最近、小説で「盤上の向日葵」というのを読みました。
これはタイトルからわかるように、将棋に関する小説です。
これを読むと、将棋の世界に少し興味が出てきます。
当然、将棋の世界と言うのは、才能がない限り絶対入ることができない世界ですが。
もう神童と呼ばれるくらい、頭がよくないと、将棋なんて無理なんだろうなって。
そりゃ、遊び程度やアマチュアで少し名をはせる程度なら、努力次第では行けるかもしれませんが、プロとなるともう次元が違うようです。
そもそも勝負の後の、感想戦というものがありますが、もう最初から勝負を再現するなんて、普通の人は無理でしょう。
どんな記憶力してんねんって感じですが。
最近は藤井聡太プロが有名ですが。
将棋のタイトル戦の賞金は
将棋の世界には、いくつかのタイトル戦なるものがあります。
竜王戦なんてよく耳にしますよね。
主なものに以下のものがあります。
これらのタイトルは、年間を通じてトーナメント形式で戦うものと、リーグ戦で戦うものがあります。
棋士の肩書きは、通常は段位となります。
タイトル保持者の場合には、○○竜王と言う感じに、タイトル名が肩書きとなります。
竜王戦には、ランキングがあり、成績によって年に1回、成績上位者は昇級、成績下位者は降級するなど、挑戦権争い以外にも厳しい戦いがあるそうです。
では、それぞれのタイトル戦の賞金額はいくらでしょうか。
あくまで噂レベルですが、賞金額の高い順で見ていくと。
1位.竜王戦:4,320万円(公表されているもの)
2位.名人戦:2,250万円(別途、名人手当1,200万円)
3位.叡王戦:2,000万円
4位.王位戦:1,200万円
4位.王座戦:1,200万円
6位.棋王戦:900万円
7位.王将戦:800万円
8位.棋聖戦:700万円(公表されているもの)
となります。
さすが竜王戦。
4,320万円と一つとびぬけていますね。
棋士の収入
まず先ほどの藤井聡太七段の、2020年の賞金総額は。
推定で約3,000万円ぐらいではないかとされているそうです。
では、棋士ってどのくらいの収入があるんでしょうか。
1993年に羽生善治九段が、賞金・対局料合計で、初めて1億円を突破しました。
それから7年間、1億円を突破しています。
その後も、コンスタントに1億円程度稼いでいたようです。
すごいですね。
まあ、羽生さんほどの有名人になると、将棋以外の副収入がかなりあったようですが。
講演や出版とかそういうものも多かったようですね。
では、そもそも棋士の収益構造はと言うと。
棋士たちは実力によって、A、B1、B2、C1、C2の5つのクラスに所属しています。
そこで毎月「順位戦」が行われ、その対局料が「基本手当」となります。
これは、日本将棋連盟から支払われます。
クラスが上の方が金額は高くなります。
また、それ以外にも、イベントやCM出演料が収入となります。
ネット上で調べてみると、名人の基本月給はおよそ100万円。
A級は、70万円。
B級は50万円。
C1級は35万円で、C2級は20万円程度だそうです。
タイトル戦などの優勝賞金は原則として公開されておらず、唯一、竜王戦4320万円だそうです。
タイトル戦について
それぞれのタイトル戦の予選方式をいかにまとめてみました。
七番勝負が多いですね。
なんかちょっと将棋に興味がわいてきましたね。