「教えて！ニュースライブ正義のミカタ」
この番組は、問題提起がすごくて、すごくいい番組だなって思います。
欠点は、呼ばれている芸能人が、アホなぐらい。
もちろん、いいメンバーもいるんですが。。。
先週放送された中で、特に問題として今後考えていかないといけないのが、日本の運送業について。
トラックドライバーの人手不足で、今までのような、配送ができなくなるんではないかという問題。
2024年問題と言われているそうです。
2024年問題とは
物流業界の2024年問題とはなんでしょうか。
2024年4月1日以降、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されます。
長時間労働でブラックな業種として知られてきた、トラックドライバーの仕事ですが、この規則は一見いいようにみえます。
しかし、それにより様々な問題も出てきます。
それが2024年問題と言われているものです。
労働環境が良くなるのは確かですが、それにより物流業界は、かなり苦しくなると言われています。
まず1つ目は、利益の減少です。
この規制により、運べる貨物の量は、明らかに減ります。
運べる貨物の量が減るということは、売り上げも減ります。
減った分を価格に上乗せしようにも、全国6万社を超える運送業者がいる中、なかなか値上げにふみ込めない状況があります。
2つ目は、会社の利益減少により、トラックドライバーの給与の減少です。
給与が減ると、トラックドライバーになる人が減りますから、人手不足はより顕著になるでしょう。
それでなくても、今のトラックドライバーの高齢化は問題となっています。
若い人がトラックドライバーになりたがらないのです。
なりたい人が減るということはドライバー不足になり、必要なものを必要なときに運べないという事態になるということです。
解決策は
解決策はあるのか。
当然、魅力的な仕事・職場になると、ドライバーを目指す人が増えますよね。
魅力的な職場とは。
給与が高くて、労働時間が短い。
では、どうしたらそのような職場になるか。
給与が高くなるというのは、それだけ送料が高くなるということになります。
それを消費者が許容する必要があります。
でないと、またコスト競争に陥るからです。
なんでもそうなんですが、一度物流が止まるほどの衝撃が必要なのかとも思います。
物量が止まるか。それとも送料上昇を許容するか。
労働時間は、規制によりほっとおいても短くなります。
もちろん、ブラック企業というか、裏で働かせる運送会社は、きちんと摘発していかないといけませんが。
運送会社が儲かれば、給与は自然と上がっていきます。
運送会社の収益はというと、やはり送料ですよね。
高速代の問題
あと、高速代の割引の問題もあります。
深夜割引とかあると、トラックドライバーはより安くしようと、夜中に走ることになります。
これは本当に危険ですよね。
夜走る方が危険なんですから。
もちろん、昼間に他のドライバーと一緒に多くのトラックが走ることも危険です。
しかし、しっかりと休息を取ったドライバーは、そんなに危険でしょうか。
夜たまに走ると、高速で走るトラックは、ちょっと怖いですよ。
こういうところに補助金を出せば、昼間もトラック走って、もう少し夜間に走るトラックは減るのにな。
ただ、夜トラックが走ることにより、昼間の渋滞が緩和されているという面もあるね。
難しい問題だな。
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