投資信託での長期運用について
銀行にお金を預けることは、もう今の時代リスクとなっています。
なぜ、リスクかというと。
それは、日銀の政策によるところが大きいです。
日銀は、インフレ目標2%としています。
インフレ。
すなわち、物の価値を上げると言う事。
ある商品を作り売る場合。
今まで100円だったものを105円で売れるようになる。
価値を上げると言うことで言えば、これは経済にとって非常に良いことです。
一見物の値段が下がるデフレの方が、良いように思えますが、それは生産者を疲弊させることになります。
安売り戦争になると、大企業だけ生き残り、中小企業は苦しくなり、最悪倒産してしまいます。
またそこで働いている社員は、自分が一生懸命作ったもの、提供したサービスなどが安値で取引され、働きがいを見出せなくなったり、給料を下げられたりします。
すると、余計に支出を制限し、いわゆるデフレスパイラルに陥ることになります。
と言うことで、インフレにする必要がありますが、そうなると銀行に預けているお金は、どんどん価値を下げていくことになります。
100円で買えたものが、来年には105円となり、100円持っていても買えなくなりますから。
インフレを超える程度に運用し、資産を増やしていかないと、知らない間に資産が減っていくと言うことになります。
だから、今運用が必要なんです。
投資信託への積立は、よい投資信託を選べば、非常によい投資となります。
株投資と異なり、長期でゆっくりと育てていく感じですね。
分散型の投資信託だと、利回りもそんなに激しく動くこともなく、平均で6%以上は見込めると思います。
少しづつ積立でのんびりと老後資金を貯めてはいかがでしょうか。
投資信託 購入商品一覧(09/18時点)
買っている投資信託は、以下の6つです。(2021年7月1つ追加)
運用状況
◆評価額:¥3,209,375
(先週:¥3,230,912)
◆含み損益:¥645,375 (前週比 ▲¥21,537)
(先週:¥666,912)
◆含み損益(%):△25.17%(今年度:△13.77%)
(先週 △26.01%(今年度:△14.61%))
先週分をほぼ吐き出した感じですかね。
なんかアメリカが元気ないんですよね。
日経平均は3万円を超えて、意外と元気なんですが。
しかし、夏の枯れ相場が終わり、これから本格的に上がる予感がします。
日本株は少し上がり過ぎたような気もしますが、まだまだ上がる余力はあるとエコノミストは言ってましたね。
外国人投資家に、まだ資金の余力があるとか。
日本人が買うと言うのは、最近少ないでしょう。
コロナ禍でこれだけビビって、経済のことを全く考えていないんだから。
しかし、日本経済ってこれからどうなるんでしょうね。
本当に暗い見通ししか思い浮かばないわ。
安い日本って。
安い=生活しやすい ではないんですよね。
デフレスパイラルに陥ると、本当に経済ダメになります。
牛丼の値段下がった!やったー!じゃダメなんですよ。
外国人が日本にきて、牛丼屋とかラーメン屋に行くと、あまりの安さに驚くそうです。
海外では、ラーメンいっぱいが平気で1,000円超えてくるそうです。
高!って思うかもしれませんが、それに応じて給料も高いですから。
このグローバル社会。
海外の人は安い日本に来て、安く物を買っていく。
日本人は、海外に行き、多くの金を取られる。
日本ブランドといえば、品質というのがありましたが、最近ではその品質もかなり落ちてきました。
検査偽装や住宅の安全性。
これ、日本ですかって。
中国でビルが崩壊している映像を見て、信じられないって言ってたけど、そういうのも日本で起こり始めているのかもしれません。
(ただ、自分たちに厳しい日本人が作る基準自体が厳しすぎるという点もあると思いますが。)
しかし、本当に今の日本経済に投資しようという気にならないんですがね。
今回、日本企業の株をいくつか売却しました。
三菱ケミカルとファナックについては、利益が20%を超えたための利益確定でしたが。
日産とENEOSについては、今後の見通しがあまりよくなくて。
今も少しづつ海外投資に資金を向けています。
為替も、少し円高方向に向かっていますが、将来的には円安方向に行くハズです。
いつまでも、こんな経済状況の国の通過が強いわけありませんから。
少しづつドルを買い進めています。
投資信託について
投資信託は長い期間かけて投資するものです。
短期で売り買いするものではありません。
短期と言っても、人により捉え方はまちまちだと思いますが、数年単位と言ったところでしょうか。
ここでも週単位に状況を公開しますが、週間単位で一喜一憂するものではないということを理解しておいてください。
投資信託は、正直一生付き合っていくものと言う感覚が良いと考えています。
銀行に預けるという感じで、長く付き合う。
必要な時に、必要な金額だけ払い戻せばよいのです。長い期間、そうですね20年とか30年、そんな長い目で見ていくのが大切なのでしょう。
運用方針
毎月1万円(毎月1日)を積立しています。
余裕があるときはスポット購入で、追加投資をしますが。
投資信託を選ぶ基準は以下としています。
■運用期間が無期限であること。
購入時手数料がかからないこと。運用管理費用率が低い。
純資産残高が増え続けていること。(残高も豊富なこと)
当然、積立が可能であること。
過去の運用状況
参考資料
私が投資信託を始めるときに、参考にした本は次の本です。
この本を読んだ時には、本当に目からウロコが落ちましたね。
「投資信託はこの9本から選びなさい」
今日本では数千という数の投資信託がありますが、それをある条件で抽出したものです。
今はやっている毎月分配型の投資信託とか、期間が決められているものとか、手数料が高いものとか、そういう間違った商品を選ばないために、非常にわかりやすく説明がされています。
まずは、この本を読んで自分がどの投資信託に投資すべきかを考えてみてはどうでしょうか。