おぐけんブログ 悠々自適の投資生活を目指して

主に経済に関する記事を扱います。経済ニュースや、投資信託、南アフリカについて、趣味のゴルフの記事を中心に書いています。

サラリーマン書評

【サラリーマン書評】「悪の芽」貫井徳郎〜いじめの連鎖が辛い

気がつけば、この貫井氏の作品を続けて読んでいました。 いつものようにぶらっと本屋さんに入ると、帯に惹かれました。 ずるいですよね、この傑作ミステリーという言葉は。 傑作と言われると、読んでおかないといけないような気がします。 (function(b,c,f,g…

【サラリーマン書評】「となりの億万長者」トーマス・J・スタンリー〜投資家が必ず読むべき名著

今回ご紹介するのは、『となりの億万長者』という本です。 これは、トーマス・スタンリー博士が過去の億万長者に関するデータをもとに書いた「となりの億万長者」を、最新のデータで検証し直し、以前述べられていた考察・結論が今でもなお実証されているとい…

「JUST KEEP BUYING」名著で見る投資の極意

このブログでも以前紹介した、名書「サイコロジー・オブ・マネー」 あれから、いろんな本を読んできましたが、上記の本に次ぐ本を見つけました。 それが、この「JUST KEEP BUYING」です。 www.oguecolabo7.com www.oguecolabo7.com この本について、少し今回…

【サラリーマン書評】「乱反射」貫井徳郎〜小さな連鎖が2歳の子供の命を命を奪う

単身赴任で、茨城県に来ているので、以前のようになかなか本を読めなくなった。 図書館で借りると言うことが減ったからでしょう。 当然、茨城にも図書館はあるんですが、住民票は大阪なんで。 でも、たまに本屋さんで面白そうな本を見ると買って読んだりしま…

【サラリーマン書評】「起業の天才」大西康之〜日本の衰退を招いた人たち

最近は、図書館より、古本市場とかに行って、本を買っています。 なんでかというと、図書館で探そうにも、なかなか本が多すぎて見つけられないから。 それに比べて、古本市場とかに行くと、結構本屋さんみたいに、おすすめの本とか、本屋さん大賞をとった本…

【サラリーマン書評】「方舟」夕木春央〜ドキドキするが、展開に無理が。。。面白いけど

最近、古本屋に行き、「本屋大賞」の本を買って読むことが続いている。 本屋大賞って、本屋さんが選ぶだけあって、面白い本が多いんだよな。 芥川賞とか、そんな本はあまり読んだことないけど、本屋大賞の本は、結構選んで読んでるわ。 で、今回もノミネート…

【サラリーマン書評】「塞王の楯」今村翔吾〜壮大な石積み職人の話。

この本も図書館から借りてきた本なんですが、タイトルだけ調べて予約したので、受け取った時、びっくりしました。 あまりにもボリュームがあって。 全540頁程度。 もう本が立ちます。 「塞王の楯」。 図書館で借りれるのは、2週間。 この分厚い本は、計画的…

【サラリーマン書評】「六人の嘘つきな大学生」朝倉秋成〜就活という中で起こる起こる悲壮な戦い

最近、なんか小説を読む時間がなくて、なかなかこのサラリーマン書評を書く機会がありませんでした。 久しぶりに読んでこの本は、めちゃくちゃ面白かったです。 確かに動機が弱いような気もしますが。 「六人の嘘つきな大学生」。 タイトルは、なんか面白そ…

【サラリーマン書評】「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ〜少し院泊にインパクトにかけるが

この本も図書館から借りました。 予約していたけど、長い間待ちました。 もう忘れていたなって感じですが。 それがこの本「52ヘルツのクジラたち」という本。 著者は、町田そのこ氏です。 この人の作品は、初めてです。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.Moshim…

【サラリーマン書評】「バカと無知」橘玲〜研究結果を元にしたいろんな解析が面白い

この本は、小説とは違い、いろんな研究の成果、結果を元に、分析したものです。 分析というのは、いろんな面からの事象についてです。 著者の、橘玲(たちばな あきら)氏は、一般の小説も書いています。 有名なのは、「マネーロンダリング」ですかね。 (fun…

【サラリーマン書評】「硝子の塔の殺人」知念実希人〜密室トリックだが。これって推理小説の禁を犯してない?

やっと図書館から、予約した本が借りれるようになりましたよと連絡がありました。 ずっと前から予約していたので、すでに忘れていましたが。 それがこの本「硝子の塔の殺人」という本。 著者は、知念実希人氏です。 この人の作品は、結構好きですね。 特に「…

【サラリーマン書評】「正欲」朝井リョウ~特殊性癖を描いた作品だが読みづらさが際立つ

最近、図書館に行く機会がなくて。 で、以前から予約していた本が図書館に届いたということで、取りに行きました。 それがこの本「正欲」という本。 著者は、朝井リョウという人です。 アプリで管理している書籍データベースをみても、今回初めて読む著者の…

本「年収443万円〜安すぎる国の絶望的な生活」〜日本の将来への不安とマネーリテラシー

最近図書館に行けてないのですが、気になる本があり、Amazonで購入しました。 それが、「年収443万円〜安すぎる国の絶望的な生活」 気になる内容だったので、じっくり読みたいなって。 読んでいて、データを元に書いているのは、非常にわかりやすいです。 た…

【サラリーマン書評】「CHANCE(チャンス)」犬飼ターボ~リアル版「夢をかなえるゾウ」か。意外と心に心に刺さる

なんか久しぶりのサラリーマン書評です。 今、転勤して北関東の方に行ってまして。 そのため、図書館で本を借りて読むというのが、なかなかできない状況です。 しかし、この本「CHANCE(チャンス)」という本は、Youtubeで紹介されてまして、その動画を見て…

【サラリーマン書評】「自由研究研究には向かない殺人」ホリー・ジャクソン~引き込まれる面白さ

今回は、ホリー・ジャクソン著者の「自由研究には向かない殺人」。 図書館で予約して読みました。 本屋さん大賞だったかな、知ったきっかけは。 最近店頭で帯見て買わないから、どの本が面白いかわからないんですよね。 というか、選ぶ基準がなくなったとい…

サラリーマン書評「かぼちゃの馬車事件〜スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏」もう怒りしかない

通常のサラリーマン書評とは少し違います。 今回は、小説ではありません。 ずばり、「かぼちゃの馬車事件〜スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏」という本です。 著者は、SS被害者同盟代表の冨谷皐介(とみたに こうすけ)氏です。 家電メーカーの中間管理職…

【サラリーマン書評】「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス~名作はいつ読んでも素晴らしい感動を与える

今回は、ダニエル・キイス著者の「アルジャーノンに花束を」。 すごく有名な作品です。 私がこの作品を知ったのは、氷室京介氏の「Dear algernon」です。 アルジャーノンとは、この小説の中に出てくるネズミのことです。 氷室京介氏のアルバム、「Flowers fo…

【サラリーマン書評】「ノースライト」横山秀夫~少し退屈に感じたがそれは自分のせいなのかなって。

今回は、「ノースライト」。 横山秀夫氏の作品です。 結構人気の小説でした。 図書館に予約していましたが、なかなかあかなくて、忘れてた頃に連絡がきました。 なんの作品だっけと記憶をたどりながら窓口に取りにいきました。 横山氏の作品は、いい作品が多…

【サラリーマン書評】「長期投資でお金の悩みから自由になった人たち」澤上篤人~さわかみファンドの創設者というだけで価値がある

今回は、「長期投資でお金の悩みから自由になった人たち」。 澤上篤人太氏という人が書いている本です。 この人は、投資の世界では有名です。 さわかみファンドの創設者です。 直販投資信託の先駆けですね。 説明・目次 読んだ時の感想 総評 ◆読みやすさ ◆意…

【サラリーマン書評】「なぜサラリーマンは年収1000万円でもお金持ちになれないのか?」加藤皓太~本を書く人自体が誤った認識でいる

今回は、経済本である「なぜサラリーマンは年収1000万円でもお金持ちになれないのか?」。 加藤皓太氏という人が書いている本です。 図書館で借りてきた本ですが、面白そうだなって。 しかし、読んでいくと、なんだこれ?って。 こんなレベルの人が本書いて…

【サラリーマン書評】「財政破綻論の誤り」朴勝俊~今だにいる財政破綻論者について正面から反論する

今回は、「財政破綻論の誤り」。 朴勝俊氏、シェイブテイル氏の作品です。 今回は小説ではありません。 従って、書評というよりは、この財政破綻論について、再度本を読んで勉強した内容となります。 最近は、Youtubeで簡単に学べる内容であり、藤井隆教授や…

【サラリーマン書評】「流浪の月」凪良ゆう~夢中で読んだが、説明不足にイライラする

今回は、「流浪の月」。 凪良ゆう氏の作品です。 この作品は、非常に評判が良くて、図書館で予約してもなかなか順番が回ってきませんでした。 2020年の本屋大賞を受賞していると言うことで、非常に興味を持っていました。 映画化もされたようで。 日本の映画…

【サラリーマン書評】「カエルの小指」道尾秀介~複雑で、本当にそこまで考えられていたのか。。。

今回は、「カエルの小指」。 道尾秀介氏の作品です。 以前、「カラスの親指」という本を読みました。 その続きということで、本屋さんの店頭に並んでいました。 読みたくて、すぐに図書館で予約しました。 文庫本ではなく、単行本がすぐに借りれました。 説…

【サラリーマン書評】「模倣の殺意」中町信~

今回は、「模倣の殺意」。 中町信氏の作品です。 最近、本屋で本を選ばないので、何を読んだらいいのか迷います。 本屋さん大賞というのは、結構いい本があるので、歴代の受賞作品を探すことにしました。 で、見つけたのが、この本です。 何やら面白そうなト…

【サラリーマン書評】「カラスの親指」道尾秀介~軽快に続く物語、そして最後の最後にくる結末!最高です。

今回は、「カラスの親指」。 道尾秀介氏の作品です。 これ、検索すると結構昔に映画化されているんですね。 いやー、あらためてみると2011年初版と。 結構古い小説でした。 うーん、どおりで闇金とか、なかなか現在とは少し様相が違うなって。 説明・あらす…

【サラリーマン書評】「国士」楡周平~読んでいくと腹が立ってくるが。。。

今回は、「国士」。 楡周平氏の作品です。 なんか面白そうなので、ちょっと借りてみました。 読んでみると、正直なんか色々問題があり、言いたいことがいっぱい。 もう、なんか途中でムカムカしてきましたね。 特に外資からきた経営者たち。 日本って、なん…

【サラリーマン書評】「ひとつむぎの手」知念美希人~読み応えありのすっきりした作品で気持ちいいね。気持ちいいね。

今回は、「ひとつむぎの手」。 知念美希人氏の作品です。 この本も、前回読んだ「フーガとユーガ」と同様、結構前から図書館で予約していて、やっと借りれるようになったという本です。 この知念美希人の作品は、意外と読んでいます。 「仮面病棟」や「崩れ…

【サラリーマン書評】「フーガとユーガ」伊坂幸太郎~不思議な感じがする小説だが面白い!

今回は、「フーガとユーガ」。 伊坂幸太郎氏の作品です。 この本は、結構前から読みたかったんですが、図書館でもなかなか順番が回ってこなくて。 結構待ちました。 どんな話なのか。 この作品も本屋さん大賞にノミネートされた作品です。 いいですね、図書…

【サラリーマン書評】「蜜蜂と遠雷」恩田陸~ピアノのコンテストの臨場感がすごい

今回は、「蜜蜂と遠雷」。 恩田陸氏の作品です。 この小説は、なんか面白そうな本ないかなと、探していて見つけました。 結構好きな賞で、本屋さんが選ぶっていうのがあります。 あれで見つけました。 以前、ピアノの調教師の話がありましたが、あれは正直自…

【サラリーマン書評】「嗤う淑女二人」中山七里~もうテロか。正直警察官はもっと優秀だろって

今回は、「嗤う淑女二人」。 中山七里氏の作品です。 この小説は、嗤う淑女シリーズですね。 内容は、結構面白いほど、シナリオ通りに進む展開に、まぁ半沢直樹みたいな感じの。 まぁ逆バージョンだが。 そんなにうまくいくわけないだろって。 そんな思いも…