アーティストの印税ってどのくらいなのでしょうか?
歌唱印税、いわゆるアーティス印税。
よく言われるのが、芸能人で一番儲けているのは、ヒット曲を持つ歌手だと。
結構有名なのが高橋ジョージ。
1993年に発売した「ロード」という曲があります。
220万枚を売り上げたそうです。
高橋ジョージは、THE虎舞竜というバンドのボーカルでした。
高橋ジョージは、作詞作曲を手がけました。
「1年後に約22億円もの印税収入があった」と告白しています。
更に驚くことに、いまだに、高橋のもとには年間1,200万円程度の印税が入るということです。
CDが売れた時の印税
まず、CDが売れたときの印税は、以下のようです。
歌手:CD単価の1%~。
契約、経験などにより、増えていくこともある。
作詞/作曲:CD単価の1.5%~2.0%(作詞作曲両方なら、3.0%~4.0%)
さきほどの高橋ジョージさんは、作詞と作曲両方をしていたので、ロードが売れて20億近くもらったとのこと。
すごいですね。
別名がアーティスト印税と呼ばれるものです。
これが歌手がもらえる1%程度と言う印税です。
作詞・作曲をすれば今度は著作権が発生します。
これはいろいろですが、最終的には上記の印税がもらえるそうです。
まぁ、契約によりいろいろ変わるでしょうけどね。
カラオケでは
カラオケはどうなってるんでしょうか?
1曲歌われたら、チャリーンって入るのでしょうか?
どうやってカウントしているんでしょうか?
JASRAC(日本音楽著作権協会)という団体があり、そこが著作権などを管理しているようです。
そのJASCRACがカラオケ店と契約し、著作権料をアーティストに分配しているんです。
カラオケ店は、JASRACに使用料を払うそうです。
大体、20部屋ぐらいあるカラオケ店で、月8万ぐらい。
JASRACはさらに音楽配信事業者からも著作権料を徴収しています。
(実はさらに、利用単位使用料として、カラオケ店から得ている情報量の約10%を音楽配信事情社から徴収しているそうです。)
アーティストは、1回の再生でおよそ2~7円をもらっているそうです。
そこから、さらに作曲家・作詞家、編曲家に分配されるそうです。
意外と少なそうですが、日本全国にあるカラオケ店で、歌われるとなると、すごい数になるんでしょうね。
先ほどの高橋ジョージは、作詞作曲してるので、1回5円とすると。
年間に240万回歌われたことになります。
1日でいうと、約6,580回。
1つの県でいうと、約140回。
うーん、有名な曲だからそのぐらいは歌われるんでしょうね。
ミスチルとか、サザン、B'zなんかはすごいですよね。
しかし最近はCDが売れなくて
音楽だけならとっくに死んでいる。
これはある意味あっているのでしょうね。
CDは最近どんどん売れなくなっていっているし、カラオケも昔ほどはやっていません。
本当にカラオケなんて行ってないもんな。
しかし、どの時代にも語り継がれるという歌はあり、氷室京介、サザンオールスターズや、B'z、中島みゆきなどという大物かアーティストは、実際印税だけで十分食べていけるでしょう。
もっと歌われているアーティストはいると思うのですが、なんせアーティストと呼ばれる人が多すぎますから。
そういう意味では、GACKTが言うように、音楽だけでは食べていけないという人は多いと思う。
GACKTも知名度はあるが、じゃ、みんながしっている代表曲があるかというとほとんどありませんよね。
そういう観点で言うと、上位と下位の差が激しい世界だと言えますね。
テレビで出ている印税話
プライベートの切り売りが激しいテレビ業界。
アーティストが自分の印税額について、ぺらぺらとしゃべっております。
まぁ、視聴者目線で言うとへぇーって感じなんですがね。
金爆・鬼龍院のカラオケ印税
金爆の鬼龍院は、カラオケ印税で自作曲で推定3億円あったとのこと。
元チェッカーズの鶴久政治の作曲
元チェッカーズの鶴久政治は、チェッカーズ時代に何曲か作曲を担当していました。
チェッカーズ時代に作曲した曲数は約200曲にも及ぶそうです。
で、その曲がカラオケで歌われると印税が入ってきます。
その額は、なんと家族3人が1年間生活をして、趣味の釣りやゴルフをして、更に高級外車を買い換えられるぐらいの金額だそうです。
大体1,500万円ぐらいでしょうか。
いやー、すごいですね。