今秋放送(5/17)のワイドナショー。
ほとんどワイドショーは見ないんですが、この番組はダウンタウンの松本氏の結構納得するようなコメントがあり、見ています。
留守録して、結構後で観たりするんですが。
しかし今回のワイドナショーは、見ていて腹が立ったね。
腹が立った話題と言うのは、例の芸能人のハッシュタグ拡散と言う件。
「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけたツイッターのコメントが、多数拡散して、記録的なトレンドとなったというもの。
それに対するコメントが正直耳を疑う。
芸能人の間に盛り上がるハッシュタグ
国家公務員法等の一部を改正する法律案が、2020年3月13日に国会に提出され、5月8日から、衆議院内閣委員会で審議されていました。
昨今の少子高齢化により、定年の年齢を引き上げるという流れを受けて、国家公務員の定年を引き上げるというものです。
定年の段階的引上げ、役職定年制の導入などが検討されていたようです。
この法案が可決された場合には、2022年4月1日から執行されるそうです。
今回問題になったのは、同時に法案として審議された、検察官や防衛省の事務官等の定年の引上げについて。
ネット上では、「検察庁法改正案」と呼ばれています。
検察官の定年問題に関しては、政府が2020年1月31日に、東京高等検察庁の黒川弘務検事長の定年の延長について、閣議決定したことで注目されていました。
こうした中で、芸能人の間で、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが作成されて、5月の初旬から拡散して、芸能人の間でひろまっていました。
特に注目されたのは、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅのコメント。
ネット上で広まっていた解説図を、このタグとともに投稿していたそうです。
しかしこのツイートが荒れに荒れて、ツイートを取り消すことに。
削除するときに、きゃりーぱみゅぱみゅは、「今後は発言に責任を持って投稿します」と謝罪していました。
このコメントに対しても、ネット上ではかなり荒れたようで。
5月18日には、安倍総理は、首相官邸で二階幹事長と会談して、今回の検察庁法改正案について「国民の声に耳を傾け、理解なしでは前に進めることはできない」との意見で一致したとのこと。
指原莉乃のコメント
正直あらためてこの人頭いいなって思った。
ワイドナショーでコメンテーターとしてよく出ているんですが、言っていることに納得してしまう。
頭いいなって思うな。
指原氏のコメントは、「双方の話を聞かずに、勉強せずに偏った意見を見て『そうなの?』『広めなきゃ』っていう人が多い感じがして。正直、私はこの件に関してそこまでの信念がないのでつぶやけなかった」と。
まさにその通りだと。
きちんと自分で調べたうえで、納得しておかしいと思ったらコメントしたらいい。
しかし、勉強もしないで、浅い情報だけで、芸能人が発言したらそれは駄目だろって。
後で言うが、芸能人はいい点も悪い点でも影響力があるんだから。
発言には責任を持たないといけない。
ネットでの反対意見にあるように、芸能人が政治に関する発言をするな!っていうことを言うつもりはない。
ただ、発言するならしっかりと勉強して、反対意見と賛成意見両方を聞き、自分はどっちの意見がいいと思うのかを判断した上で発言するってこと。
あくまで自分はこう思うということで。
影響力があることを十分に理解した上で発言するということが大切だ。
EXITの兼近大樹のコメント
こういうタレントを出して、発言させるっていうのがワイドショーなんだよな。
大丈夫かって?
勉強しないと参加したらいけないのが政治というわけじゃなくて、誰でも発言、批判するのは自由だと思う。
それを大人たちが都合悪いから若者は参加するだけでたたかれたりとか、芸能人なんか特に影響力あるから『言わないでください』とか言われるんですけど、影響力は自分で持ったもので、自分の思うことを発言するのは自由だと思うので、一番残念なのは、これできゃりーぱみゅぱみゅさんがたたかれたのを見た若者たちが『やっぱり政治に参加したらこういう嫌な思いをするんだな、大人からこういうことを言われるんだな』って衰退していくのが一番ダルいっすね」
そもそも大人たちって、おまえも大人だろ!
誰でも発言、批判するのは自由だ!ってそれはそうだろ。
しかし、間違ったことを自分が理解しないで発言するのは、フェイクニュース拡散と同じだっていうの。
フェイクニュースを拡散するのは、アホなネット民だろ。
それはもう、罪なんだって。
アホと言う罪なんだ。
芸能人だから、影響力あるから発言しないでくださいというのではなく、理解しないで勉強もしないで、あほみたいにうのみにしてうそを拡散するなってこと。
「やっぱり政治に参加すると嫌な思いするんだ」って?
だから、もうみんな大人だろ。
自分たちのことを子供だと思ってるのでしょうかね。
もう、アホなコメントというか、
選挙権あるでしょ。
で、選挙で当選した人たちが法律を決めてるんだろ。
選挙権ある人間が、「大人たち」が「大人たち」がっていうなって。
なんで、だれも、自分も大人だろって突っ込まないんだ?
「影響力は自分で持ったもので、自分の思うことを発言するのは自由だと思うので」
少し頭使わないと。
影響力を持ったのは、政治のことで影響力持ったのか?
芸人なら、お笑いで。
歌手なら歌で。
俳優なら演技で、影響力・人気を持ったんだろ。
すごい歌がうまく、曲を作る才能にあふれている歌手がいて、その歌により100万人のファンがついたとする。
その歌手が、まったく無知でフェイクニュースを確かめもしないで、発言するというのは、もう大問題だろ。
その歌手が、歌について語るのは全然いい。
しかし、まったく別分野のことを、その影響力を持って拡散させるのは、それはもう罪だろ。
泉谷しげるのコメント
こういう古い人は、かならず税金払ってるんだからっていうな。
この前ビートたけしも言ってたな。
税金払ってるんだから、何を発言してもいいんだっていう論理か?
税金払ってたら、フェイクニュースをばらまいてもいいし、人を批判して民衆を焚きつけてもいいってか。
「納税者が政治をおかしいっていうのは当たり前だろ」って。
政治がおかしいというよりも、政治をしらないでおかしいっていうのがおかしいって言ってるんだろ。
ほんとに今回の法案は正しいのか
大阪府知事の吉村氏。
僕は検察庁の内部でトップの人事権を持つべきではなく、内閣が人事権を持つべきだと思います。
検察庁のトップを検察内部で決めるべきではない。
内閣が決めた人事がおかしいとなれば、その人事を決めた人、(選挙で選ばれた結果の)政府が最終的な人事権を持つのが、政府を我々はクビにする権利がある。
民主的コントロールが間違ってるなら、国民がその政権を倒すべき。
要するに、検察庁の人事権は、内閣がもっている。
その内閣が、定年をどうするかを決めるのは、法律的に何も間違っていない。
橋下氏がある番組で言ってましたね。
検察庁法第十五条から「検事長は内閣が任命する。内閣の人事権。どういう理由があろうとも、内閣がしっかりと『黒川さんでいきたい』と思うんであれば、それでいいと思います。
中身については、橋下氏は
ただ、今回はその法律が、黒川さんが定年のところを解釈変更しました。
解釈変更は強引だと思っていますが、ただ内閣も法律の解釈権を持っていますから、その解釈が間違いならば国民が選挙で落とせばいいので。
とのこと。
検察OBが、この件についても慣例に基づいて、今まで政治介入は無いと言っていたけど、それは今までの検察がほうりつにもとづいてやってこなかった。
ある意味法律を理解してなかったと言うことを言ってました。
今野党もこれに乗じて、また批判してるが、民主党政権時代に、菅直人総理が、圧力をかけて、中国人の漁船の船長を、本土に送り返した。
その時には、今ほど芸能人は声上げたんですかね?
だから、どさくさに紛れてとか、三権分立の原則に反しているとか、人事に介入するのかっていうのは間違っていると思います。
正直私自身、この法案について、まだ勉強不足です。
ただ、勉強してしっかりと解釈していないのに、流れに乗ってコメントするのはやめてほしいと。
自分たちは選挙権持った大人なんだから。
芸能人は影響力をもっている。
それは特殊な能力に対しての影響力であって、他の分野については慎重にならないと。