大阪の吉村市長は、早く政府が緊急事態宣言を出すことを望んでいるようです。
緊急事態宣言を出すことにより、国民の間に広がってる、自分は大丈夫だという認識を改めたいと。
確かにこんな状況でも、長距離の移動したり、飲み歩いたりしている人とかを見ると、少し自覚が足りないのかと思ったりもします。
反面、必要以上に恐れさすのもどうかと思ったりもします。
重症化するのはあくまでお年寄りなどの一部です。
緊急事態宣言
既に、東京都などでは、不要不急の外出を控えるように、国民に対して申請しています。
緊急事態宣言が出れば、その申請に法的根拠をもってできるようになります。
安倍総理が2月に国民に向けて要請した、大規模イベントの自粛などについても、宣言後は各都道府県の知事が、学校や百貨店などの施設に対して、法律に基づいた使用制限を要請することができるようになります。
それでも、もし事業者がみんなが納得するような正当な理由がないのに応じない場合には、要請よりも強い「指示」を出すこともできるそうです。
ただし、これらの要請には罰則規定はありません。
あくまで要請であり、無視することが出来ると言うことです。
ただ、それが公になれば、周りから非難されその後の事業活動に支障をきたすことは避けられないと思いますね。
申請と異なる点としては、以下の2点が挙げられます。
1.では、知事が医薬品や食料品の生産・販売・輸送業者らに売り渡しを要請できるようになります。
従わなければ30万円以下の罰金が科されます。
2.では、周辺の道路などを最長で72時間遮断できます。
従わなかった場合は50万円以下の罰金が科されます。
オーバーシュートの定義
最近、緊急事態宣言と同時に話題に上がるのが、オーバーシュートと言う言葉。
このオーバーシュートとは、新規感染者数が急増することを言います。
急増って何か基準があるのでしょうか。
オーバーシュートについては以下のように定義されているようです。
2、3日で累積患者数が倍増し、その傾向が継続して認められる場合
医療崩壊をオーバーシュートと誤解されることがあるそうですが、上記が正しい定義のようです。
最近の都市部の感染者数の増加は、ひどいがまだそこまでには至っていないとのこと。
必要以上に恐れさせず適度な行動ルールを
しかし本当であれば、感染した場合には重症化するお年寄りに感染を防ぐのかが大切だと思いますが。
ただそれをみんなが認識しているのかが非常に難しいです。
公園に行ってみると、お年寄りがブルーシートを引いて花見をしていました。
一体どういう事でしょうか。
どういう意識をしているのか。
緊急事態宣言をすれば国民の意識は変わるでしょうが、今申請している不要不急の外出とか、飲食店などに対しての自粛要請は、緩くなります。
日本人独特の今は自粛しておいた方がいいのかなっていう感覚ですが、緊急事態宣言だと一定基準以下の広さのお店はその対象外となるそうです。
国民が今は一丸となって感染拡大を抑えないといけない時です。
極端な行動に出ることは慎んで、3密を避ける。
広い公園を散歩するのは特に悪いことではないと思います。
(ただ、そういう人が多くて公園が密集している場合には、そこは絶対に避けるべきです。)
カラオケボックスとか、飲み会なんてもってのほかです。
酒の席自体が危険です。
酔うと声も大きくなり、肩を叩いたりと密接度は増します。
体は熱くなるけど、換気をすると気分が冷める。
今は家のみでいいじゃないですか。
もう少しの辛抱ですから。
メディアの質が問われているが。。。
メディアの報道は相変わらず受け狙い。
視聴率が取れるよう、インパクトのある報道をする。
こんな時ですらその姿勢は変わらない。
もっと報道すべき真実があるはずなんですが。
若い人が重症化した時に大きく報道しています。
これは確かに注意喚起にはインパクトがあるかもしれませんが。
但しこれはもっと他の面からも報道すべきです。
他の病気でも重症化する若者はいます。
それよりも交通事故やら銃の乱射事故による死亡者数の方がはるかに多い。
外出禁止により、どのくらい交通事故が減ったのか。
極端な話で、交通事故が一か月に1,000人の命を奪っていたとして、それが0人になる。
しかし重症化する若者が、数千人、数万人に1人の確率で発生する。
これをどう捉えるのか。
コロナウイルス怖い。
ととらえるのか、他の病気と同程度で怖いが、極端に恐れる必要はないと捉えるのか。
こう言うと怖いという意識が薄れるという意見もあるが、正しい意識を持った上で、節度ある行動をとって欲しいと。