貯金と言うのは、昔と今ではかなり違ってきていると思います。
何が違ってきているのか?
まず、昔は銀行の金利が、運用並みにあったと言うこと。
運用並みというと変な言い方ですが、銀行の金利が7%とかあれば、もう運用なんてリスクしかないって感じですよね。
金利7%と言えば、10年で預けていた資金が2倍になるって金利です。
これは、誰でも貯金しますよね。
しない方がアホみたいな。そんな感じですよ。
本当に昔は良かったなって思いますよね。
リスク無しで金利7%ですからね。
しかし、今はと言うと金利は、0.001%。
これもう限りなく0ですよ。
100万円を貯金していて、1年後に10円だけですからね。
日銀がインフレ目標2%としている時点で、貯金は利益を損失させる悪手となります。
先ほどの100万ですが、1年でというとわかりませんが、長期で運用すると、年平均でも結構稼いでくれます。
貯金は働かずに滞ってると、腐っていきます。
昔は銀行に預けていると、そのお金が企業に回り、経済を活性していました。
しかし、今は銀行に預けた資金は有効に活用されずに、日銀の金庫の中に行ったりしています。
貯金でもなくて、タンス預金という最悪なケースもあります。
もう、完全に貯金の考え方が昔と今ではかなり違うことがわかりますね。
でも不思議で、昔の感覚が抜けなかったりします。
もう遺伝子レベルにまで染みこんでるんではないかと思ったりします。
おじいちゃん、おばあちゃんの言うことを、孫が聞いて、それを頑なに守ってるのか。
そう思えるような人もいまだに多くいます。
多くというか、日本人の大多数といっていいかもしれませんね。
もう少し、マネーリテラシーを鍛えるような教育が必要ではないかと思います。