いい大学に入る。
いい大学に入れば、いい会社に就職できる。
多くの家庭、学生がそう考えていますよね。
しかし、それで本当にそのような計画通りに行く人って、意外と少ないんですよね。
だって、一般的に言われる大企業って、企業数で見ればわずか0.3%。
社員数で言えば、20%程度。
新卒で就職に失敗すると
日本の就職でおかしなところ。
それは新卒で就職に失敗すると、なかなか正社員として就職するのが難しいということ。
これ、いかがなもんでしょうかね。
今まで、一生懸命勉強して、頑張っていい大学に入ったとしても、今回のようなコロナが突然発生してしまい、就職に失敗すると、学歴が一気に消えてしまいます。
大学で一生懸命勉強していて、何か知識として身についていればいいんだろうけど、日本の大学は入るともう天国ですからね。
何か武器も身につけないで、大学名だけで就職しようとするから、企業が絞れば一気にダメになります。
欧米なんかは、中身を見るし、そもそも就職環境が流動的で、転職が当たり前のような社会だといいんですが、日本は違いますからね。
その1回だけの就職のために、いい大学を目指す。
なんかおかしく無いですかね。
矛盾というか、虚しいというか。
しかし、いい会社に入るためには、それが必須なんですよ。
就職するために、頑張っていい大学に入る。
しかし、それが使えるのは1度だけ。
次はプライドが邪魔する
もし、新卒での就職に失敗したら、どうなるのでしょうか。
就職にしっぱいと言っても、希望する会社に入社できなかったから、別の会社に入るという人もいるでしょうし、1年就職浪人するという人もいるでしょう。
大概の人は、別の会社を足を棒にして探し回りますね。
最初の希望はいいところを狙いますからね。
どんどん不採用通知をもらうたびに、心が折れてくるというのは、よく聞く話ですよね。
プライドが邪魔をして、1年就職浪人する人もいるでしょう。
しかし、浪人してしまうと、大学名はほぼ意味をなさなくなります。
希望する会社には、もうなかなか入れないでしょうね。
それよりも、別の会社に入り、実績を作り、その実績を武器にいい会社に転職するというのがいいような気もしますが。
実績を作れるほどの実力があれば、元々失敗しないかもしれませんね。
こういう事態を防ぐには
一番いいのは、資格を取得し、武器を持つということです。
これさえあれば、新卒で就職しなくても、資格を武器にすることができると思いますね。
また、就職しなくても、自分で起業する方法も出てくるでしょう。
運動部に入り、リーダーとか活躍するという方法もありますが、それでも目指す会社が求人を絞っていると入れない可能性もあります。
ただ、かなり有効な方法であることは確かです。
日本は体育会系好きですからね。
次は、確実に就職できる学校に入ること。
それはよくこのブログにも書いている、高専ですね。
高専は、就職率100%ですから。
就職は、一般公募ではなく、推薦式です。
企業の方から求人募集がきて、それに対して応募するという形です。
もちろんおおきな会社からの求人も多く来ます。
ただ、全て技術系ですがね。
電力会社やガス会社、メーカー企業とあります。
ということで、中学生の時から、その道を選択する必要があります。
これはなかなか難しいかもしれませんね。
また、高専は意外と知られていないかも知れませんが、偏差値が60〜70ぐらい必要です。
この偏差値は、結構な壁となります。
まとめ
もっと本当は皆さん真剣に考えるべきだと思うんですがね。
就職をあまりにも甘く考えてないのかって。
大学に行けば、とりあえずいい会社に入れると、考えてないですかって。
甘く考えていると、就職活動で何社も受け、最後には力尽きてブラック企業に就職するとか、普通にありますよ。
新聞とかニュースでブラック企業の話って出てきます。
普通に考えたら、そんな会社入社しないだろって、思いますよね。
でも、みんな最後には、そう言ったところにまで藁をもすがる思いで入るんです。
そして退職して、気力も削がれた状態で、引きこもりになる。
最近の甘い親子関係により、親が年金で引きこもりの子供を養う。
もう地獄だろって普通は思いますが、親としたら、見捨てるわけにもいかないんだろうな。
甘く育てた親の責任と言うだろうか。
逆に厳しく育てすぎて、ダメになるパターンもあるだろうし。
難しいですが、普通に育てるってことでしょうか。
あまりにも家で、子供を王様にしている家庭は、要注意だと思いますね。
社会に出れば、新人ほど雑な扱いをされ、我慢の連続ですから。
それを家庭で教えないと行けないと思うんですがね。