おぐけんブログ 悠々自適の投資生活

主に経済に関する記事を扱います。経済ニュースや、投資信託、南アフリカについて、趣味のゴルフの記事を中心に書いています。

原価率だけで利益率を知るものではなくトータルサービスを見る

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◆◆◆  お勧め商品  ◆◆




外食っていいですよね。

なんかワクワクしますよね。

しかし時にちょっと気になることがあります。

一体このメニューの原価率はどのくらいだろうかって。

原価率。原価率は、原価 ÷ 価格。

価格はメニューに記載されていますが、ではいったいこれ作るのにどのぐらいの原価がかかってるんだろうか

業務用の安いやつを大量に買って安く仕上げてるんだろうな。っとか。

ここで言うのはあくまで原価率であって、料理人の作業単価などのコストの話ではありません。

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いろんな物の原価率

とりあえずネットでいろんな物の原価率を漁ってみました。

◆コーヒー
原価:30円~60円
大体、220円から400円ぐらいしますね。原価率は10%前後でしょうか。

◆紅茶
原価:16円
コーヒー同様の値段しますから、原価率は、5%前後と言ったところでしょうか。

◆カレー
原価:140円~200円
純粋にカレーだけなら600円ぐらいでしょうか。
原価率は、20%から30%ぐらいでしょうか。
平均的な原価率かと思いますね。

◆ラーメン
原価:200円~300円
これもカレー同様、600円ぐらいでしょうか。
原価率は、30%ぐらいですね。

ハンバーガ
原価:60円~80円
100円バーガーを申し訳なく注文する必要もないですが、100円だと原価率は60%から80%ということになりますね。

同時にポテトやドリンクを注文させて、平均して原価率を下げるとか、付加価値のあるハンバーガーとかを出して、平均原価率を下げていますよね。

ハンバーガー屋のポテト
原価:15円
ハンバーガーと一緒に頼むポテトは、原価15円。なのに、価格は結構200円とかしますよね。

こういったところで原価率を下げています。

◆焼き肉食べ放題
原価:500円
大体こういった値段設定しているところが多いそうです。

◆しゃぶしゃぶ食べ放題の肉
原価:100gあたりの原価75円
結構安い肉使っているのはわかりますが。

◆コーラ
原価:5円
コーラの原液を水で薄めているようです。

コーラに100円を出して飲んでいるんですが、この原価を知ると。

しかし、コーラの原液なんて入手できないし、買って飲むしかないですからね。

◆ミネラルウォーター(500ml)
原価:50円~90円
たかが水というなかれ、コーラよりも高い原価。
いろいろ大変そうですからね。
上記のコーラも原液の原価が5円だけど、ミネラルウォーターで薄めているんなら、この原価もかかってくるのか?

 

 

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原価率だけで儲かっていると思ったらダメです

これはあくまで材料費の話です。

 

売値からこの原価を引いた金額がそのまま儲けにはなりません。

ここから、場所代人件費などもろもろ諸経費が引かれることになります。

 

ハンバーガのところでも話しましたが、いろんな品物を提供しているお店では、トータルで原価がいくらになるかというのも考える必要があります。

原価率の高い商品も、原価率の低い商品とセットで売ることにより、平均で利益が出るようにしますから。

 

それが、マージンミックスとよばれるものです。

マージンミックスは、粗利益率の高い商品(原価率の低い)と低い商品(原価率の高い)を組み合わせて販売することで、全体の利益率を向上させる販売方法のことです。

マージンミックスは、「相乗積管理」「粗利ミックス」とも呼ばれています。

 

よく、赤字覚悟でと、お店の人が言いますが、赤字ならお店やってないですから。

しっかりと利益を確保したうえで、商品を提供しているので。

ちなみに焼き鳥は1本100円の場合、原価30円程度です。

原価率30%。

 

そこにさらに原価率の低いドリンクを頼むと、お店的には嬉しいでしょうね。

通常ドリンクバーで出ているドリンク1杯分の原価は、およそ5円~10円ですから。

 

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食べ放題

よく食べ放題で「元を取るぞ!」って感じで挑んでしまいますが、皆さんどうですか?

やはり同じような感じで、挑んでしまいますよね。

 

しかし原価率を考えれば、結構難しいですね。

もちろん原価率の高いものを中心に食べれば、もしかして元は取れるかもしれませんが、好きなものを選べ、好きなだけ食べれるのが、食べ放題なのに、なんかそういう事を気にして食べていたら、なんだかなって感じがしますよね。

 

あまりこういう原価率とか、元を取るとか考えないで、おいしく食べたいですね。

 

しかしなんでこう、食べ放題とか、ビュッフェって、魅力的なんでしょうかね。 

最近は、食べ終わった後、腹が張りすぎて逆に気分が悪くなることが多くなりました。

年なんでしょうかね。

 

食べる前は、やたらとテンション上がってるんですが。

後半から、やっぱりおいしいものを少しだけ食べる方がよかったかなって。

でも、また別の日になるとビュッフェの前で、ドキドキしてるんですよね。

「何、食べようかな」って。

 

ただ、私はお酒が好きなので、ビールがないと寂しいですね。

あと、日本酒と、ほんの少しのつまみとかでも全然OKです。

 

主に魚系があれば、日本酒に合っていいんですよね。

そういうお店の原価率ってどうなんでしょうかね。

もちろん、いい素材のものを使っているので、原価としては高いと思うんですが、その分価格も高いですからね。

原価率で言うとあまり変わらないかもしれません。

ただ、サービスや手間と言うところが大きく違うと思います。

 

少しづつ食の好みも変わってくるもんですね。

 

 

原価率を見るよりトータルサービスを見る

原価率の話をしてきましたが、そればかりに目が行くというのも嫌なものです。

お店はトータルサービスとして評価すべきでしょう。

 

例えば、焼き鳥の話でも、確かに原価率30%だとしても、焼き方や、サービスにより全然違ってきますよね。

串2本入りで300円だとすると、原価は90円だとします。

じゃ、210円粗利がお店にあったとしても、ご主人のこだわりとか、サービス、焼く時の火加減などは、そこには含まれていませんからね。

当然、210円の中から必要経費、人件費を払うと営業利益はもっと少なくなりますが。

 

雰囲気もそうですね。

コーヒーショップで、コメダ珈琲ってありますよね。

 

通常のホットコーヒーで、430円~580円します。

少し高いなって言う感じがしますよね。

しかし。

世界で厳選された豆は独自の焙煎・抽出によってコメダオリジナルブレンドになります。
全国にまたがる配送網により、全国どこのコメダ珈琲店にも毎日ブレのない美味しいコーヒーをお届けします。
日本国中、同じ美味しさのコメダオリジナルブレンドはブラックでは深みがあり、高乳脂のフレッシュと砂糖を加えることで、さらにバランスが良く飲みやすくなります。

引用元:コメダ珈琲ホームページ

www.komeda.co.jp

 

こだわりがあるんですよね。

あと嬉しいのが、モーニングセット

 

焼きたてのトーストと定番であるゆで玉子。

開店から朝11時まで、ドリンクを注文するとこのモーニングがサービスで付いてきます。

原価率で言うと、確かに低いかもしれないけど、それと良質な豆で作った高価な珈琲。

 

高い価格帯にもかかわらず、いつもお店は賑わっています。

トータルサービスなんですね。

 

 

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