プラレールと言えば、男の子の定番のオモチャですね。
大抵の男の子が通る道。
そう言っても過言ではありません。
うちの子供達も当然その道を通ってきました。
プラレールシリーズで、普通の電車もあれば、蒸気機関車もある。
また、トーマスシリーズもありますからね。
しかし、プラレールシリーズで、プラレールのさらに蒸溜モデルであるプラレールアドバンスを知ってる人は意外と少ないかもしれません。
それは非常に残念と言うか、もうすでに発売中止になっているのはわかりますが、非常に残念なことです。
プラレールアドバンスとは
プラレールアドバンスとは、プラレールのレールの上を走る電車、機関車のオモチャです。
プラレールと異なるのはその大きさです。
プラレールのレールでは、とうぜん車輪が走る2つの線がありますが、プラレールアドバンスは、その片方のみをレールとして使います。
そのため、電車自体のサイズは、大体プラレールの車両のおよそ半分程度となります。
小さくなるので、それだけ繊細な作りとなり、お値段も高めになってます。
ただし、小さくなったからと言っても、細かな部分が雑かというとそうではありません。
しっかりと逆に精巧に作られています。
レールは基本的にはプラレールと同じものをそのまま使いますが、プラレールの線が二本になるため、その間をクロスするレールであるとか、二つに分かれるレールなどは、アドバンス仕様のものが必要となります。
要するに通常プラレールの1本のレールを2本のレールとして使用するため、その間で行き来できるようにする線路があるということです。
一つのレールに二つのレーンがあるため、列車のレーンはより多様な形となり、かなり面白いレイアウトが可能となります。
ほとんどのレールは、まあ使えるんですが、坂道は残念ながらアドバンス専用の坂道となります。
プラレールの坂道では急すぎて上れません。
アドバンス仕様の坂道が必要となります。
パワーが少しないような感じであり、繊細な感じがやはりします。
つなぎ目があると、そこで引っかかり、スムーズな走行が出来ません。
レールを作るときには、下がしっかりしたところで作った方が良いです。
まぁ、雑に作ってもそれなりに動くプラレールと違い、その辺は上級モデルということで、対象年齢も高めになっています。
しかししっかりとレールを作れば、問題なく動きますよ。
↓ こういうレイアウトが自由に作れます。
対象のターゲットは
プラレールが三歳以上に対して、プラレールアドバンスは六歳以上となってます。
作りも繊細なので、雑に扱うと壊れますから。
レールが細いため、すぐに脱線したりします。
その辺のことを考えると妥当ですね。
すぐ脱線と言っても、きちんとつなぎ目で段差がないように作れば、問題ないレベルで遊べます。
このプラレールアドバンスは、ほんとに良く出来ています。
グッドデザイン賞も受賞しています。
プラレールを卒業した子供が主なターゲットですが、大人でも結構楽しめると思います。
豊富なオプション
何と言っても楽しいのは、リモコンでしょう。
赤外線によるリモコンキットがあります。
バンドは二つしかないため、リモコンで遊べるのは2台までとなりますが。
言い換えれば、同じバンドなら、複数の電車を同時にコントロールできます。
(それが楽しいかは別にして。。。)
後は、クロスレールや分岐レールがあります。
これにより豊富なレイアウトの作成が可能となります。
ストップレールもあり、リモコンがないアドバンスの電車も駅で止めることが出来ます。
当然アドバンス専用の駅もありますよ。
プラレールの駅よりももっと本格的です。
リモコン使って、駅で止める。
夢中になりますよ。
発売停止
これほど素晴らしいプラレールアドバンスですが、残念ながら今は発売停止となっています。
2017年で販売終了となりました。
理由はいろいろでしょうが、要するに売れなかったと。
おーい、なんでだよ。
こんなにいいおもちゃなのに。
プラレールから卒業した子供達の為のものでしたが、その後Nゲージに移行していくのが、電車好きな子供の流れでした。
しかし、最近はプラレールの後、すぐにNゲージに行く子供が増えたのではないでしょうか。
レンタルレール屋に行っても、最近は子供が多いことに驚きます。
あんなに高いNゲージを持ってるなんてって。
確かにNゲージはすごいですよ。
しかしあれはあれで、少し高すぎます。
車両も結構高くて、1万円以上は平気でしますからね。
プラレールアドバンスに話を戻すと。
アドバンスは、ほんとに多くの車両が発売されていました。
新幹線から蒸気機関車まで。
蒸気機関車は、結構かっこいいですよ。
通常アドバンスの車両は4両編成ですが、蒸気機関車は3両編成となります。
動力車は後ろの車両となり、先頭の蒸気機関車は押されて走るような形になります。
蒸気機関車は細部まで細かく作られていて、みていても本当に楽しいです。
車輪は少し手が抜かれていて、透明なプラスチックの板で車輪を動かしていますが、その辺は逆に丈夫に作られており気にならないでしょう。
しかし、ほんとに何故販売終了になったのか分かりませんが、なんかもったいないですね。
プラレールアドバンスはもう買えないのか
まだ買えます。
アマゾンに見に行くと、アドバンスはまだ売ってます。
買うことは出来ますよ。
最近、下の子用に蒸気機関車を買いました。
捜すと結構な数が出てますね。
これはいわゆる在庫品と言うことになりますが、嬉しいやら悲しいやら。
それだけ売れ残ったものがいっぱいあったと言うことですが。
今度は0系新幹線が欲しいと言われてるので、無くならないうちに買っておく必要があります。
しかし、在庫がなくなると、もう買えないんですね。
それ思うと残念です。
プラレールアドバンスの資産価値は
さて、このプラレールアドバンスの資産価値はどのくらいでしょうか。
もし、持っているアドバンスを売れば、どのくらいの価値になるんでしょうか。
ちょっと調べて見ましょうか。
先ほども書きましたが、まだアマゾンなどで買えます。
Yahoo!のオークションではどうでしょうか?
うん、残念ながら、安いです。
ほぼ1000円以下で買えます。
セット売りでも2000円程度とか。
うーん、ほぼ価値はないってことなんでしょうか。
もちろんYahooでは、中古が売りに出されていますからね。
新品だとどうか。
新品だと、定価程度で買えそうです。
南海ラピートが4,980円で発売されています。
新品です。
やはり子供向けなので、お金持っている層からの支持は少し少ないようですね。
もうNゲージに行っちゃいますからね。