日本のサラリーマンの給与はそんなに上がっていません。
アメリカやイギリスなどの先進国と比べると、結構露骨なんですよね。
実質賃金指数なるものがあり、各国は全て上昇しているのに、日本だけ下がっている。
このグラフ見ると、本当に日本大丈夫かって。
物が安くなって嬉しい!って言っていたら、とんでもないことになりますよ。
日本の物価は安い
日本の物価って世界から見ると非常に安いそうです。
日本で生活していれば、あまり感じないかもしれませんね。
私も安いと言われても、そうかなって思ってしまいますが。
しかし、海外の物価を見てみると、高くてびっくりします。
以前、渡辺直美がニューヨークの物価について言ってましたね。
軽いブレックファーストだけで、2人で7千円程度したって。
もちろんニューヨークは特別だと思いますが、海外でラーメン食べようと思うと、それだけで1,500円程度するとか、普通に聞きますよね。
イギリスでCoCo壱番のカレーが人気だそうですが、チキンカツカレーが1,700円程度するそうです。
海外からの旅行者は、食べ物が安いにもかかわらず美味しいと、非常に好評です。
先進国で、ワンコインで普通に美味しいご飯が食べられるって、確かにすごいですね。
ただ、日本で働く外国人の多くは、東京は物価が高いと言っている人もいます。
どちらが正しいのか。
それは給与が低いから、それに対して物価が高いということになるんでしょうね。
家賃について言えば、やはり東京の家賃は高いですよね。
住んだことないけど、ネットニュースとかでみると、高いなって。
しかし海外では、もっと高いっていうのは聞きますね。
大都市ということで、東京と比べられるのがニューヨークですが、ニューヨークの家賃の高さは特別ですよね。
ディズニーランドの入場料を見ると。
日本の入場料は、8千円程度ですが、海外の入場料は、1万円を超えているそうです。
カリフォルニアのディズニーの入場料は、1万4,000円程度だそうです。
パリも約1万円。
狭い香港のディズニーランドでも、日本より入場料は高いそうです。
世界は物価、給与は上がってる
世界をみるとどうでしょうか。
世界では、物価も給与も上がっています。
給与(実質賃金)でみると、日本だけです。下がってるのは。
1997年を100とした場合、各国の給与水準はどうなっているのか。
2016年時点で見ると。
対して、日本は。
89です。
海外の旅行者は安いから日本に来てる?
日本に来日する外国人観光客は、コロナ禍で減ってはいますが、コロナ前は結構きていましたね。
リピーターも多いのも特徴ですね。
もちろん喜ばしいことなんですが。
しかし、観光客が最も喜んでいるのは、物価の安さではないでしょうか。
海外で働いて、多くの給与をもらい、安い日本で過ごす。
魅力があり、かつ物価が安いということで、日本は今後も多くの観光客を魅了するでしょう。
観光には、この安さはいい武器になるようです。
資源獲得競争で不利になる
では、安いというのはいいことなんでしょうか。
日本は資源の乏しい国です。
石油も取れないし。
鉱物資源も少ない。
食料自給率も低いです。
従って、海外から輸入しなければならないのですが、その時に各国と競争となった場合、日本は勝てるのでしょうか。
例えば、日本食ブームが世界中で巻き起こっている昨今、マグロなどの高級魚に目をつけたのが中国です。
その中国が乱獲を始めたら、日本で今後マグロのお寿司が食べにくくなってしまいます。
まぁ、魚であれば海に出て漁をして捕獲するのですが、鉱物資源はどうでしょうか。
売る側は、そりゃ高く買ってくれた方がいいに決まってます。
そうなると、日本は、海外に負けてしまう。もしくは高い価格での取引となってしまいます。
かっぱ寿司の半額セールに集まり苦情
最近、かっぱ寿司で、一日限定で半額セールやってましたね。
これ、最初にニュースで聞いた時、えらいことになるぞ!って思いました。
半額って、100円の寿司が50円でしょ。
半端なく集まるぞ。
普通考えただでもわかりますよね。
案の定、大混乱。
こんな状況でも車でくるアホもいて、周辺はえらい大迷惑だったようで。
こんなことを企画する方もアホだが、いく方もアホだな。
あと、安さにつられていった上で、苦情をいう輩もいて。
関係ない周辺住民の苦情はもっともだが、行って食った客が苦情言ってるのには笑ったわ。
全てにおいて、想像できることだし、半額にもなっていて文句言うか!って。
まぁ、それはさておき。
お寿司が100円って言うことだけでも、日本って安いなって。
海外だといくらだろうかと。
その上、今後中国なんかが魚を乱獲しだしてるのに、こんな金額で大丈夫かって。
マグロとかも、中国人にどんどん取られていくよな。
今後は魚の値段も上がり、漁業をする人も減るため、経営って成り立つのかな。
安いから嬉しい。いいことだって言うのは、なんかもうやめないと日本やばいなって。
安いのに慣れると、今後厳しいぞって。
それより、インフレに向けて、値段も上がるけど、給料もあげるって。
さらにマネーリテラシーを向上させ、投資でお金を運用して増やす。