大きい家、高そうな車。
高級レストランでの食事に高そうな時計。
そういうのを見て、この人は金持ちだなって思うのは違います。
金持ちそうに見せるのは、実はすごく簡単なんです。
借金でもして、そういうものは簡単に買えるから。
大きな家、タワーマンションを買ってると言っても、それだけ借金をしているということでもあります。
まぁ、中には本当に金持ちで、キャッシュで払って買った人もいるでしょうが、大半は住宅ローンを組んでいます。
今回は、そういった偽れる富について、ちょっと買いてみようかと。
見た目ではわからない
以前、このブログでも書きましたね。
子供が、友達の家を見て、この子金持ちだって言っていたの。
言ってもわからないだろうから言わないけど、借金すればいくらでも、家は買えるって。
いい時計を持っていても、趣味で持っている人も多くいます。
確かに、時計をローンで買う人は少ないと思うので、ある程度は余裕があるなっていうのは想像はつきます。
しかし車はどうでしょうか?
これはやはりローンが結構多いでしょう。
マイカーローン。
会社の同僚でも、家を買うと同時に車を買い替えたりする人は結構います。
住宅ローンの金額の高さに比べて、車のローンが少ないので、麻痺してるんでしょう。
要するに借金すれば、金持ちそうに見せるのは、結構簡単なんです。
高いものを購入したというのは
高いものを買ったというのは、それだけ自分の資産が減っているということです。
家を買ったということは、それだけ借金が増えたということ。
車もそう。
本来、その分を投資に回したら、運用益が出ていたと思われるのに。
その資金がものに変わったということです。
住宅ローンなんてその最たるものです。
数千万円の借金。
前倒し返済をするために、投資にお金を回さないで、コツコツ返済する。
その間は、投資なんてできませんから。
投資で資産を増やすチャンスをみすみす見逃しているんです。
ただ、家や車を買うことを否定しているわけではありません。
余暇は大切ですから。
家を買うことにより、仕事へのハリがでる。
いい車に乗ることにより、テンションあがる。
やる気が出る。
そういうのは大切です。
せっかく生きてるんだから。
楽しまないと。
富は物を買うのに使われていない物
言い換えれば、冨、資産というのは、家や車に交換されていないものという事になります。
ただ、金とかは別ですが。
金はそれ自体が資産なので。
後、値上がりを期待して物に交換するのは投資です。
高い時計は、そういう面もあります。
今、ロレックスは非常に高騰しています。
それを見越して、ロレックスを買い漁っている人もいます。
宮迫氏もコレクションの時計を売らないとという話になっていましたね。
売却すると、数千万円にはなるとも言ってましたね。
ロナルド・ジェームズ・リードの例
ロナルド・ジェームズ・リード。
このおっちゃんは、投資をやっている人の間では有名ですね。
ロナルド・ジェームズ・リードは、アメリカの慈善家、投資家、清掃員、ガソリンスタンド店員である。
バーモント州の田舎で生まれ、家族で高校を卒業したのは彼が初めて。
家が貧しく交通費がなかったため、学校にはヒッチハイクをして通っていました。
2014年に92歳で亡くなった時、この田舎の地味な清掃員の死は、国際的なニュースになりました。
死亡時に、800万ドル以上の資産を持っていたのです。
引用元;Wikipedia
見た目は、貧しく、ただの清掃員でしたって。
これ、まさに見せる富に金を使わないで、運用していたということです。
バフェットも実はそうです。
いまだに昔買った家に住んでいるそうです。
そして毎朝3ドル程度の朝ごはんを食べています。
もう一度言いますが、富とは高価な物に変わっていない物です。