%で運用すると 資産は 約14年で2倍 になります。
つまり 1000万円 → 2000万円 → 4000万円 と増えます。
実際、 富裕層が増えた理由の1つが 株式市場の上昇 と言われています。
 最近は
• NISA
• iDeCo
• 投資信託
などを利用し 「いつの間にか富裕層」 になる会社員も増えています。
起業家は資産ピラミッドのどこにいるのか
資産ピラミッドを見ると、 上位に多いのが 起業家 です。
理由は単純で、 資産の増加スピードが サラリーマンより速いからです。
例えば
サラリーマン 年収 400万〜1000万
起業家 利益 0〜数億
というように 収入の上限がありません。
そのため 富裕層の多くは
• 経営者
• 不動産オーナー
• 投資家
です。
都市部と地方で資産格差はあるのか
結論から言うと 都市部の方が資産は増えやすい です。
理由は
1 不動産価格
2 収入
3 投資機会
です。
例えば
東京では
• 年収1000万以上
• 金融業
• IT企業
などが集中しています。
さらに 不動産の値上がりもあるため 資産が増えやすい環境があります。
独身と家庭持ちの資産格差
資産形成には 家族構成も影響します。
一般的に
独身 → 貯金しやすい
家庭持ち → 教育費が大きい
特に 教育費は 1人1000万円以上 と言われています。
そのため 同じ年収でも 資産には差が出ます。
年収は資産形成にどれくらい影響するのか
実は 年収だけでは富裕層になれません。
重要なのは 貯蓄率 です。
例えば 年収800万円
貯蓄率30% なら 年間240万円貯まります。
10年で 2400万円 です。
逆に 年収1000万円でも 支出が多ければ 資産は増えません。
富裕層の特徴は
• 生活レベルを上げない
• 長期投資
• 高い貯蓄率
です。
サラリーマンでも富裕層になれるのか
結論から言うと 可能です。
実際に
40〜50代の会社員で 資産1億円を超える人は 増えています。
特徴は 以下の通りです。
・20年以上の投資
・インデックス投資
・共働き
・高い貯蓄率
いわゆる 「コツコツ型富裕層」 です。
まとめ
資産ピラミッドの現実
日本の資産ピラミッドをまとめると
1000万円 上位30%
2000万円 上位20%
3000万円 上位20%以内
5000万円 上位10%
1億円 富裕層
そして 日本では 富裕層は約3% しかいません。
しかし 投資と貯蓄を続ければ サラリーマンでも 十分に到達可能なラインです。
重要なのは
• 投資を始める
• 貯蓄率を上げる
• 長期で続ける
この3つです。
資産形成は 短距離走ではなくマラソン なのです。